ウミガメのスープ

【無茶振り三題噺15】つり革の価値

作者: ノックスR

男はつり革の存在に気づいた途端、もう消臭剤を買う必要はないなと安堵した。
一体なぜ?

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※この問題は「飯屋の裏」「つり革」「消臭剤」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』をご覧ください。
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出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

男以外の登場人物はいますか?

Yes!!

はい

つり革は電車の中にありましたか?

Yes!! ただし、解説ではバスですが

いいえ

少し臭う彼氏がつり革で首を吊っていましたか?

No!! ないです!

いいえ

男は何かの乗り物の中で消臭剤を使うつもりでしたか?

No!! 必要ないです!

いいえ

お腹は空いていますか?

No!! なんか意味深w

はい

犯罪要素はありますか?

Yes!!! Gj!!

はい

消臭剤は自分のために買おうとしてましたか?

Yes!!

いいえ

男はお年寄りですか?

No!! でもそれでも成り立ちます!

男は人間が出している匂いを消そうとしていましたか?

YesNo!!! ある意味そうですが……

いいえ

ワキ汗は関係しますか?

No!!

はい

男は人を殺害しましたか?

Yes!!! まとめてください!w

いいえ

男はバスの中で誰かを殺そうとしていましたか?

No!!

いいえ

男はスリですか?

No!!

いいえ

男は死体をバスの中に置いて行こうとしていましたか?

No!!

はい

男は犯罪者ですか?

Yes!!!

いいえ

つり革が臭い消しの代わりになりますか?

No!!

はい

核心男が人を殺し、臭いを消そうと思ったが、捕まりましたか?

Yes!!! よければ、つり革の存在も絡めて、まとめてください!

いいえ

男はバスに乗っていますか?

No!!

つり革だけで男は安堵しますか?

YesNo!!! つり革にあるものがついていたために…

いいえ

殺人を犯した男は、翌日に友達と遊ぶ予定があった。死体を隠した車で外出するためには、車を消臭する必要があるが、バスに乗ればその必要ないじゃん、ですか?

No!!

釣り糸と五円玉でも成立しますか?

しないw

つり革に、男の手の平に付いていた返り血がベットリくっつきましたか?

YesNo!!! べっとりではないですが、わずかに掌紋付きの血が付いてました!

いいえ

男は死体をバスの中に持ってきましたか?

No!!

いいえ

つり革に捕まっていた刑事が重要ですか?

Noでいい?w その漢字だとマヌケよ、刑事ww

いいえ

つり革に他の人の指紋が付いていたので、その人物を犯人にしようと企みましたか?

No!!

いいえ

死体を隠す必要がなくなりましたか?

No!! 解説では隠してないです!

はい

つり革についていた血は被害者のものですか?

Yes!!

いいえ

男は殺人がばれないと思って安堵しましたか?

No!! 逆です!!

はい

男は吊革に一日で自分がつかまるとわかり、消臭剤を消す必要がないと観念し、逃げ回る心配もなくなったことにある意味安堵しましたか。

Yes!!

答え

お金のもつれで、とある飯屋の裏で人を刺し殺してしまったカメオ。
動揺したまま、急いでその場を立ち去って、血を洗い流して帰宅した。
だが帰宅してもう一度手を見ると、よほど動揺していたためか左の手のひらに血が残っていた。
もう一度、家で今度は丹念に洗い流した。
でもなぜだろう。どんなに洗っても。どんなに石けんを使っても。
あの、鉄のような血のにおいが穫れないのだ。
男はそれから、大漁に消臭剤を買うはめになった。少しでもこのにおいが取れるように。

だが、やはり全然とれない。
それでもそれしかできず、毎日たくさんの消臭剤を買っていた。
するとある日、警察がやってきた。
もちろん、何のようでやって来たかは分かる。だが、やはり捕まりたくなかった。
「俺がやったと言うなら、その証拠をみせろ」
凶器はすでに処分したし、俺がやったという確固たる証拠はもうどこにもないはずだ。だが警察はため息をついて、言った。
「実は事件当日。バスのつり革からわずかに被害者の血痕が見つかったんですよ。掌紋付きのね。なのであなたの掌紋を採らせていただきませんか? そうすればあなたの無実を証明できます」

そうだ、確かに帰るとき、いつも通りバスに乗って、つり革につかまった。
俺はここまでだな、と思い、同時に安堵した。

「? どうしましたか?」
「いえ、もう消臭剤を買う必要はないなと思いまして」
「と、いいますと?」
「アレ以来。ずっとするんですよ。……あいつの血のにおいが。俺を責め立てるかのように」
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