ウミガメのスープ

ゴールは日の出とともに

作者: namidame

ある時、レースが行われた。
開催者が言うには、「日の出とともに私のもとに辿りついた何名かに栄誉を与える」とのことだった。
それを聞き、ある者は準備を行い、またある者はすぐに出発した。
しかし、優勝者は道中ほぼ自ら動くことなく優勝を勝ち取ったのだという。
優勝者は、一体どのような手段で優勝を勝ち取ったのだろうか。


※元ネタあり

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

開催者がいた場所は重要ですか?

Yes 答えに直接的な関係がないので白状しますととある山の頂上、なおレース中開催者はそこを動いておりません。

いいえ

優勝者は開催者の隣にずっといましたか?

No

はい

自ら動くことがないというのは、誰かが優勝者を運んで乗り物に乗せて山の頂上に行っても、「優勝者が自ら動くことなく」は成立しますか?

Yes!!それももちろん成立します。

いいえ

優勝者は空を飛びますか?

No

はい

優勝者は乗り物を使いましたか?

Yes!!

はい

核心十二支の子で丑の上に乗っていて丑のゴールする瞬間飛び降りましたか?

Yes

はい

核心人間ではないですね?

Yes

答え

昔々の話です。ある日、御釈迦様からの通達が動物たちに届けられました。
「私のもとに新年の挨拶に訪れた12名に一年を司る権利を与える。」
その言葉を聞いた狡賢い鼠は、猫に「一月二日に御釈迦様に挨拶に行けばいい」と、嘘を教えました。
これでライバルが減った。そう思った鼠は、意気揚々と御釈迦様のもとに向かいます。しかし、彼はそれでは飽き足らず更にズルを行います。
目の前には自分が鈍いことを理解して早い時間から出発した牛がいました。その頭に気付かれないように乗り、御釈迦様の前まで来たら飛び降りて優勝をかっさらおうと考えたのです。
作戦通りに、御釈迦様のもとに到着する少し前に牛からぴょんと飛び降りました。周囲にはまだ他の動物は見当たらず。このままでは鼠が優勝してしまいます。
しかし、温厚な牛はそれを咎めることもなく、「君の次の年は僕が司ることができるんだから、先に行ってもいいよ」と鼠を先に行かせました。
こうして、鼠が優勝することとなり、十二支の一番目として名を連ねることとなったのです。

— 四作目。不思議なレースの話。

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