ウミガメのスープ

桜の花びら散るたびに

作者: 黒井由紀

桜の花びらを、地面に落ちる前に両手で受け止めることが出来ると、恋が叶う――
私もまた、そんなおまじないを信じる一人だ。
器用な方だったお蔭か、去年は沢山集められて押し花の栞をいくつも作ったりした。
ところが今年は、地面に落ちる前の花びらは一枚も受け止められなかった。
でも、今の私は幸せだ。一体なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

私は女の子ですか?

解説では女の子ですが、関係ありません。

はい

他に重要人物はいますか?

YES!

両手が何かで埋まっていますか?

半分YES!まとめてください!

はい

私の恋は成就しましたか?

YES. まとめてください!

今年はもう桜の花びらが必要ありませんでしたか?

ある意味YESなのですが、むしろ3なのです!

はい

核心片方の手は恋人と繋がれていますか?

YES! 正解です

はい

核心好きだった人と手を繋いでいるため桜の花びらは取れないけれど、その人と付き合えて幸せだから必要ない…ですか?

YES! そういうことでした。

いいえ

去年は、ブーケトスの花束をげっとしまくりましたが、今年は私がブーケトスをする側(新婦)ですか?

NO. 散る花びらを受け止めるおまじないでした。

答え

あれは確か、去年の今頃。作った栞を友達にねだられて、折角手に入れた花びらが一枚も無くなってしまった頃。
また手に入れなければと、私はすっかり葉桜になってしまった校門の桜の下へ行ったんだった。そこで出会ったあなたは、ちょっと伸びすぎた前髪を持て余しながら、何やら分厚い本を読んでいたね。
あなたは、私に気づくと、慌てて本を閉じて、立ち上がって。
その時、強い風が吹いたの。風に驚いて目を瞑ったのはほんの一瞬だったはずなのに、目を開けた時には、あなたは桜吹雪にまかれて姿を消していた――

今、私の左手は、あなたの手で塞がっています。両手で桜の花びらを受け止めることも、桜吹雪と共に姿を消すあの魔法を見ることも、不可能にはなってしまったけれど、
私は今、とても幸せです。

お祝いが遅くなってしまいましたが、桜小春さん、一周年おめでとうございます!これからも素敵なラテシンライフを送れるよう、祈っております。
保存しました

参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。

💬 参加者チャット

この問題、気に入りましたか?

📺 配信・対面での出題にご利用いただけます。ご利用のルール(出典・改変について)