ウミガメのスープ

ホワイトデー

作者: 天童 魔子

憧れのカメコからチョコレートをもらったカメオはとても喜びました。


「私、前からカメオ君のことが好きだったんだよ」っとカメコが言うと


カメオは絶望しました。


いったいなぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

今のカメコには別の彼氏がいますか?

no 彼氏がいなくても成立するのです

いいえ

同性同士ですか?

no 二人は男女なのです

いいえ

カニバリますか?

now カニバリませんw

いいえ

死人は登場しますか?

no 二人は生きています

いいえ

犯罪は関係ありますか?

no 犯罪ません

いいえ

非現実要素がありますか?

no 現実でも成立します

いいえ

今のカメオには別の彼女がいますか?

no カメオはフリーです

いいえ

好きとはコロッケが好きみたいなニュアンスですか?

now 好物ませんw

はい

二人とも学生で成立しますか?

yes! 解説では二人とも学生です

いいえ

カメコの彼氏になってしまうと、地獄のような日々が待っていますか?

no カメコのファンから嫉妬されません

いいえ

モテモテカメオは、唯一自分に媚びてこないカメコに好意を持っていたので、がっかりしましたか?

now モテモテでなくとも成立しますw

二人はこのあと付き合いますか?

yesno・・・・・・・

はい

「前から」 時間的な意味の「前」ですか?

yes 正面からませんw

いいえ

カメオが絶望したのはカメオが遠くない未来に死ぬからですか?

no! まとめてください!

核心カメオが絶望したのはカメコが遠くない未来に死ぬからですか?

goooood! 正解なのです

答え

2月14日

カメオ達は修学旅行でスキーをしに来ていました。



スキー場の近くにあるホテルはこの雪山の頂上にあり


バスから見える雪景色にみんなはしゃいでおりました。


友達と談笑するもの


居眠りをするもの

お菓子を食べるもの

写真を撮るもの

みんな皆スキーをとても楽しみにしていました。





山頂への坂道を登っていったときに急に天候が悪くなりあたりは猛吹雪に包まれてしまいました。






そして・・・・・







バスは急カーブを曲がりきれずに崖下へ転落してしまいました。




カメオ達は外に投げ飛ばされバスはそのまま猛吹雪の中を走り去ってしまいました。



カメオは意識を取り戻すと現状に唖然としました。




ガラスや荷物が散乱し血に染まる雪


苦しむクラスメートのうめき声と耳をつんざくような風雪が吹きつけ


多くの死体がそこにありました。




寒さと恐ろしさから震えが止まらないカメオは


何かに取り付かれたように生存者を探しました。



腹部が大きく裂けた生徒



手足が引き千切れ骨が飛び出している生徒



いったいどれがこの生徒のものだか分からない肉塊


もう誰だかわからないだれか



もがき苦しんでいた声も風にかき消され



ついには聞こえなくなってしまいました。





それでもカメオは生存者を探し続けました。



積もる雪を掻き分け



冷たくなった指先を震わせて


右も左も一面雪で分からない場所で


もう冷たくなってしまった亡骸を懸命に揺さぶり泣き叫びました。



バスのあとは雪で覆われ見えなくなっていきます。


カメオはフラフラと行くべき道の無く彷徨いました。



すると雪に埋もれたカメコを発見しました。



カメコはカメオよりも遠くに飛ばされてしまっていたのですが



雪がクッションとなり一命を取り留めていたのでした。



ですが右足がおかしな方向に曲がっています。



カメオはカメコを背負い助けを求めて彷徨いますが結局道に出ることすらできないでいました。



カメオは体力が消耗し果てて



せめて風を防げるようにと木の陰にカメコを下ろしました。




「ねぇカメオ君・・・」


弱々しい声でカメコが囁いた。




「お腹空いてるでしょ・・・チョコ持ってるから食べて・・・・」




ずっと飲まず食わずで動き続けていたカメオは喜びました。











それは小さくラッピングされたチョコレートでした。




「疲れたでしょ・・・・食べて良いよ。チョコを食べると元気になるんだって。」









(´・ω・;三;・ω・`) ブンブン





だって




それは誰かに渡すはずだったもの。







もう渡すことが出来ないにしても


カメコも体力が消耗しているはず


自分なんかに気を使わないでこっそり食べてもよかったのに





「私、前からカメオ君のことが好きだったんだよ」



やめてくれ・・・・


そんなことを言わないで欲しい




まるで












まるで




最期の言葉みたいじゃないか


























ガタンッ

(うω・`)

6行目あたりの居眠りしていたカメオはバスの揺れに目を覚ましました。











バスは急カーブを曲がりきれずに崖下に落ちていく最中でした。
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