ウミガメのスープ

とある美食家の最期

作者: iliichi

「死ぬ前に、私の一番愛した料理を食べて死にたい。」を口癖にしていた毒舌美食評論家。
そんな男が死のふちに言った言葉は「妻の料理が食べたい。」だった。
朝早くから夜遅くまで仕事ばかりで一緒に食事をする機会もここ何年もなかったのに・・・男の最期の頼みに妻は驚き、涙した。
妻は死に逝く夫のために心を込めて、精一杯の料理を作った。

ところが男は目の前の料理を口にせず、「これは私が食べたいものではないんだ。」と言って事切れた。

男が料理を食べなかったのは、一体何故でしょう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

男が事切れる直前に出された料理は妻の料理でしたか?

はい。妻が作った料理です。ミスリード注意

いいえ

男は妻を材料にした料理を食べたかったますか?

いいえ。グロはありませんw

いいえ

男にとって妻と呼べる人物が二人以上いましたか?

いいえ。妻は一人です。愛人もいません。

はい

3確認 男の結婚相手は生涯を通じて一人だけですか?

はい。そのとおりです。

いいえ

妻は聞き間違いをしましたか?

いいえ。聞き間違いはしていません。

はい

一番愛した料理=妻の料理でしたか?

はい。ミスリード注意です。

いいえ

毒舌であることは関係ありますか?

いいえ。謎には直接の関係はありません。

いいえ

妻は男にインスタント食品を食べさせていましたか?

いいえ。手料理です。

はい

妻とは男の配偶者の事でしたか?

はい。

いいえ

男は妻のせいで死にますか?

いいえ。男の死因と妻の因果関係はありません。

妻が涙したのは、悲しみのためですか?

はいいいえ。男が死ぬ哀しさ半分と妻の料理を食べたいと言われた事への嬉しさ半分です。

はい

妻は今まで男に料理をつくっていましたか?

はい。とても重要です

はい

妻の料理= 妻の作った料理ですか?

はい。

はい

男は本当に妻の料理が食べたかったのですか?

はい。そのとおりです。

いいえ

妻が作った料理の特定は重要ですか?

いいえ。全く関係ありません。

いいえ

私はこれまで妻の料理を、「別の人物が作った料理」と認識して食べていた、そして死の間際にも同じ料理が出て来たので、妻の料理では無いと思い込んでいましたか?

いいえ。これまでの妻の料理も妻の作った料理です。思い込みはありません。

いいえ

ここ数年の間に妻の味覚は変わりましたか?

いいえ。ちなみに男の舌の衰えもありません。

心を込めて精一杯作ったのではない料理だったら食べましたか?

はいいいえ。美食家としては食べないかもですが、重要なポイントではありません。

いいえ

男は食べたくても食べられない状態でしたか?

いいえ。食べれますが、食べませんでした。

いいえ

男は妻に対して悪意がありましたか?

いいえ。男は妻を愛していました。

いいえ

男自身なにか勘違いをしていましたか?

いいえ。はっきりとした理由があって、料理を口にしませんでした。

いいえ

一生懸命作りすぎて、「いつもの」妻の料理ではなくなってしましましたか?

いいえ。いつもの妻の料理でした。「いつもの」はキーワードかもしれません。

いいえ

いつもの素朴な味が好きだったのに、妻は気合いれ過ぎて高級な味になってしまいましたか?

いいえ。22参考でお願いします。

妻の作った刺身のつまを使った貧乏料理が食べたかったとかでしょうか?

えっ!いいえですw

いいえ

男が好きな妻の料理はいつもの妻の料理ではないものですか?

いいえ。いつもの妻の料理です。+料理名の特定は重要ではありません。

はい

男は料理を食べるつもりでしたか?

はい!!!素晴らしい質問です!

はい

核心いつもの完成から時間が経っていた料理を食べたかったが、死の間際に出された料理は完成したてだったので食べませんでしたか?

はい!そのとおりです!大正解です!

はい

男は料理の見た目で、食べたい料理ではないと悟りましたか?

はい。

はい

男は視覚情報で「自分の食べたい料理ではない」と判断しましたか?

はい。

はい

一緒に食べることがなかったとあるので、出来たての料理はいつもの味ではないのですか?

はい。

いいえ

男は猫舌でしたか?

いいえ。職業としたら結構致命的なw

いいえ

男は猫舌ですか?

いいえ。

男は妻に「はい。あーん」と食べさせてもらいたかったのですが、面と向かってお願いできませんか?

可愛いですね!そのおっさん!

はい

しっとりと味が馴染んでこそ美味しい、でしたか?

はい。妻の料理を食べなかったのは美食家としてのプライドですが、最期の言葉は夫としての気遣いでした。

答え

外食や仕事で食べて帰ってくる日の方が多かったが、妻は料理を毎日、遅く帰ってくる夫のために準備していた。
夫が帰るのは深夜を回った頃。その頃には妻の作った料理はすっかり冷えていた。
ある時夫は妻の冷め切った料理を口にする「・・・これは、うまい。」

―――――・・・・・・・・・

「・・・最期の言葉があれなんて信じられない。お母さんがせっかく作った料理を食べないなんて最低っ!」そういって泣いている娘を私は抱きしめた。
何故、彼が口にしなかったのか私は分からなかったが、彼は美食家としての言葉を真っ当したのだろう。
私の料理は彼にとって世界一ではなかったのだろうか?分からない。ただ彼の最期の言葉は夫としての言葉だったように思う。

――・・・すっかり冷めてしまった料理を口に運ぶと、とある美食家の愛した味がした。

「男が望んでいたのは妻の時間の経った料理だった。」ので手をつけなかったが正解です。ありがとうございました。
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