ウミガメのスープ

人類最後の日

作者: ひろです。

21xx年。
その年、世界中の科学者が大騒ぎしていた。

何故か。

同年、数週間前。
とあるスーパーコンピュータが、とんでもない未来を予測したからである。
その内容がこれ。

「今年のx月x日、地球が余裕で吹き飛ぶくらいの大きさの隕石が、墜落するだろう」


化学全盛期の現代。
この計算は、ほぼ100%の確率で正しい。
そして隕石が落ちると予測されたのは明日である。

しかしながら俺は、何一つ恐怖を感じていないのだ。

なんでだと思う?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

人類は全員火星に移住していましたか?

NO!

いいえ

核シェルター

NO

いいえ

俺は隕石の被害を受けますか?

NO

はい

隕石は実際に落ちますか?

YES. きっと落ちるでしょう。

はい

核心地球以外に墜落しますか?

YES

はい

核心移住計画をしていた先に墜落しますか?

YES!! やはりさすが……。エスパー?

いいえ

スーパーコンピュータの予測精度がこれまでにないぐらいよく当たったからですか?

NO

答え

21○○年、とあるスーパーコンピュータは、とんでもない未来を推測した。

「今から150年後、地球は、人類がおよそ生存できないような環境へと陥る」

この計算を受け、世界中の科学者は、心を一つに、火星移住計画を本格的に始めた。
来る150年後に向け、食料の備蓄、全人類用ロケットの開発など、火星移住に関するあらゆる準備を進め始めたのだ。


衝撃的予測から40年が経った21xx年。
またしてもあのスーパーコンピュータが、とんでもない未来を計算し始めた。

「今年のx月x日、地球が余裕で吹き飛ぶくらいの大きさの隕石が、火星に墜落する」

ーーー

俺は、何一つ恐怖を感じない。
人類が滅亡する頃には、確実に俺は死んでいるのだろうから。

「まあ、人間の自業自得なんだろうな」
そう呟いて、俺は空になった缶を、道路に捨てた。
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