ウミガメのスープ

春風に吹かれて

作者: ツォン


らかな春風の匂い
穏やかな日差し
コンビニのミルクも、いつもよりおいしく感じる
私は相棒と散歩をしていました。

その日、私はある事件に巻き込まれたのです。
私自身はほとんど警察の役には立てませんでした。
しかし、相棒は警視総監賞をいただけるほどの大活躍をしました。

状況を補完してください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

相棒は犬ですか?

イェェェエス!さて、どんな犬?

盲導犬ですか?

そのとおり!

飼い主は盲目ですか?

イエス。

核心犬はにおいを追って、犯人を追っていましたか?

もうね、犬が出た時点で終わったとは思ってましたよ(;Д;)

答え

私、芝崎アオは視力障害を持っていて、相棒のグレンはそう、盲導犬(黒のラブラドールレトリーバー)です。

私は散歩の途中、ひったくり事件に遭遇しました。
「どけぇぇぇぇ!」
男が大声で私に言っていたのでしょうが、目の見えない私は状況がつかめずに男に衝突されてしまいました。

私は警察の事情聴取を受けましたが、目の見えない私は男の声以外はまったくわからず、警察の役にはあまりたてませんでした。
署内を婦警さんに引率されながら帰る途中、ほかの目撃者の情報から任意同行された容疑者たちとすれちがいました。

突然グレンが容疑者の一人に、けたたましく吠え掛かりました。
「うぉんうぉん!!グルルルルルゥウゥゥゥッ!!!」
「うぉあっ!?何だこの犬!?」

その声を聞いてはっとしました。
「私にぶつかったのはこの声の人です!」

「そうですか!おい、キウチ!お前だけのこってもらう。じっくり話そうじゃないか!ほかの方はご足労いただき申し訳ない。」
偉い雰囲気の人がいう。
「どういうことだ!まるで俺が犯人みたいじゃねぇか!」
「犬の記憶力なめるなよ?すれ違いでも匂い記憶してるくらいだ。まして盲導犬は主人に絶対的な信頼を持っている。その主人に危害を加えたお前をたかだか数時間で忘れるわけないだろうが!」
「そんな!その犬公が反応したからって、俺がひったくりだっていうのかよ!?」
「おいおいキウチ。俺はひったくり事件なんて一言も言ってないぜ。窃盗傷害事件のこと、といったはずだ。それにな、普通盲導犬は<何があっても冷静に>という訓練されてるんだよ!何もないのに吠えたりしないんだ!オイ、連れて行け!」


騒ぐ犯人を無理やり連れて行く数人の警官。
騒ぎが遠ざかっていき、大柄な男性の気配を正面に感じました。

「お嬢さん、ええと、芝崎さんだっけ?」
「は、はい」
「ありがとうね。…この子の名前、聞いていいかな?」
「あ、はい。グレンです」
「そうか、グレン、いい名前だな。私は亀丘。海亀署捜査三課の警部をやってるもんだ。グレン君には必ずお礼をさせてもらうからね」

後日、点字がついた封筒に点字の手紙が届きました。
事件協力へのお礼状と、グレンの警視総監賞授与式への招待状でした。

グレンは一躍有名人(有名犬)、どうやら今回の事件を取り上げたドラマも作られるようで、私とグレンはしばらく忙しくなりそうです。

— 瞬殺続くと自信なくなるよね(´・ω・)

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