ウミガメのスープ

一杯の酒

作者: ディダムズ

とある街に、小さいけれど地元の人間が集う酒場があり、そこには人々に慕われるマスターがいた。
ある日、マスターは、「おう、あんたはこの酒だったな。」と、静かに一杯の酒を置いた。
ところが、その酒は一口も飲まれることなく、マスターは突然相手に水をかけた。
しばらくの沈黙を経た後、「またな。」と一言残し、マスターは外へ出ていった。

いったいは何が起こったのだろうか?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

マスターの相手は人間ですか?

どちらでもない!! 科学的には人間ではありませんが、人間と関係しています。

はい

マスターは酒を置く前から相手に水をかけることを予定していましたか?

YES

はい

その場所は酒場じゃありませんね?

YES!! この物語の舞台は酒場ではありませんでした。

はい

そこは墓場ですか?

YES!!! その通りです。それでは、解説に入ります。

答え

ある日、マスターはとある墓地を訪れます。
この墓地には酒場の常連であり、マスターの親友であった男が眠っていました。
マスターは彼の墓の前まで行くと、生前彼の好きだった酒を取り出し、杯に注いで墓前に供えました。
墓石に水をかけ、手を合わせて目を閉じると、彼との思い出が蘇ります。
やがてマスターはゆっくりと目を開き、親友に別れを告げると、静かに墓地から去って行きました。

そう、これは"酒場"ではなく、"墓場"での物語だったのです。
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