ウミガメのスープ

吊るされた男

作者: セルス

何度、繰り返したことだろうか。この恐怖を。
その度に何度、死ぬような思いをしただろうか。

その日も、身体を動かないようにされ、身体が真っ逆さまになる。
俺の恐怖は最高潮に達した。
そのまま恐怖の絶頂を越え、俺は「助けてくれぇ!」と泣き叫んだ。

やがて。
俺はもう恐怖を味わわなくて済む事に安堵した。

状況を説明して下さい。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

ご臨終なされましたか?

No!です。

ジェットコースターですか?

あ・・・ジェットコースターでも成立します・・・ね(/_;) Yes!とします。

いいえ

いいですか?wこのまま進めてしまって。試運転担当者ですか?

No!です。

核心もう恐怖を味わわなくて済むとは、絶叫マシーンの運転が終わったということですか?

これ正解ですね、うん。。。|ω゚`)▄︻┻┳═一

答え

俺には彼女がいる。
彼女とは毎週末にデートをしているのだが、
毎月一回は、彼女の大好きなウミガメパーク-遊園地に行くようになっていた。

彼女は絶叫マシンが大好きで、特にウミガメパークの目玉ともいえる、
一周回るバイキングのような乗り物が彼女のお気に入りで、来るたびに乗っていた。

ところで、俺は絶叫マシンが大の苦手だ。
彼女に付き合わされて毎回渋々乗っていたのだが、
乗る度に毎回、恐怖のあまり死ぬような思いをしていた。

そして今日も、その一周回るバイキングに乗り込み、座席に身体を固定された。
そのまま振り子のように動き出す。振れ幅が徐々に大きくなり、
そしてこの乗り物の最大の特徴。最高点に到達した時にそのまま一時停止するのだ。
身体が真っ逆さまになるその時、俺の恐怖はいつも最高潮に達する。

ところが-その日はいつもと違った。
最高点に達したバイキングの船が、いつまで経っても動き出さなくなった。
真っ逆さまなまま、一切身動きをとることができない。
そうして恐怖の限界を越えた俺はパニックに陥り、「助けてくれぇ!」と泣き叫んだ。

俺が叫んだのをきっかけに、周りの乗客もパニックに陥りだす。
いつも喜んで乗っている彼女ですら、恐怖のあまり顔を蒼ざめさせ、ただただ身体を震わせていた。



その後、俺たちは何とか無事に救助された。
機器トラブルの原因は、乗り物の整備不良だそうだ。
今回の不祥事の責任をとり、ウミガメパークは閉園することとなった。

そのニュースを見た俺は、心の底から安堵した。
-あぁ、もうあの遊園地に行って、絶叫マシンに乗ることもなくなるんだなぁ・・・



・・・ん?彼女からメールだ。

「ウミガメパーク、潰れちゃったね・・・残念(/_;)
 でも、また新しい遊園地が近くにできるみたい!完成したらまた一緒に行こうね(*^^)v」



うわああああああああああああああああああああああああ

— yurusite

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