ウミガメのスープ

時戻しの砂時計

作者: オットセイ三世

ある魔術師が、長年にわたる研究の末、時戻しの砂時計を発明した。
この時計を使えば、少女を救えなかったあの日へ時間を巻き戻すことができる。
彼は深呼吸をして、今は亡き彼女の笑顔を思い浮かべ、目を閉じて時計をひっくり返した。

魔術師は無事に時間を巻き戻し、少女に出会うことができたが、彼女を救うことはできなかった。
ひどく後悔した彼は、何度も時計を使ったものの、結果は変わらなかった。

なぜか?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

その時計はパズル雑誌の懸賞で当たったもので成立しますか?

now 面白いけど

はい

非現実要素はありますか?

yes 魔法で時を戻したので

はい

比喩ではなく非現実要素として時間を巻き戻して過去の少女に出会いましたか?

yes

いいえ

バタフライエフェクトは関係しますか?

no ですね

いいえ

タイムマシーンのパラドックスは関係しますか?

no 親殺しのパラドックスはありません

核心時間が戻ると魔術師の体や記憶も昔の状態に戻ってしまうので、少女を救うという目的もそもそも少女がどんな危機に陥るからどうやって助ければいいかということも忘れてしまうからですか?

正解

いいえ

時戻りの砂時計ではなく、ドラえも●のタイムマシンな乗って少女を助けに行くのでも成立しますか?

no

はい

砂時計なので、過去に戻るだけで未来(元の現在)に戻ってくることができませんか?

yes

いいえ

タイムパラドックスを回避する設計なので、過去に戻れたとしても矛盾する行動がとれないからですか?

no

答え

砂時計で時を巻き戻した魔術師は、少女を失う前に戻ることができた。
しかし、彼は彼女を救うことができなかった。
なぜならば、自身の記憶も巻き戻ってしまったからである。
なぜ自分は彼女に会いにきたのか、いや、自分が未来からやってきたことすら、彼は忘れてしまっていた。

仲良しだった少年と少女は、こっそりと街を抜け出し、禁じられた森を探検する。
そして数時間後、この地域には生息しないはずの魔物によって、彼女の命は奪われてしまった。
自分の責任だとひどく後悔した少年は、人知れず決意する。
いつか時を戻す魔法を発明し、必ず少女の命を救ってみせると…



それから数十年の月日が経った。



ある魔術師が、長年にわたる研究の末、時戻しの砂時計を発明した。
この時計を使えば、少女を救えなかったあの日へ時間を巻き戻すことができる。
彼は深呼吸をして、今は亡き彼女の笑顔を思い浮かべ、目を閉じて時計をひっくり返した。



何度も………何度も………

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