ウミガメのスープ

(22)文屋康秀 「なぜ分からないんだ…!」

作者: 愛莉@京都LOVE

「山から吹く風、と書いて『嵐』と読みますね。
では、その嵐が起こる時期に見られる紅く色付く葉のことを、なんと言いますか?」

男の問いに、少女が答える。

「………分かりません」

男は少女の答えを聞き、ひどく悲しんだ。

なぜだろう?

************************************
この問題は、以下の和歌に着想を得ています。
「吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐と言ふらむ」(『古今集』秋下・249)

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

男の問いの答えは紅葉ですか?

Yes

いいえ

男は「前教えたのに…」って思ってますか?

no

△

男は少女の先生ですか?

yesno どちらでも構いませんが、解説ではnoです

はい

問いかけた男と、聞いた男は同一人物ですか?

yes

はい

少女は紅葉を知っていましたか?

Yes ですがミスリード注意かもです

いいえ

少女は記憶喪失ですか?

no

はい

1より、男は少女が『紅葉』と答えることを望んでいましたか?

yes

はい

核心少女は色盲ですか?

Yes 正解です:(´◦ω◦`):

★
はい

少女は「山から吹く風と書いて嵐と読む」に納得しましたか?

yes

いいえ

人死にますね?

no

いいえ

少女は盲目ですか?

No ですが近かったです!

はい

5より、少女は「紅葉」という言葉を知っていましたか?

yes

答え

「どうしたんだい?
秋になれば、よく綺麗だと話しているだろう?」

「…もしかして、お父様は『紅葉(モミジ)』の話をしていらっしゃるの…?
 けれど、あれは夏でも同じ色をしているし、秋だからといって色が変わったりしませんわ…?」


娘の答えを聞いた父親は、まさか自分の娘は色盲を患っているのではないのかと疑った。
(色盲の方は、緑色と赤色が同じに見えるそうです)
検査をしてみると、疑いは事実へと変わった。

父親はひどく悲しんだ。
それは、娘が色盲であることに対する哀れみというよりは、自分が娘と同じ風景を見られないことに対する、失望に近かった。

— 二十二首目。

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