ウミガメのスープ

【ラテクエ33リサイクル】祈りの花

作者: ムク

大雨が降ってきた。
近くの町では道路が冠水し、この花火大会の会場の川にも氾濫警戒情報が出たらしい。
それでも花火師はやめない。空に大輪を咲かそうとし続ける。
そして観客までもが、逃げようとしない。濁流は徐々に水位を上げているというのに。

何がそこまで彼らを駆りたてるのか。

※ ラテクエ33問題決定戦から、…え?さんの問題文をお借りしました。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

花火師は花火を打ち上げようとしているのですか?

Yes!

?

花火師も観客も、川に取り残され救助待ちしてますか?

救助待ちYes! 川ではありません。

いいえ

花火師は軍人ですか?

No

はい

濁流は観客や花火師を飲み込もうとしていますか?

Yes!

はい

花火は救助信号ですか?

Yes!

はい

彼等はどうしても花火を打ち上げなければなりませんか?

Yes? 3、5の通りです。

いいえ

川が氾濫し取り残されちゃいましたか?

No ! 川ではありません。

?

花火大会の会場から、どこかの高台に避難していますか?

この訊き方だとNo でも高台Yesです。

いいえ

屋形船で絶賛流され中でしたか?

No 船はありませんでした。

いいえ

無人島に漂流してますか?

No

いいえ

山奥にいますか?

No ちょっと惜しいです

いいえ

8より、橋の上ですか?

No

いいえ

花火大会の会場は、ダムのところでしたか?

No

はい

高台以外は陥没し救助会に助けを求めていますか?

Yes!

はい

花火師、観客とは、花火大会の花火師、観客ですか?

Yes。ただし彼等にはある共通点があります。

△

花火大会の会場は帰る道を失いましたか?

Yes/No 確かに道はなくなりましたが、そもそも…

はい

花火大会会場が高台になっており、そこから助けを求める花火をあげようとしているのですか?

Yes!その通りです!

いいえ

王蟲の大群は重要ですか?

No 大蟲の大群が四方から押し寄せるんでしょうか。それは必死ですね。

いいえ

敵国から水攻めされてますか?

No その方が面白かったかもしれません!

いいえ

人為的な事故が起こりましたか?

No!

いいえ

雨乞いしていましたか?

No

△

花火大会とは、普通の(鑑賞目的の)花火大会でしたか?

Yes/No 花火を鑑賞して楽しむためではありますが、いわゆる花火大会とは意味合いが少し違います。

いいえ

日本沈没中でしたか?

No でもちょっと惜しいです!

いいえ

地震は関係ありますか?

No でもちょっと近づいてきました。

いいえ

まさかの津波ネタですか?

No それはさすがにしませんが…

いいえ

鎮魂祭していたら花火がうるさすぎて霊を怒らせましたか?

No でもその発想は本当に尊敬します

いいえ

非現実要素を含みますか?

No 架空の話ですが、状況は実話ベースです。

いいえ

花火関係者は死者で自分たちの死体を弔ってほしくてお盆の時期に冥界から現れましたか?

No 霊は出ません。

△

停電しましたか?

関係ありません。

いいえ

地盤沈下が起きましたか?

No

いいえ

雪解け水は関係しますか?

No でも更に近づきました!

?

大雨と、花火大会の開催理由、高台以外が水没した理由は全て同じ理由ですか?

直接はNoです。でも大元に一つの原因があります。

いいえ

土砂崩れを起こしましたか?

No

はい

現代日本で成り立ちますか?

Yes! 氷が溶けました! 稚内ではありませんが。

いいえ

火山が噴火して、山の頂上が凹んでソコに水がたまりカルデラ湖になりましたか?

No

はい

温暖化の影響で水没する島々が舞台ですか?

Yes! ! 島々もしくは北極圏も海辺です。

いいえ

ノアの方舟の頃の旧時代ですか?

No むしろやや未来寄りでした。

いいえ

氷山の上で花火大会をしていますか?

No それはむしろやってみたいですね。

?

異常気象も、水位上昇も引き起こす地球環境破壊に抗議し、エコな生活を訴えるための花火大会で須加

環境破壊まではYes! 後半はNoです。

?

イヌイットが自分達の土地を返せと訴えますか?

この後で訴えたでしょう!ただしこの場ではNoです。

はい

核心沈みゆく街の最後を彩る花火大会のつもりだったのですか?

Yes!!正解です!

★

答え

急激な温暖化で氷山氷河が溶けたせいで、海に呑み込まれようとしている町があった。
全住民の退去が決まり、最後のお別れに祭りが開かれた。
郊外の丘では、屋台に演し物、フィナーレの花火大会の準備が進められている。
突然、雨が降り出した。みるみる内に集中豪雨となり、既に海面下に沈みかけていた町は、あっけなく水没した。丘を走る涸れ川も今は大河の様。
ろくに目印もない大海原、通信状況も悪く救援ヘリは中々辿り着けない。
花火師は必死で花火を打ち上げて居場所を知らせ、住民たちは藁にもすがる思いでそれを見つめていた。

〜〜〜
もう十年以上も前から、アラスカやグリーンランド等の北極圏やツバル等の島嶼部では海面上昇による廃村が進んでいます。
スコールのせいで、短時間で海面が上がって屋根を越えた話もあります。

— …え?さんの問題文です

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