ウミガメのスープ

天国へ続く自販機

作者: まいぺぇ

自動販売機の前で財布を握りしめた男が倒れている。


一体何があったのだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

小銭を自販機の下に落としましたか?

No!

いいえ

ポスターですか?

No!

はい

男は熱中症で倒れたのですか?

Yes!

いいえ

財布が千円札でも成立しますか?

No!

△

道端のジュースの自販機で成立しますか?

YesNo?その自販機の場所によります。

はい

男は飲み物を買おうとしたのですか?

Yes!

いいえ

男はジュースを買いましたか?

No!買っていません!

はい

男は自動販売機で水分補給用の飲物を買おうとしていましたか?

Yes!

いいえ

熱中症で倒れたので自動販売機の陰に運ばれましたか?

No!

はい

財布の中にお金は入っていますか?

Yes!

△

自販機に季節はずれのあたたか~いがありましたか?

YesNo!どちらでも成立します。

いいえ

全部売り切れてましたか?

No!売り切れていません!

いいえ

11 つめた〜いがなかったからですか?

No!つめた~いはありました!

はい

買う直前に力尽きましたか?

Yes!しかし…

はい

核心万札しかなかったのに千円札しか受け付けないタイプの自販機で、飲み物が変えず熱中症で力尽きましたか?

Yes!そういうことです!解説出します!

★
いいえ

電子マネーしか受け付けないイマドキの可愛い自販機でしたか?

No!

いいえ

何度入れても硬貨が戻ってきましたか?

No!そもそも…

答え

旅が趣味の男は、今日も見知らぬ土地へ足を運ぶ。天気は快晴。絶好の旅日和の今回は辺境のド田舎にやってきた。辺り一面に広がる田んぼや山は、都会の喧騒を忘れさせてくれる…。男はこれ以上無い清々しさを感じていた。
しばらく歩いていた男は至極当前の現象に遭遇する。…喉の乾きである。用意していたお茶を飲もうとリュックの中に手を突っ込む。
そして気づく。 …お茶忘れた。
ヤバイ。死活問題だ。こんな田んぼと山しかないド田舎のド真ん中で水分が取れないとか。…最悪田んぼの水を飲めば…。
いやそれはもう人としてダメだろ、と自分で自分にツッコミをいれる余裕があることを確認しながら男は決心する。
…自動販売機を見つけるしかない。ド田舎とはいっても自販機の一つや二つあるだろ。あってくれ。
わずかな希望を胸に男は歩きだす。
数十分後。
ちょっと目眩がする。ヤバイ。こりゃ熱中症だ。早く自販機を見つけなければ…
そろそろ限界の男の視界に、ついにお目当てのものが姿を現した。
……自販機だああああああ!
男は数十メートル先にあるそれに向かって猛スピードでダッシュした。熱中症が悪化する事なんて考えない。どちらにせよ、水分をとれば俺の勝ちだ。
陸上選手も顔負けのスピードで自販機の前にたどり着いた男は、これまた驚くべきスピードでリュックから財布を取りだし財布を開いたところで…最大の誤算に気づく。
別にお金がなかったのではない。お金は入っていた。十万円ほど。ただ、それはすべて一万円札だったのだ。
自動販売機に一万円札は入らない。その事まで考えが及んだときには、すでに男の意識は黒く染め上げられていた…。


要約:熱中症で倒れかけていたので水分を自動販売機で買おうとしたが、財布の中には一万円札しかなく、何も買うことが出来ずにそのまま倒れてしまった。



男が目を覚ますと見知らぬ天井が目に入った。
あれ…ここは天国か…?…にしては田舎臭い天井だな…。
そんな事を考えている男の視界に、天井以外のものが侵入してきた。

「大丈夫ですか!?…良かったー!目を覚ましてくれて…散歩中に倒れてるあなたを見つけたときは、ホントにどうしようかとおもったんですからね!!」

…やはり、ここは天国かもしれない。だって、目の前に天使がいるのだから。
熱中症が引いてきた筈の男の体は、何故かまた熱くなり始めていた。

— 瞬殺されそう…

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