ある日、マスターは、「おう、あんたはこの酒だったな。」と、静かに一杯の酒を置いた。
ところが、その酒は一口も飲まれることなく、マスターは突然相手に水をかけた。
しばらくの沈黙を経た後、「またな。」と一言残し、マスターは外へ出ていった。
いったいは何が起こったのだろうか?
【ウミガメ】【闇スープ】

マスターの相手は人間ですか?

どちらでもない!! 科学的には人間ではありませんが、人間と関係しています。

マスターは酒を置く前から相手に水をかけることを予定していましたか?

YES

その場所は酒場じゃありませんね?

YES!! この物語の舞台は酒場ではありませんでした。

そこは墓場ですか?

YES!!! その通りです。それでは、解説に入ります。
この墓地には酒場の常連であり、マスターの親友であった男が眠っていました。
マスターは彼の墓の前まで行くと、生前彼の好きだった酒を取り出し、杯に注いで墓前に供えました。
墓石に水をかけ、手を合わせて目を閉じると、彼との思い出が蘇ります。
やがてマスターはゆっくりと目を開き、親友に別れを告げると、静かに墓地から去って行きました。
そう、これは"酒場"ではなく、"墓場"での物語だったのです。