ウミガメのスープ

恋文と惨劇

作者: ふわふわころっけ

一昔前、とある少女と少年がいた。

偶然に知り合って以来、2人は互いに好き合っていた。学校は違うが、休みの日にはいろいろな所へ2人で遊びに行ったりもした。けれどもお互いになかなか思いを伝える勇気が出ないままに時間だけが過ぎて行き、友達から恋人同士になる1歩を踏み出せずにいた。



1年が経ったある日、少年は決意を胸に手紙を書き、少女の家のポストへ投函した。



「遊園地ではしゃぐ姿も、映画館で泣き出した姿も、君のすべてが眩しく、そして愛おしく思います。そんな君のそばにずっといたいです。

僕と付き合ってください。

明日、いつもの公園で待っています。返事を聞かせてください。」



その次の日、
公園で待っていた少年は背後から少女によってナイフで刺され、殺された。


一体何故少女は少年を殺したのだろうか?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

勘違いしているキャラはいますか?

Yes

いいえ

登場キャラは、死んだ少年と、少年をナイフで刺した少女の二人のみですか?

No

はい

少女は手紙を読みましたか?

Yes

はい

少年と少女以外にキャラクターは登場しますか?

Yes

はい

少女は、少年が書いた手紙を読んで、少年を殺そうと思ったのですか?

Yes

いいえ

少女は長く生きられない病気で、少年と心中しましたか?

No

いいえ

少女は少年に好意をもっていましたか?

No

はい

少女は少年の事が好きでしたか?

Yes 手紙を読む直前までは・・・

いいえ

少年は手紙に書く内容を間違えましたか?

No

いいえ

少年は手紙の投函先を間違えましたか?

No

いいえ

少女は何か特殊な性癖を持っていましたか?

No

はい

少年と少女は直接会ったことがありますか?

Yes

いいえ

ナイフでつき(突き)あいましたか?

No

いいえ

手紙を読んで少年はストーカーだと思い殺しましたか?

No

はい

手紙の内容の中には、少女に覚えが無い記述がありましたか?

Yes!

はい

1より 勘違いしたのは少年の方ですか?

Yes

いいえ

1 勘違いしたのは少年ですか?

No

いいえ

手紙のあて名が少女のものでは無かったですか?

No

はい

15 少女に覚えがない記述を当てるのが正解条件になりますか?

Yes!大事なところです

はい

少年は別人と遊んだ内容を手紙に書いてしまいましたか?

Yes!

はい

少女は双子ですか?

Yes!!!!!!!!!!

いいえ

誤字ますか?

No(誤字があるかどうかということならNoです)

はい

遊園地ではしゃいだ子と映画館で泣いた子が別人でしたか?

Yes!

はい

双子のもう一人とも遊んでいたのに少年は気づいていませんでしたか?

Yes!

はい

核心少年は一人の女の子を好きになったと思っていたが、実は双子相手に無自覚に二股かけていて、告白の手紙で露呈しましたか?

Yes!!!ほぼ正解です!

答え

あるところに双子の少女がいた。
少女たちはお互いに、一人の少年を好きになっていた。
しかし少女たちは、自分の姉/妹が自分と同じ人を好きになっているということに気づかずにいた。

とある少年は一人の少女に恋をしていた。
学校の帰り道、偶然別の道を歩いた際に出会った。
一目会っただけで恋に落ちてしまった。
二回目に出会った時に、少年は心を決めて少女に声をかけた。
メールなんてものもない時代。少年はしどろもどろになりながら少女と話し、手紙を送る約束をする。
それから、毎回デートの約束は手紙によって行っていた。

しかし、その少女が双子だということは知らなかった。
一回目に会ったのが妹で、二回目に会ったのが姉だということすら知らなかった。

連絡手段は文通のみであった故に、自分の出したデートの誘いの手紙は、毎回双子のどちらか先に封を開け読んだ方が読み、当日待ち合わせ場所に来ていたということにすら気づかなかった。
名前も、苗字で呼び合っていたから下の名前が違うなんてことにも気づかなかった。

少年が意を決して送った最後の恋文の宛名は姉。
最初に封を開けたのも姉だったが、内容がおかしいことに気づく。

「遊園地ではしゃぐ姿も、映画館で泣き出した姿も・・・」

たしかに遊園地には行ったが、映画館に一緒に行った覚えはない。
姉はまさかと思い、妹に手紙を見せる。

妹は全てを察した。少年は自分たちと交互に出かけていたこと、それを少年がずっと気づかないままでいたことを。

結局少年は自分たちの性格の差に気づかずにいたんだと、つまり少年は性格なんてほぼ気にせずに顔だけを見ていたんだと。

双子であるが故に、性格で好きな方を選んでほしかった。選ばれたかった。中身を好きになってほしかった。しかし少年が選んだのは姉。


少女は、姉を殺して成り代わり、自分を見てくれなかった少年を殺すことを決意した。

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