ウミガメのスープ

その男「ラテラル」の工作員【5】

作者: HAL2000

男、コードネーム“HAL2000”は情報機関「ラテラル」の(新米)工作員だ。
今回彼は例によってミスをやらかし、そのせいで「ラテラル」は都市部に毒ガスを撒く羽目になった。
しかし、けが人一つ出なかったどころか、都市部の衛生環境は向上し、HAL2000が上司のコードネーム“TTR”から正座謹慎の罰を喰らうだけで済んだ。
いったいなぜだろうか?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

非現実要素はありますか?

No、現実で成立します。

毒ガスは人にとって有害ですか?

YesNo、有害と言えば多少有害でしょうが・・・・・・

はい

毒ガスによって死んだ生物はいますか?

Yes、毒ガスは殺傷を目的としたものですから。

要点は、「何故毒ガスが衛生環境向上に役立ったか?」ですか?

YesNo、「なぜ毒ガスをバラ撒くことになったのか」「何故毒ガスが衛生環境向上に役立ったか」の二つですが、二つは密接に関連しています。

はい

毒ガスによって害虫が一掃されましたか?

Yes! ではなぜ、彼のミスがガスを撒くことにつながるのでしょう?

いいえ

キャーゴキブリーと毒ガスをばらまいてしまいましたか?

No、惜しい! ゴキブリではないのですね。

いいえ

HAL2000は任務で何らかの組織あるいは個人を追っていましたか?

No、追跡ではなかったですね。もっと穏やかな任務のはずでした。

はい

カやハエなどの有害生物をばら撒いたせいで、殺虫剤をまくことになり、都市の衛生環境が改善しましたか?

YES! ほぼ正解でいいと思うのですが、ただの蚊ならほっといてもいいのです。

はい

核心デング熱などの病原体を保有したカをばら撒きましたか?

YES! 8と合わせて正解とさせていただきます!

答え

今回HAL2000は、細菌研究所へと大量のウイルス保有蚊をトラックで輸送する任務に就いていた。

「(鼻歌)ん? コンソールのこのボタンは何だろう? 鍵が外れてるマーク・・・・・・」h(?a?)L
「よし! 押してみよう(ポチッ)」h(^a^)L
「ん? 文字が出てきた。なになに、『Liberation』? 英語わかんない・・・・・・」h(?a?)L

その時、間抜けなHAL2000の耳に、後方からなにやら機械の作動音が響いてきた。


その数分後、本部へ帰還予定のヘリコプターが上空からHAL2000の輸送車を発見し、本部に通報してくれたおかげで、ヘリボーン衛生部隊が迅速に到着することが出来た。

衛生隊長、コードネーム“Yuki-Kuroi”はてきぱきと周囲を封鎖し、部下と共に殺虫剤で周囲の路地や公園に逃げ込んだ大量の蚊を始末していった。


その作業のだいぶ後、HAL2000は例によって上司“TTR”に呼び出され、正座謹慎の罰を喰らうことになる。
正座程度の罰で済んだのも、殺虫剤を撒いた結果として鼠や蚊、蠅などの生物を駆除し、都市部の衛生環境を向上させることにつながったからである。


【要約】
HAL2000が、大量のウイルス保有蚊をバラ撒いてしまい、その始末として大量の殺虫剤を用いて蚊を始末することになった。
その結果、蚊以外に他の有害生物も減少し、衛生環境が向上した。

— TTRさんのお名前をお借りしました。解説では黒井由紀さんのお名前もお借りしました。

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