ウミガメのスープ

犯人は誰?

作者: 下向

とある街で、殺人事件が起きた。
殺されたのは山田さん(女 50歳)。
住宅地の路上にて、何者かに首を絞められて殺された。
その住宅地に家を持つ、佐藤さん夫婦が犯人が写っているという写真を撮っていた。その日は佐藤さんの愛娘、ハナコの誕生日だった。
夜に誕生日パーティーを行い、何枚も写真を撮っていた。
そのうちの一枚、ハナコと佐藤さん夫婦が3人でケーキと写っている写真。
大きな窓を背景に撮っていて、その窓の外で山田さんが殺されている瞬間が偶然撮られていた。
この日は何枚も写真を撮っていて、窓がうつっているものは他にも沢山あり、わざとらしくはない。
そして、この写真からして3人にはアリバイがある。
殺されている瞬間、仲良くケーキの前で写真を撮っていたのだから。よって、佐藤さん夫婦も容疑者候補にあげられたが、それ以上の取り調べは出来ないままでいた。
しかし、しもな探偵は佐藤さん夫婦こそが犯人だと睨んでいる。いや、既に確信を持っている。
一体なぜ?(分からないことは何でもしもな探偵に聞いて下さい。)

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

しもな探偵はアリバイを崩しましたか?

YES!崩すというか、怪しいところを見つけました。

はい

殺人が起きたのは夜ですか?

YES!

はい

ケーキのろうそくの数はハナコちゃんの年と合っていますか?

YES!合ってます

いいえ

核心写真の部屋は、照明がついており、窓も閉っているので、外の光景が写ることはおかしいですか?

NO!しかし、ほぼ正解というところまで来ました!部屋の明かりは・・・(後で正解にさせて頂きます)

はい

蝋燭に火が点いていましたか?

YES!そうなのです!

はい

部屋の電気が消えていたのに、山田さんが写っていましたか?

YES!それもあるのです!

いいえ

佐藤さん夫婦には共犯がいたとお考えですか?

NO、おそらく佐藤さん夫と佐藤さん妻の共犯でしょう

はい

部屋の灯りはケーキのロウソクだけだったが、窓の外の人物が山田さんだと認識できるほど明確に写っている写真はおかしい、ですか?

YES!簡潔に言うとそゆことなのですが、まだ重要ワードが出てないのです。。

はい

写真の中のケーキの前にいるのは佐藤夫婦とハナコの三人ですか?

YES!のみです!

はい

風は重要ですか?(窓が開いているのに蝋燭の火が揺れていない、など)

YES!探偵はそこにも注目しました。ろうそくがついているから窓はしまっている…と。

はい

窓の外に写っている、佐藤さんが"犯人"だと言い張る人物は、実在の人間ですか?

YES!本物の人間です!

いいえ

夜間なのにカーテンが閉まっていないのはおかしいですか?

NO!それは重要じゃないのです

はい

核心カメラのフラッシュが窓ガラスに写ってなかったですか?

YES!!それでした!ありがとうございます!

探偵、窓が閉まっているのに部屋の情景が写り込んでいなかったのでしょうか?

YESNO、写ってたは写ってたのです。

はい

写真は自動シャッターで撮られましたか?

YES!!

はい

カメラのフラッシュは、ついていましたか?

YES!!

いいえ

パーティには、3人以外に他に、人はいましたか?

NO!3人だけです!

いいえ

しもな探偵はびっくりして死にますか?

NO!し、しにましぇん(;Д;)(;Д;)殺さんでください(;Д;)(;Д;) あれ、この会話デジャヴ…

いいえ

山田さん、ピースしてますか?

NO!wwww想像して吹きましたよもうwww死にかけてるんですよぅ!

答え

殺したのは、佐藤さん夫婦。
山田さんとは金銭問題でトラブルが多かった。
佐藤さん夫婦は山田さんに借金をしていたのだ。
借りたお金は返せるどころか利子ばかりついて増えていく一方。
ハナコが小学生になれば、生活はもっと苦しくなる。
ハナコにそんな思いはさせたくたいし、取り立てに追われる姿を見せたくはなかった。
そこで、ハナコが小学生になる直前の6歳の誕生日の日、佐藤さん夫婦は殺人を決行したのだ。
夫は自営業の写真屋で働いていた。このくらいの合成はお手の物だった。
夫が山田さんを絞め殺し、その様子を妻が写真に収める。後は3人が写っている写真と合成するだけだった。
しかし、ここで大きなミスをしていた。
使った写真は、両親に挟まれたハナコが大きなケーキの前で満面の笑みを浮かべ、6本のろくそくの火を消そうとしている、なんとも微笑ましい瞬間だった。
部屋の電気は消され、ろうそくの火だけが薄暗く部屋を灯している。
そんな中で写真を綺麗に撮るとすれば、もちろんフラッシュを焚くはずだ。
案の定、佐藤さん夫婦はセルフタイマーでシャッターが降りるようにし、自動でフラッシュが焚かれた。
普通なら、暗い窓にフラッシュが反射し、外の景色など見えない筈である。

そうして警察や周りの人の目を欺くことはできたが、
しもな探偵の目だけは騙せなかった。

こうして自分達の作り出した写真により彼らはじきに捕まるであろう。
娘を思って犯した罪で、結果 愛する娘をひとりにすることになるのである。
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