ウミガメのスープ

名前

作者: メフィ

ラテ子とシンはとても仲のいい夫婦だ。
シンは「ラテ子が死ぬまでは絶対に死なないよ。悲しい思いはさせたくないからね。」といつもいっていた。

しかし、ラテ子が元気であるにもかかわらず自殺した。
どういうことだろう。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

ラテ子はシンの死を悲しみましたか?

はい 死んだこと自体は悲しみました。

いいえ

シンの自殺の原因はラテ子にありますか?

いいえ でもラテ子のためですかね?

いいえ

シンが自殺した時点で、二人は新婚でしたか?

いいえ! 結婚してからだいぶ経ってます。

いいえ

シンは自分に保険をかけていましたか?

いいえ かけてるかもしれませんが関係ないです

いいえ

自殺の方法は関係ありますか?

いいえ

登場人物は二人だけですか?

おおざっぱにいうとはいですね

はい

シンは何かしらの病を患っていましたか?

はい!何の病気かわかればほぼ答えです

シンは介護が必要な身体ですか?

いるんでしょうか?いらないと思いますけどわかんないです^^;

いいえ

タイトルは重要ですか?

いいえ。 でも解説の中ではなかなか重要かもですw

いいえ

シンの病は結婚した当初から続いているものですか?

いいえ 退職してからですね。

核心アルツハイマーですか?

解説では認知症ですがはいで! もうちょい知るべきことがあるので補足タイム(?)はいります。

いいえ

ラテ子との約束を忘れるのを恐れた? 自殺を決めた時点で忘れてますが・・・

いいえ 約束は特にしていません。

核心アルツハイマーの症状が進行し、ラテ子の存在を忘れる事やラテ子への愛情を忘れる前に自殺を決意したのですね?

キターーーーー!!!正解です!解説行きます。

答え

ラテ子とシンは昔から仲が良かった。
だから、ラテ子がさみしがりやなことも知っていた。
先に死んでしまってはさみしがると思っていた。

ラテ子とシンは何年たっても仲が良かった。
何の変哲もない普通の暮らしをしていた。
しかし退職してからのシンは様子がおかしかった。
物忘れがひどいのだ。
最初は軽かったが次第にひどくなり、最近では孫の名前どころか息子の名前すら出てこないのだ。
さすがにこれはと思い、病院に行った。
認知症だった。
最悪の事態がシンの頭をよぎった。
ラテ子を忘れてしまうことだ。
そこでシンは自殺を決意したのだ。

ラテ子が買い物から帰ると、シンが包丁を胸にあてていた。
「バカなことはやめてくださいっ!」
「許してくれ!俺はもうお前の名前も出てこない。
このままじゃお前との大切な思い出も消えていくだろう。お前のことをわすれる前に死にたいんだ。」
「それでもいいから・・・。一緒にいてください・・・。」
「じゃあな。・・・ラテ子。」
シンは包丁を胸に突き刺した。

ラテ子はうれしかった。
最近は「お前」としか呼んでくれないシンが最後に名前を呼んでくれたこと。必死に思い出して自分の名を呼んでくれたこと。そして、自分を想って死んだこと。
今思えば、一人になることよりも忘れ去られていく方が悲しかった。
シンは誰よりもラテ子のことを知っていたのだ。
ラテ子本人よりも・・・。
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