ウミガメのスープ

【ラテクエ22リサイクル】 「しろ い モノクロ い ねこ」

作者: yan

いつもの道、いつも同じところにいる黒猫に挨拶して通る。それが私の日課だった。

そんなある日、ここ数日挨拶していないことに気づき久しぶりに挨拶に出かけたところ、

いつもの黒猫ではなく白いものがいるのを見つけた。それを見て、私は全てを悟ったのだった。


状況を説明して下さい。


※ ラテクエ22選考会、Ratterさんの出題のリサイクル問題です。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

白いものは生き物ですか?

NO!

はい

いつも黒猫は私に対してなんらかの反応をしていましたか?

YES 特定の反応、ってわけでもないですが

いいえ

白いものとは骨ですか?

NO! そもそも…

いいえ

いつもの黒猫娘が白衣のナースコスに!!、、、ですか?

NOおおお しかしその発想、嫌いじゃないぜ!

△

白いものは他の人から見ても白色ですか?

YESNO? そもそも…!

いいえ

白いものは男以外の人にも見えていますか?

NO

はい

黒猫は本当の生きた猫でしたか?

YES

いいえ

白いものとは幽霊ですか?

NO!

いいえ

数日間挨拶をしなかったことが原因ですか?

NO 原因結果としては、むしろ…

はい

「全てを悟った」とは、私自身に関することですか?

YES!!

はい

挨拶しなかった間はその道を通ってなかったのですか?

YES

はい

黒猫は生きていますか?

YES

いいえ

「私」は生きていますか?

NOOOO!!!

はい

核心白いものは死神みたいなものですか?

YES!! 正解です!

★
はい

黒猫は普通の猫でしたか?

YES ただ、普通の猫でも…

答え

あれ、今日は何日だったっけ… 重い頭で考えるが、思い出せない。
自分が誰かも、今どこにいるかも、何をすべきかさえも。

ただ、ここにじっとしてたらダメな気がした。 会いに行かなきゃ。 でも、誰に?

ふと、あの黒猫を思い出した。あの猫に会うのが、私の日課だったはずだ。
私は、重い体を動かし、黒猫の元へと向かった。

暗い夜道を進み、その場所に近づくと… 遠くに、あの黒猫が見えた。
しかし、私が近づこうとすると、警戒する様に毛を逆立て、低くうなり始める。

そして、私がその場所にたどり着く前に、黒猫は逃げ去ってしまった…
どうして… 今まで、懐いてくれていたのに…

ふと、道端を見ると、道路脇の電信柱に、花が添えてあった。
だれか、ここで事故にあったのか… !? 事故…?!

「ふう、ようやく、気付いてくれましたか」

気がつくと、すぐそばに、白装束に身を固めた女性が立っていた。
その手には…    大きな、鎌が握られていた。

「その姿… まさか、死神!?」
「ええ、まぁ…」

「…なんで、さっさとあの世に連れていかなかったんだ?」
「ええ、貴方みたいに、自分が死んだことに気付いてない方は、無理やり魂の緒を切ると支障がありましてね…」

「…気づくのを待っていた、ということか?」
「はい、といいますか、ずっとそばにいたんですけどね。貴方が気付いてくれなかっただけで」

「…そうだったのか。迷惑掛けたな」
「いえいえ、待つのも仕事ですから。それでは失礼して…」

彼女が鎌を振ると、足もとから延びていた細い紐のようなものが切り離される。

「では、いきましょう… まずは閻魔大王のところで裁きを…貴方は行いがよかったから、きっと大丈夫ですよ」
「…ありがとう」

そして、すべてを悟った私は、空へと昇っていく。

…気がつくと、いつもの場所に黒猫が戻って、私を見上げていた。

「ニャア。」

見送ってくれるのか? …ありがとな。

私は、そいつに軽く手を振り、あとはもう振り返らなかった…。

— ※ ラテクエ22選考会、Ratterさんの出題のリサイクル問題です

保存しました

参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。


💬 参加者チャット

この問題、気に入りましたか?

📺 配信・対面での出題にご利用いただけます。ご利用のルール(出典・改変について)

DEBONO この感覚を一人で味わうなら DEBONO 一人でウミガメのスープを遊べる。無料・登録不要