サヨナラをきいた日
花火が上がるのを今か今かと待っていた。
そしてーーーヒュールル、パーン! パーン!
夜空に大輪の花が咲く。
青、黄、紫、さまざまな花火が打ち上がるのを見ながら、私はやっぱり赤が好きだな、とうっとりと目をつぶった。
そのまましばらく、花火の音に耳を傾けていた私は、
突然、愛する人の死を悟ってしまった。
何故ーーーーー?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
パーンの音は銃声であり,銃撃された愛する人の血が私には見えていたからですか?
YES ただ、「見た」時点ではわかりませんでした
文頭の愛する人と文末の愛する人は同一人物ですか?
YES
愛する人は花火の見えるこの場で死にますか?
YES!
私は人間ですか?
YES
私が、愛する人の死を悟ったのは何かを聞いたからですか?
YES
一行目の時点では愛する人はまだ生きていますか?
YES
電話中ですか?
YES
赤い何かをみましたか?
YES
1「愛する人のささやき」が,彼の死を示す言葉だったからですか?
NO
愛する人は銃で撃たれて殺されますか?
YES
聞いたものは銃声ですか?
YES ただし花火の音も聞こえています
愛する人が「ヒュールル、パーン! パーン!」とか言い始めたので,「駄目だこいつ…早く何とかしないと… 」と思いましたか?
NOw
たまやー 玉やー (銃弾の)弾やー
うまい!
タイトルより,彼が銃撃され私に「サヨナラ」と言ったため彼の死に気付きましたか?
YESNO 解説で彼は「サヨナラ」と言いますが、主人公に聞こえていなくとも問題はありません
愛する人の死を悟ったのは愛する人のささやきが関係しますか?
NO 「花火の音が聞こえたから」です
打ち上がる花火の数よりも、「パーン!」という音の方が多かったので、愛する人が銃撃されたことを悟りましたか?
NO 、銃撃をカモフラージュするため花火の時を狙いました
愛する人の死を悟ったのは愛する人のささやきが関係しますか?
おけです
愛する人の死を悟ったのは、花火が終わったのに声が聞こえてこなかったからですか?
NO、花火は終わっていません
電話から聞こえてくるパーンの数と、その場から聞こえてきたパーンの数が違ったので彼が打たれたことに気づきましたか?
NO
愛する人を打ったのは「私」ですか?
YES!
鈴虫の鳴き声的なアレで、電話からでは聞こえてこないはずの花火の音が電話から聞こえてきましたか?
YES! まとめて下さい!
ささやきが聞こえなくなった(返事がなくなった)ので死を悟りましたか?
NO
花火の音の数が電話中と実際と異なっていましたか?
NO、全く同じでした
電話相手は愛する人ですか?
YES
電話からでは聞こえてこないはずの花火の音が電話口から聞こえてきたため、彼が銃撃され死んでしまったことを悟りましたか?
NO
21 私は花火大会に来て花火を見ているが,電話越しに話している彼は別の場所にいるはずでおり,「パーン」という音が花火のはずはない.すなわち彼が銃撃されたことを私は悟りましたか?
NO
私が愛する人を撃ったときは、まだそれを愛する人だとは認識していませんでしたか?
YES!
私は花火大会の会場にいますか?
YES
私は愛する人に電話をかけながら、花火の音に紛れるように愛する人を銃撃しましたか?
YES !
私は愛する人を殺そうと思っていましたか?
NO 27です
核心私は殺し屋で、ターゲットの男を撃った。そしたら、電話口からささやきが消え、代わりに花火の音が聞こえだした。私が打ち殺したのは、自分がさっきまで話していた愛する人だったのだと悟った。ですか?
YES! パーフェクトです!
29 私は他の人と間違えて愛する人を銃撃してしまいましたか?
NO間違えたわけではありませんでした!
私の職業は殺し屋ですか?
YES!
愛する人は別の誰かと浮気して花火大会に来ていますか?
NO 浮気ダメ!ゼッタイ!
答え
「私」はとある組織に所属する、暗殺者だ。
今回の任務は、花火大会に現れるという、標的の殺害。ビルの一室から、花火の破裂音に紛れ、ライフルで標的の頭を撃ち抜くという単純なものだ。
無線でボスから指示を受ける。ターゲットはあの男に間違いないようだ。最初の花火が上がると同時に撃ち抜いた。
スコープごしに噴き出す血を眺める。人間の血が好きだ。真っ赤な血。こんなに美しいものがあるだろうか?あるとすれば…
目をつぶり、「ボス」のことを想う。殺ししか能のない私を必要としてくれる人。ただ一人、この世に私の居場所を与えてくれる人。下っぱの私は、無線でしかボスと連絡をとったことはなかったが…彼を愛してしまっていた。
ふと違和感に気づく。パーン、パーン、と、花火の音が無線から聞こえるのだ。
「ボス!?ひょっとして近くにいるんですか?ボス!?」
返事はない。注意深く無線の音を聞くが、間違いなく外で響いているのと全く同じ花火の音だ。
「ボス、返事をしてください!ボス、まさかーーー」
私は最悪の事態に思いを巡らしてしまった。まさか、私が撃ったのは……何故ーーーーー?
「ボス、返事をしてください!ボス、まさかーーー」
薄れゆく意識の中で考える。
私は、とある犯罪組織のトップだ。多くの部下を従えているが、一部の幹部以外私の姿を知るものはない。
ある日、組織に入ってきたのは、とても便利な女だった。完璧な仕事。けして証拠を残さぬ手腕。何より、息を弾ませて無線で私へ報告してくる声ーーー。
裏社会の人間になって以降、私とこんなにも楽しそうに話す人間ははじめてだった。いつしか私も、この女と話すのを楽しみにするようになった。
だが、どうやら無能だと思っていた警察も、我が「組織」のシッポをつかみ始めたらしい。私の正体が明るみに出るのも時間の問題のようだった。捕まれば死刑は免れないだろう。それならいっそ…
好きな女の手で死にたい、と思った。
私が死ねば、組織は崩壊する。あの女には、これ以上手を汚してほしくないとも思っていた。まだ20代だと言う。カタギの職について、幸せになることもできるだろうーーー
「サヨナラ…」それが最後の言葉だった。
要約:「私」は殺し屋で、顔も知らぬ「ボス」を愛していた。花火大会の日、無線で「ボス」と連絡をとり、標的の狙撃に成功したが、無線から花火の音が聞こえたことで、殺した標的が「ボス」その人であることに気づいてしまった。
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