僅かな、けれど確かな変化
それから1週間後の今日。
もうすぐ13時になろうかという頃、私は画面を見た。
そこには先週と2つ違いの物が写されている。
私はそれを見て、また息をついた。
どういうこと?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
重要な登場人物は私だけですか?
no!
携帯の画面を見たのですか?
y,yes(´・ω・`)…
13時という時間は重要ですか?
yes and no 時間それ自体には深い意味はありません。
1週間と言う期間は重要ですか?(1ヶ月等でもよいか等)
no さほど重要ではありません
数字は関係ありますか?
意味を測りかねますが、おそらくyesかと
2つ違いのものとは、数字が違っていたのですか??
NO!
画面に写されているのは画像ですか?
NO!
先週から画面が変わるまで、自分自身で何か特別な事(携帯を編集したり)をしましたか?
no? 答えづらいですが携帯に関して特に変わったことはしていません。
一回目と2回目の息をついた、は意味が違いますか?
YES!
画面に写されているのは何かのサイトですか?
no!
ため息をついた、とほっとした、ということですか?
Y E S !! 2つの意味どちらもでましたね!
登場人物は私一人ですか??
NO!
見ているのはメールの文章ですか?
YES!!!!
登場人物は2人だけですか?
yes
文章が増えてましたか?
厳密に言うならYES
彼女からのメールですか?
YES!! 解説では彼からのメールです!
2人は恋人同士だった?
YES!!
メールの文面が冷たくて 悲しくてため息をついた?
yes 悲しかったんです!
2回目のメールには顔文字か絵文字があったので ほっとした?
no
2人の関係性が変わってしまいましたか?
no
一言添えられてた?
no
1回目のメールを見て彼が浮気してるのではないかと思い2回目のメールでそれが違うと分かり安心した。ですか?
no
最初のため息は、悲しかったほうのため息ですか?
YES!
メールの返事がなくてため息をついた?
no 2回ともメールは来ました。 ため息は内容に対してです。
勘違い関係ありますか?
no ですね
何か私は勘違いしましたか?
no
彼は、メールの内容で一喜一憂していたのですか?
no
メールの内容は2回とも同じようなものですか?
yes and no 同じ「ような」ものでした。
メールの内容は何かの報告でしたか?
これはyes かな
お昼何食べたかという報告ですか_
no
私が今どこにいるかは重要ですか?
yes!
私がいるのは屋内ですか?
no
私は学生ですか?
関係ありません (´・ω・`)
私は学生ですか?
yes! 1回目は公共の場所でした!
電車の中ですか?
YES!!!
公園ですか?
no
私は遅刻しましたか?
yes!!
病院へ向かってましたか?
no
寝坊したのですか?
YES!!
学校来ないけどどうしたの? と気遣う文面でしたか?
no もっと酷いといえば酷いです
デートに遅刻しましたか?
YES!!
彼は、寝坊して学校にいない事に気づいていなかった?
no
2回目は彼がデートに遅刻しましたか?
no
2回目はモーニングメールのおかげで遅刻せずにすんだ?
NO! でも1回目より努力はしたようで…
待ち合わせ場所に、彼より早く着いてホッとした?
no
彼のお叱りのメールが、遅刻した時間が短くなったのでやわらかくなった?
近いです!
「もう帰るね」ですか?
YES!! []
彼は怒ってましたか?
yes and no 2回目は怒ってません
もう帰るね、が待ってる、になった?
もっとわずかな変化!
1回目はデートに遅刻して「帰るね」で悲しみ、2回目は家で待つ彼女に「今から帰るね」ですか?
no!!
もすこしで帰るとこだったよ、ですか?
yes! 大意はそうです!
もう帰ったよ、ですか?
no!
核心「もう帰りません」ですか?
YES!!!! 解説行きます!
答え
私は予定より3本遅い電車に揺られながら考えた。
いや、原因が私にあるのは分かっている。
夜更かしをしたせいで、翌朝二度寝してしまった私が悪いことくらい。
まったく、どうしてこんな日に限って寝坊なんかしてしまうのだろう。
彼との久々のデートの日に限って。
ふと時計に目をやると、もうすぐ13時になろうかという所。
待ち合わせ時刻は12時だったから、もう1時間も遅刻していることにな
る。
まだまだ待ち合わせ場所までは遠い。
彼、怒ってるだろうなぁ……。
連絡を取ろうとして携帯を取り出すと、彼からのメールを受信していた。
「1時間待ちました。もう帰ります」
……そう、だよね。
『はぁ……』
電車に揺られながら、私は大きく息をついた。
それから1週間後。
私は再び彼とデートできることになった。
待ち合わせ場所も時間も前と一緒。
あの時もう遅刻しないって決めたんだ。
寝坊しないように生活も見直した。
だから大丈夫。
…そう思っていたのに。
なのに、なぜ私は予定より1本遅い電車に揺られているのだろう。
アナウンスが目的の駅の名前を告げた時にはもう13時になろうかという所だった。
私は一生懸命走った。
駅前には大きな噴水がある。そこが二人の待ち合わせ場所だった。
噴水が見える所まで走ったとき、私の目は彼を捉えた。
彼は携帯に目を落とし、メールをうっているようだった。
「ねぇ!」
思わず止まって声をかけていた。
私の声に驚いたように彼は顔をあげた。
かと思うと、また文字を少し打ち込んだ。
ほどなくして私の携帯が鳴った。
彼からのメールの受信を示すメロディーだった。
「1時間待ちました。もう帰りません」
前と似たメール。
でも、前とは違う。
今日はちゃんと彼がいるのだから。
携帯から顔をあげると、目の前で彼が笑っていた。
その顔に安心したのか、走ってきた疲れが出たのか、思わず私は彼にもたれかかって、大きく息をついた。
それは前とは違う、安堵の溜息だった。
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