ウミガメのスープ

【ラテクエ78リサイクル】きみまもるから【セルフ】

作者: 娘虎

星になることを願った彼女が死んで10年。
彼はとうとう彼女の星を見つけたのだが、
彼は誰にもその星の存在を知らせず、秘密にした。
なぜ?

ラテクエ78リサイクルのセルフリサイクルです。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

犯罪要素はありますか?

Yes、になるのかなぁ。かなりミスリード注意。

いいえ

彼女は星飛雄馬になることを願いましたか?

No.野球しません。

いいえ

誰も彼女が星になったと信じてくれませんか?

Noで。一言も言いません。

いいえ

一緒に宇宙旅行行った際に彼女を突き飛ばしてしまったので黙っていますか?

No!でも重要ワードあり!

いいえ

死んだ彼女はお空から見守っているでも成立しますか?

No!

いいえ

星になったは比喩ですか?

NoYesで。

彼女の夢はスターになることですか?

YesNoで。

もう手遅れですか?

質問の意図が分かりづらいです。

いいえ

男は彼女の星で暮らしますか?

Noで。

「彼女の星」とは、星型の物体ですか?

★のことならNo!

はい

彼は宇宙で彼女の星を見つけましたか?

Yes!!

いいえ

「彼女の星」は、彼女の名前がついた天体の星ですか?

No

はい

彼女は人間ですか?

Yes

いいえ

彼女は宇宙人であり、彼女の故郷の星を見つけた男は、そのことを誰にも言わずに自分の胸にしまっておきましたか?

No。でも考え方は近いです。

いいえ

宇宙飛行士の彼女が地球外の星で亡くなってしまい、彼はその星をようやく見つけ、その星で一生を過ごすことにしましたか?

No。途中Yes。そもそも、

いいえ

織姫と彦星は関係ありますか?

No

いいえ

彼はその星を一目見て「彼女の星」だと思ったのですか?

No!

そもそもその星が彼女のであるとわかった根拠は重要ですか?

根拠はNoかな。

いいえ

「彼女の星」とは、「彼女の所有する星」でも成立しますか?

Noで。

いいえ

彼女の星の存在を公にすると彼に不都合がありますか?

No.彼に、ではないでしょう。

いいえ

犯罪要素は死んだ彼女を宇宙に飛ばしたことですか?

No.犯罪要素を考えるにはパーツが足りてません。

はい

彼女は星に埋められましたか?

Yes!!埋められたでいいでしょう。

いいえ

彼女は遺言を残していますか?

Noかな。彼に星になりたいとは伝えていました。

いいえ

彼は地球に住んでいる設定で成立しますか?

No!!

いいえ

彼は「彼女の星」に住んでいますか?

No!

はい

彼女は宇宙ステーション的な施設で生まれ育ったので星に降り立ってみたい願望がありましたか?

Yes!!

いいえ

26の願望を叶えるために彼が適した星を見つけて死んだ彼女を埋めましたか?

No。彼女は…

はい

26 結局彼女はどこかしらの星に降り立つことができましたか?

Yes!

はい

28 星に降り立ったとき、彼女は生きた状態で彼女自身の意志で降り立ちましたか?

Yesで。

いいえ

彼女はその星のコアとなりましたか?

No

はい

彼女はその星で死にましたか?

Yes!

彼女の死因は自殺ですか?

YesNo.どちらでも成立

はい

彼女が降り立った時点で、その星に彼女以外の生命体はいますか?

Yes!!重要

はい

彼が秘密にした理由は、その星の生命体と関係がありますか?

Yes

いいえ

その星の生命体と彼女との間に生まれた子供または子孫を、彼は見ましたか?

No

いいえ

ケイ素生命体のような特殊な生命体を考慮する必要はありますか?

Noで。なんでしょう、それ。

はい

その生命体は地球人のように文明を持っていますか?

Yes

いいえ

彼女はその生命体と関わったために死にましたか?

Noで

はい

核心彼はその生命体が他の人間たちに見つかって危害を加えられるのを防ぐために秘密にしましたか?

Yes

答え

「こんな宇宙の中で死にたくない。死んだら大地に還りたい。星の一部になって、土になって、大きな命の輪の中に還りたいの」

この一万の人間と、十万の他の命をのせた移民船において、それは許されないことだった。
地球はもうとうにない。人類は宙へ逃げ出した。
物資の限られたこの移民船で、死者は循環システムに還ることが決まっていた。
そんな小さな、誰かの手のひらで遊ばれるような命でありたくないと彼女は言っていた。

そして彼女は、移住できる星を探す仕事に就いて、いつからか行方不明になっていた。
彼は直感的に思った。死に場所を見つけたんだろう、と。

彼は彼女の弟だった。姉の決めたことはやり遂げる性格を誰より知っていた。
けれどそれと、肉親の死体さえ見つけられない悲しみは別のことで、
姉がきっと幸せに死んだろうと思っても、探すのはやめられなかった。
彼もまた、移住できる星を探すと言う名目で宇宙を飛び回っていたのだ。

そうしてとうとう彼は姉の死んだ星を見つけた。
それは奇跡のようなものだったろう。
姉が死んだ星を見つけられたことも、独自に生命を持った星を見つけられたことも。

姉の乗っていた小型船が、彼女が最期にここを訪れた証拠で、
そのすぐそばにまだ若い木がはえていることが姉がこの星の一部になったことの証明だった。

移住できる可能性のある星を見つけた。
それはすぐさま母船に伝えなければいけない事柄だった。

しかし。

彼は結局それをしなかった。
彼女の木に、細い縄が巻かれていたから。
小型船の周りにだけ、色とりどりの花が咲いていたから。
それは、この星の源住民がほどこした、供養か、捧げものか。
宙から来た生き物に畏怖を抱きでもしたのだろうか。

どちらにせよ、姉を祭るもの。この星独自の文明の証だった。
彼の移住船の人間がこの星を知れば文明を滅ぼしてでもその星を手に入れようとするだろう。
けれど、この星の住人から、この星で生きて、死ぬ権利を、奪うわけにはいかない。

そういうわけで彼は自分の小型船の航行記録からその星のことを抹消し、
姉を見つけたことさえ、生涯誰にも話さなかったという。
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