来るまで待たず
彼は出来るだけ自分が殺人鬼であることを悟られないように、その場から逃げることなく警官に自ら近づき、積極的に情報提供をする協力的な市民を装った。
普通であれば、犯罪者がわざわざ警官に自ら近づくことはしないと考えるだろう。よって怪しまれることはない……はずだった。
しかし、それが原因で彼は巡査長に怪しまれて結局は捕まってしまった。
指名手配されていて外見からバレたわけはないし、情報提供の受け答えでボロを出したわけではない。
一体なぜ、巡査長は彼を怪しいと判断したのだろう?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
その場がどこだったのかは重要ですか?
YESNO ある意味では重要です。実際は「飲酒運転の検問場所」だったそうです。
その情報は正しかったですか?
YESNO 実は情報内容は重要ではありません。
警察官は、一目見て警察官だと分かる見た目をしていましたか?
YES
提供した情報は警察が秘匿していた情報でしたか?
NO 内容は重要ではありません。
運転中ではなく、徒歩で歩いているときの設定でも成立しますか?
NO!!!
警察の視点からすれば,その場に居た時点でその人間が犯人であることが確定できますか?
NO
車内に事件の証拠がありましたか?
YES!!!では、なぜ警官は社内に証拠があると思ったのでしょう!?
出くわした警官と巡査長は同一人物ですか?
YES 統一しておくべきでしたねー。
相手のことを見て「もしやコイツは今巷を騒がせている殺人鬼なのでは!?」と警戒すべき状況であるにもかかわらず、警戒することなく話しかけてきたので、殺人鬼のことを怖がる必要がない人間=殺人鬼本人だと思いましたか?
NO ですが面白い!
目の前の男が有名は放火殺人犯だと気付いたカメオはこっそりケータイを取り出すと警察には通報せず見ず知らずの人に助けをすがったのですか?
NO ってその問題は天童さんの!?
車内は男一人だけでしたか?
YES
車のタイヤは重要ですか?
NO
殺人鬼は、運転していた車の中に犯行に関係のあるものを乗せていましたか?
YES!!! それが証拠でした。
放火犯は現場に戻ることは重要ですか?
NO
うっかり犯人しか知りえないことを口走りましたか?
NO 言葉では一切ボロを出していません。
車のボンネットは重要ですか?
NO
検問は夜行われましたか?
YESNO 昼でも夜でもどちらでもOKです。
助手席に死体を乗せていましたか?
NO
証拠品は、警官の目から見える範囲内の車内にありましたか?
NO? おそらく、車内を探してようやっと見つかるくらいだったと思います。なお、証拠品が何だったのかは重要ではありません。
当日の天気は重要ですか?
NO
核心警官は殺人鬼が自分と車の間に執拗に割って入ってきていると感じたのですか?
ちょっと違いますが、ほぼYES!!!
心霊体験はありますか?
NO
核心殺人鬼は、わざわざ車から降りてから警察官に近づいて行ったので、警察官は、車の中にやましいものがあるのではと疑いましたか?
YES!!!完璧正解!タイトルは「車で待たず」という意味でした!
泉谷しげるの様に黒いカバンを持っていたら、警察官が横柄に鞄の中を見せろと言ってきましたか?
NO まさかの
トランクは重要ですか?
NO
殺人鬼は車で近付いてきたけれど車から降りることが無かったので,ドアを開きたくない=車の中を見られたくないのだと警察は考えましたか?
NO 真逆でした!
会話の、殺人に関する特定の単語の時に、車の中の特定の場所にちらっと視線を走らせるので、何かあるのではないかと警官が疑いましたか?
NO 問題文参照。情報提供の受け答えでボロを出したわけではないです
殺人鬼は警察を轢きにかかりましたか?
NO そりゃ捕まる!
タイトルは、「来るまで待たない」と「車で待たない」のダブルミーニングですか?
YES!!!まさかのこっちも正解!
殺人鬼はうざいですか?
元ネタのテッド・バンディは弁護人を雇わず自己弁護したりと色々狡猾な男だったらしいです。
他の車の尋問で有力な情報が出てきそうだったので、割り込んできましたか?
NOだけどその状況凄いオモシロい!
答え
車を運転していて巡査部長に出くわしたテッドは最初こそ逃げようとしたものの、最終的にガソリンスタンドに車を停めた後、警官側から近づいてくるのを待たずに、自ら車を降りて警官に歩み寄って話をしようとした。
一見すると「積極的に警官の質問に答えようと、警官を待たせまいと急いで自ら歩み寄ろうとする感心な市民」のように思える。(そしてテッド自身もそう思わせるように意識したのかもしれない。)
普通であれば犯罪者がわざわざ警官に自ら近づくことはしないと考えるだろう。
しかし、この行動の裏に隠された理由を巡査部長は察した!
車内にいる状態で警官が近づいてくるのを待たずに、自ら車を降り、自分から警官に歩み寄って話をしようとする行動……それはつまり、車の中に警官に見られてはマズイものがあり、自ら車から降りて警官に近づくという行動によって、逆にその車に警官を近づけさせないようにする行動だということに!
こうしてテッドを怪しいと睨んだ巡査部長が車の中を確認したところ、推測通り車内に事件の証拠を発見!
こうしてテッドは逮捕されたのである。
【簡易解説】
わざわざ車から降りて警官に近づくという不自然な行為から、「車に見られたくないもの(=結果的には事件の証拠)がある」と気付いたため。
— 実在したある殺人鬼の逮捕劇を元ネタにしております。
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