ウミガメのスープ

【ラテクエ33リサイクル】正確な未来予期

作者: ツォン

「男が死んだ。なぜ?」
きかれた瞬間、彼は3分後の自分の未来を正確に予測した。
後に残ったのは星と耳鳴りと溶けかけたろうそく。

彼の未来とは?

*ラテクエ33選考会、ムクさんの作品です^^
「俺」の部分が一人称限定ではなかったのですが、大丈夫でしょうか?(;^ω^)

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

ラテシン関係ありますか?

イエス?そんなに重要ではないです

カップラーメンを食べますか?

ノーww確かに三分だけどww

彼は自分の死を悟りますか?

イエス!なぜでしょう?

「彼」とは人間ですか?

イエス

後に残った星とは、夜空に浮かぶ星の事ですか?

ノー!

登場人物は彼と「男が死んだ。なぜ?」と問いかけた人物だけですか?

イエス!

「男が死んだ。なぜ?」の男は彼ですか?

イエス!

「3分」には意味はありますか?

ノー、近しい未来という程度です

「星」は具体的名称ではなく、何かを比喩した表現ですか?

イエス!比喩というか

ろうそくが溶けかけているのは燃えているからですか?

イエス、燃えていました。さほど重要ではないです

「星」は何かに描かれている絵柄ですか?

ノー

男の死因は重要ですか?

イエスノー、細かい死因の特定はしなくてもいいですが…

地球規模の事故が起こりますか?

ノー

男は何かに衝突しましたか?

ノーですが彼にとっては事故レベルです。

ロシアンルーレットは関係ありますか?

ノーです。

犯人と書いてホシと読みますか?

そのとおり!

男は爆死しますか?

爆死ません(;つД`)

高低差ありすぎて耳がキーンとしますか?

ノーです。

犯人に銃で撃たれますか?

イエス!

耳鳴りの原因は音ですか?

イエス!

彼は犯人に捕まってしまいましたか?

イエス!

質問者=犯人ですか?

ノーです。

彼は犯人を追跡していたが逆に捕まってしまい。銃口を向けられて「男が死んだ。なぜ?」と嘲笑されますか?

追跡はしてませんが、男が捕らえられて、犯人に言われた台詞です

「後に残ったのは」の『後』とは、「男が死んだ、なぜ?

ノー、男が死んだあとです

撃たれて出血多量で死ぬまでの間の話ですか?

ノー、捕縛されていることに気付き、それから殺害されるまでの話です

一緒に捕まった隣にいる仲間が銃殺されますか?

ノーです。

耳鳴りがしたのは、男を殺した犯人ですか?

イエス!あとは彼がなぜ予測できたか、です。

彼の職業は重要ですか?

ノーかな?

犯人にとって、男は人質でしたか?

ノー

男は拷問を受けていましたか?

拷問ではないです。ノーです。

男は拷問を受け知っている情報の全て犯人に教えてしまいましたか?

ノー、拷問ではなく

凶器は拳銃ですか?

イエス!

31より 逆に何も喋らなかったので拷問がエスカレートして死んでしまいますか?

ノー。拷問はしていません。

犯人(星)は、彼を拘束し3分間かかる導火線に蝋燭で火をつけていった。「男が死んだ。なぜ?」 3分後、導火線の先の爆弾が炸裂し、あとに残ったのは彼のしたいと溶け残った蝋燭、そして犯人と犯人の耳に残る爆音による耳鳴り だけだった。 ますか?

ノー、爆弾ではありません。銃です。後半はイエス

耳鳴りとは、銃声による耳鳴りですか?

イエス!!

ロウソクの火で火縄銃に火をつけましたか?

ノー、火縄銃ではなく拳銃です。

核心彼は星(犯人)に捕まり、銃口を向けられて「男が死んだ。なぜ?」問いかけられた後、発砲。後には銃声によって耳鳴りがしている星のみですか?

これで良いかな?

星は苗字ですか?

ノー、名前の設定は特にありません。

銃の引き金を引いたのは、犯人自身ですか?

イエス

答え


うそくの火が揺れているのに気づいた。
「ぐ・・・。どこだここ?」

立ち上がろうとしたが、できなかった。

定置型の椅子に拘束されていた。
ひどい頭病みだ。
殴られたようだ。

「お目覚めね。」
暗闇の奥から声が聞こえた。
少女のような声、聞き覚えのないものだった。
暗がりから顔を見せた。
いわゆる黒ゴスの衣装を着た、美少女だった。

「あなた、ラテシンとか言うサイトがすきなんですってね。」
「あ、あんた誰なんだ?」
「どうでも良いわ、そんなの。勝手にしゃべるなら、殺すわ。」
彼女のスカートのすそから、鈍く黒光りするものが覗いきみえた。
(銃!?)

一気に血の気が引く音がした。

「ここであなたの好きなウミガメ問題です。男が死んだ。なぜ?質問の回数はそうね…、5回よ。さあ、質問して?」

彼は気づいた。
おそらく、3分ほど後には…。

「…その問題は、死因を当てるものか?」
「イエスノーよ。死因と、きっかけを両方当てて。」

「死因は・・・、アンタの銃で射殺、か?」
「イエス!そこは正解よ!」
彼女はにこりと笑った。

「3つめの質問は?」
「この殺人はアンタ単独の意思か?」
「ノーね。私は仕事をしているだけよ。」

数十秒、黙った。
心当たりがひとつだけあった。

「依頼人は、俺の婚約者の、母親か?」
「・・・よくわかったわね、正解よ。それじゃ、最後の質問をどうぞ。」

「・・・まとめ質問だ。名家の一人娘と婚約した俺だが、学も財も才もない俺が邪魔になった母親が、あんたに俺の殺害を依頼。あんたの気まぐれで、俺のウミガメ好きを考慮して、この問題を提示したが俺の死という結末は変わらない、ということか?」
「おおむねイエスだけど、ひとつだけ違うわ。相手の好きなことを最後にやらせてあげる。それは気まぐれではなく、私の流儀よ。」
銃声が響く。

血しぶきがろうそくを消した。
「・・・毎回きぃんと来るのがたまらないのよねぇ。」
乾いた笑みを浮かべる女。

彼は自分の死を性格に予測し、そして残ったのは星=殺害した犯人と、銃声による彼女の耳鳴り。
そして溶けかけた血濡れのろうそくだった。
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