犠牲
ビルの合間、狭い路地裏。
二人の男がいる。
A男は、包丁でB男を切り、怪我させた。
そして直後、その行動を反省し、B男に謝った。
するとB男は、包丁を奪いA男を刺した。
A男は笑いながら言った。
「ありがとう。」
状況を補完してください。
【初投稿です。よろしくお願いいたします。】
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
A男は死にますか?
no 死なない程度に刺します。
A男とB男は知人ですか?
yes 会社の同僚です
A男とB男が、お互いにケガをさせて、「おあいこ」ということにして許し合いますか?
no
保険金は重要ですか?
no 関係ありません
A男はわざとB男に怪我をさせましたか?
yes 故意に、です
B男は死にますか?
no 二人とも死にません
A男はカッとなってB男に怪我をさせましたか?
yes
これで入院先の病院のナースとお近づきになれる!とA男は思いましたか?
no それもいいですね...
ありがとう」とは感謝の意をこめていった言葉ですか?
yes
犯罪関係ありますか?
yes ミスリード注意
この件で彼ら二人の今後の関係に支障は出ますか?
yesno 出るでしょうが、それ以前の問題です。
傷害以外の犯罪要素はありますか?
no
二人とも、あるいはどちらかが包丁以外のものを持っていますか?
no
ブラック企業に勤めていた二人は休みを取るためにお互いを刺しましたか?
no
A男が怒った理由は重要ですか?
yes
B男は、A男のためを思って刺しましたか?
yes ミスリード注意
二人の他に登場人物はいますか?
no
二人の怪我は軽いものですか?
yes 目的は...
二人の職業は重要ですか?
yesno? 一応普通のサラリーマンの設定ですが、仕事なら他にも当てはまるものはあります。
路地裏ではなく、屋内でも成立可能ですか?
yesno 成立しにくいですが、条件さえ合えば。
B男はわざとA男を怒らせましたか?
no 全くもってno
B男に刺されなかったら、A男は刺されるより酷い目に会っていましたか?
ある意味yes
二人の目的は集団自殺ですか?
no
どちらかが路地裏にもう一方を誘ったのですか?
yes
サラリーマンが屋外で包丁を持ち合わせていたことは重要ですか?
あ...すみません考えてませんでした。キーホルダーの十得ナイフとかでもいいです。
刺した部位の特定は必要ですか?
no
A男がカッとなった理由は仕事が関係しますか?
yes
A男はB男の昇進に嫉妬していましたか?
no
A男とB男は、一緒に仕事をしている最中でしたか?
no
2人の職種の特定は必要ですか?
19参照。
A男はB男を刺すために人気のない路地裏にB男を呼び出しましたか?
yes
核心B男は、A男が刑務所行きにならないためにA男を刺してあいこにしましたか?
ほぼ正解です。が、あと少し...
A男がB男を刺した理由の特定は必要ですか?
yes
A男がB男に、自分を刺してくれと頼みましたか?
no むしろ...
A男はB男を恨んでいましたか?
yes
核心不況の煽りで、A男は会社から解雇 or 左遷される憂き目に。首にならなかったB男に怒りを覚え、A男はB男を路地裏に呼び出し、包丁で突き刺した。しかし、B男は軽症で、直後A男はことの重大さに気付き、反省。そして、 B男はA男が逮捕されるのを防ぐために、A男を刺してただの喧嘩ということにしましたか?
正解です。
B男がA男に刺されたことを黙っていれば、A男が刑務所に行くことはないと思われるが、そうならない理由がありますか?
むしろ、そうなるから、だったのです。
答え
「お前さえいなければ…!」
「よせ、話し合おう!」
A男は頭上に包丁を振りかざし、B男はその腕を掴み必死に力を入れていた。
「うわあっ!」
しかし遂には力尽き、掲げた手が勢いよく振り下ろされB男の腕をかすめる。
「うっ…」
服に滲む赤い液体。
「お…おい、大丈夫か!」
バランスを崩し、尻もちをつく。
「…目は覚めたか。」
「お、俺はなんてことを!」
とっさにA男はB男を抱える。
「ああ、すまない。俺はとんでもないことをしてしまった。」
「いや、いいんだよ。お前には迷惑かけてばっかりだったからな。」
「そんな…許してくれるのか?」
「ああ。当たり前だ。こうでもして償わないとな。」
B男は、仕事でいちいち同僚のA男を邪魔するようなことをしていた。
それを分かっていたB男は、こうなることを連れ込まれた時に覚悟していた。
「き、救急車を呼ぼう!」
「まて。まってくれ。」
「でも、急がないと。」
「この状況を、第三者に見つかったらどうなる。」
「…いいんだ。俺が怪我をさせてしまった。おとなしく捕まるよ。」
「だから、待ってくれ。」
分かっていたからこそ。
自責の念が強いB男は、自分のせいでA男が捕まると言うことになって欲しくなかったのだ。
「…その包丁を貸せ。」
「…まさか、」
「いいから貸せ!」
だから、B男は最善の方法を尽くした。
それは、自分を加害者に仕立て上げることだ。
「ごめんよ、だけどこれしかないんだ。」
泣く泣くもB男はA男を刺し、見事現場を作り変えた。
A男は、刺された痛みよりもB男の優しさが悪い心に沁み、自分の情けなさとその優しさに微笑し、
「…ありがとう。」
と言った。
迫るサイレンの音。
二人は救急車で搬送され、A男は命に別状なく直ぐに釈放、B男は手当の後捕まった。
【解説要約】
A男は、会社の同僚である使えないB男を邪魔に思っていた。
それが爆発し、遂にB男を傷つけてしまった。
しかし、それを反省し助けを呼ぼうにもこの現場ではA男が捕まってしまう。
B男は、原因は自分が仕事でA男に迷惑をかけていることだからとA男に捕まって欲しくなかった。
だからB男はA男を刺し自分を加害者に仕立て上げた。
A男は自分の情けなさを笑い、ありがとうと言った。
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