ウミガメのスープ

ラテクエ37「あなたのすべてになりたい」

作者: 天童 魔子

一曲歌い終わると、カメコはマイクを握りしめて叫んだ。
「私、ふつうの女の子に戻りたい!」
むしろカメコは平凡な女の子なのに、周りはその発言に納得した。
どうしてだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

とりあえず死人は出ますか?

now でませんw

いいえ

とりあえず、マイクは人間ですか?

no マイクフォンのことなのです

いいえ

とりあえず、カニバリますか?

now カニバリませんw

いいえ

非現実要素はありますか?

no 現実でもありえます

いいえ

非現実要素はありますか?

no 現実でもありえます

はい

カメコが歌っていましたか?

yes 歌っていました

いいえ

カメコは普通の魔法使いですか?

now 魔法使いませんw

はい

カメコは普通の女の子ですか?

yes 平凡でありふれた女の子です

いいえ

とりあえずカニバ・・ カニ鍋を囲んで忘年会していますか?

no 忘年会ません

いいえ

カメコはカラオケをしていますか?

no! カラオケではありません!

いいえ

カメコは大人ですか?

no!! 子供なのです

いいえ

歌っていた曲のジャンルは重要ですか?

no 特に重要でありません

はい

周りには人間がいましたか?

yes! いました

いいえ

宗教は関係しますか?

now 改心しませんw

いいえ

商業科から普通科へ転科したいと思っていますか?

no 学科ではありません

いいえ

カメコはアイドルごっこをしていますか?

no!! 惜しいのです

いいえ

選挙運動は関係しますか?

no 選挙ません

はい

美少女コンテストは関係しますか?

yes!!! コンテストというよりオーディションですが

いいえ

15 いやむしろ、堀越高等学校芸能科 から 普通の学校に転校したいですか?

no カメコは『転校』しませんよ?

はい

カメコが大人だと話は成立しませんか?

yes!! 何故『普通の女の子』に戻りたかったかです

いいえ

学校行事は関係しますか?

no ありません

いいえ

オーディションでキャンディーズの曲を歌ったカメコ 才能がないのでまわりは「台詞の通り普通に過ごしたほうがアナタのためだよ」と思いましたか?

no! 審査的には最終まで残りました

美少女オーディションに出場していたカメコ、しかし平凡な結果しか残せず、マイクを握りしめて親に向かって「普通の女の子に戻りたい!」と叫びましたか?

親に向かってyes!!それ以外no

審査員に、「恋愛禁止ですが、好きな人が出来たらどうしますか?」と聞かれましたか?

yesno 聞かれたかもしれません

いいえ

周りの人間も子供ですか?

no!大人でした

いいえ

カメコはオーディションの為に猫を被って疲れていましたか?

no! ある意味本心をぶつけました

核心子役として成功させたいと思う親のせいで、才能もないのに無理やりオーディションに出されたため、カメコは嫌気がさしていましたか?

goood!!!! その通りです

いいえ

いいともでやってた 大人にしか見えない小学生をまんま、親が芸能事務所に売り込みましたか?

now カメコは普通に子供ですw

親はカメコをオーディションからのし上げていって有名人にしたいが、そうなると友達と離れ離れになってしまうので、カメコは嫌がりましたか?

惜しい!! 友だちっと言うよりも・・・

答え

カメコは何の取り柄も無いごくごく平凡な女の子でした。

しかし音楽の先生である教育ママのマコから

アイドルになるべく小さい頃から色々な塾に夜遅くまで通わせ英才教育を詰め込まれてきました。

元々才能は無いカメコは母に喜んでもらおうと必死で努力を重ねました。

しかし母は1位とか優勝とか名誉にしか興味が無く

いつもカメコを叱り付けていました。



そしてある時カメコはアイドルのオーディションの最終審査に残りました。

最終審査では自己PRをしてもらい意気込みを語ってもらうのです

しかしカメコの番になるとカメコは口を閉ざしてしまいました。

過保護なマコはカメコの体制を取り繕うとしゃしゃり出てくるとべラべラ語り始めます。

それを聞いていたアイドル補完計画の総責任者テンドウは溜息をつきました。


テンドウ「自分の願望は、あらゆる犠牲を払い、自分の力で実現させるものだ。他人から与えられるものではない。


私はカメコの言葉が聞きたいのだ。娘をアイドルにすることしか頭に無い愚かな母の操り人形に成り果てた物言わぬ少女になど興味も無い。

喋るなら早くしろ、でなければ帰れ。」

カメコはキッとテンドウを睨むと「母は愚かではありません。すばらしい方です。私の歌はすばらしいと褒めてくれました。」

そしてカメコは幼い頃母と一緒に歌った蝶々を歌いました。

それはとてもすばらしい歌声でした。

マコは審査員の表情を見て心情は完全に把握した。これはチャンスだと内心喜びました。

しかしカメコは自分の意見をはっきり伝えました。

カメコ「お母さんごめんなさい。私、ふつうの女の子に戻りたい!アイドルになんてなれなくたって良い。

昔みたいに『お母さんと一緒に』歌を歌っていけたら私はそれだけで幸せだよ。」



結果同然に不採用になりましたが審査員の人たちがカメコの言葉に納得してくれたからでした。

母はすごくショックでしたがそれでも最後には納得してくれました。



カメコは今日も母と共に一緒に歌を歌っています。








































テンドウ「人は思い出を忘れることで生きてゆける だが決して忘れてはいけないものもある。

良くやったな、カメコ。流石は私たちの子だ。」
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