咎の部屋
目の前には機関銃、後ろのスピーカーからは、
「この部屋には法律がない。撃つも撃たぬもお前次第。好きにしろ。」と流れた。
男は落ちてきた寝袋を笑いながら撃ち、
吊るされていたサンドバックを泣きながら撃ち、
最後には絶望し、発狂して自らの頭を撃ち抜いた。
倒れた男を見て、男達は盛大に笑い、
その様子を見ていた女はにやりと笑った。
どういうことだろう。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
登場しているのはすべて人間ですか?
はい!
自分の頭を銃で撃ち抜いた男は死にましたか?
はい!
男は男達、もしくは女によって発狂させられましたか?
はい!
寝袋、サンドバッグ 人間入りですか?
はい!
寝袋、サンドバックは機関銃で撃ちましたか?
はい!
女は何かの実験をしていますか?
はい!
寝袋には憎んでいる人物が、サンドバッグには身内が入っていましたか?
いいえ!ですが、少なくとも男は知っている人物だと思い撃ちました。
男はスピーカーから流れた声を聞いてから自ら頭を撃って死ぬまで、ずっと白い部屋にいますか?
はい!
出ようと思えば、男は白い部屋から出られますか?
いいえ、ですが、機関銃を使うか否かは男の自由です。
寝袋に入っている人物、サンドバッグに入っている人物と男の関係は重要ですか?
はい!
7より 中身は知っている人物だと思いながら撃ったということは、男は中に入っている人物に対して殺意がありますか?
はい!
11 厳密には「男は中に入っている人物に対して」ではなく「男は中に入っている【と思ってる】人物に対して」 ますか?
はい!
男の殺意の対象は「男達」と「女」 ますか?
いいえ!
6 「実験」=【チキチキ!しつこい追手に対象誤認させて身内殺させれば勝手に絶望して死んで、追手排除できんでね?大実験~?】 ますか?
いいえ!ガキ使!!(笑)
7より、男は中身を 7 のとおりだと思っていたが、実際は逆(寝袋が身内、サンドバッグは憎い相手)でしたか?
いいえ!
6より 女がにやりと笑ったのは、実験が成功したからですか?
はい!ですが、それだけではありません!
12より 男が絶望して自殺したのは、実際に中に入っていた人物が予想と違っていたからですか?
はい!ですが、正確には中に入っていたと伝えられた人物が予想とは違っていました!
男はサンドバッグを撃つ前に、寝袋の中身を見ましたか?
いいえ!
15 より、 寝袋・サンドバッグ 両方とも身内(知人)でしたか?
結果的にはいいえ、ですが、男は身内(知人)だと思い込んでいます!
では、「撃った後」に、「バカめ、中身はどっちもお前の身内だ!」と(嘘を)言われ、中身を確認する前に絶望で自殺しましたか?
はい!
寝袋を撃った直後に、サンドバックを撃ちましたか?
うーん・・・間髪いれずにという意味ならいいえです。ですが特に時間が開いているわけではありません!!
20より 男に嘘を言ったのは、盛大に笑っていた男達のうちの1人ですか?
いいえ!
男たちはこれの視聴者ですか?
はい!!
「インシテミル」みたいな実験であり、娯楽であり ですか?
インシテミルを見たことがないのでわかりませんが、ある実験であり、娯楽でもあります!
男は囚人ですか?
はい!
囚人が精神実験に使われていて、サンドバッグや寝袋の中の人は男が危害を加えた家族ですか?
前半はい、後半いいえです。
男は過去に、死刑判決をくらうような重罪を犯しましたか?
はい!
男以外にも、実験台になった囚人はいますか?
はい!
死ぬのは「寝袋の中に入っていた人物」、「サンドバックに入っていた人物」、「男」の3人ですか?
はい!
男は寝袋やサンドバックの中身を、確認しようと思えばできましたか?
いいえ、ですが正確には確認しようと思うことができませんでした。
女は有料で男達に観せていますか?
はい!
知人と身内には関わりがありますか?
はい!
女の実験は、観衆の男たちも対象に含みますか?
解説ではそう匂わせていますが、あまり関係ないです!
男は撃たない場合、寝袋とサンドバックの2人は苦しみ続けますか?
はい!ある意味で、苦しみます。ミスリード注意です!
サンドバッグと寝袋は男と別の部屋にありましたか?
はい!男が撃ったとき以外は別の部屋にありました!
実験に使われたということは、サンドバッグと寝袋の中の二人も罪を犯していますか?
はい!!
実験の様子を視聴している男達と、男達を見てにやりと笑った女は同じ部屋にいますか?
いいえ!
31より 女は有料で実験の様子を男達に視聴させることで荒稼ぎしようと企んでいますか?
正確にはいいえですが、それでも成り立ちます!
男達は男の被害者やその関係者で、彼らの復讐心と残虐性も女は観察していますか?
いいえ!
男は目隠しをされていましたか?
いいえ!
女が行っている実験の目的は重要ですか?
はい!
男が収容されていた刑務所は、定員オーバーになりかけていますか?
いいえ、というか関係ありません!
知人が身内を殺しましたか?
いいえ、ですが知人が身内に何かをしました!
サンドバッグと寝袋の中の二人は最初から死んでいて、男はそれを知っていましたか
いいえ!
男の罪状と実験台に選ばれた理由は関係ありますか?
はい!
女は国から依頼を受けていますか
いいえ、ですが女は国からあることを黙認されています
男の身内は知人に騙された。男は復讐しようと犯罪を犯し死刑囚に。知人も悪事を暴かれ死刑囚となった。その人間関係に目をつけたのが女性研究者。女は精神について研究している。国は女の実験を娯楽にする観衆からの資金と研究が有事の時に役立つかもという思惑で殺害をも黙認。サンドバックと寝袋の中身が知人だと言われた男は二人を殺す。一人は最低な奴だったので笑いながら、もう一人は大切な人だったので泣きながら。しかし殺害後、実は身内だったと女に嘘をつかれ絶望。発狂して自殺。視聴者は楽しみ、女は男が自殺するかどうかという実験が成功したことと、これでまた国から死刑囚を譲り受けられるという思惑からにやりと笑った…ですか?
いいえ、後半はほぼあってます!ですが前半は違います!
男が以前犯した犯罪に協力者はいますか?
いいえ!
うーん難しい……知人は男の身内に悪事を働きましたか
はい!
男は死刑囚になって当然の人物ですか(根本から悪人ですか)
法律的にははいですが、根っからの悪人ではありません。
知人が男の身内に対して働いた悪事によって、男も被害に遭いましたか?
精神的な被害も込みならはい!
男が殺した人物は知人の仲間ですか(知人もいずれ殺そうと思っていた?)
はい、ですが()の中はいいえです。男は事実を完全には知りませんでした。
男が根っからの悪人でないことを女は知って、実験に使おうと決めましたか
いいえ!
知人も死刑囚になるだけの犯罪を犯していますか。それに身内が巻き込まれましたか
いいえ、知人は死刑囚ではありません!
男の罪状は殺人罪で、裁判によって更生の余地なしと判断されて死刑囚になりましたか?
はい!
男は身内の為に殺人を犯しましたか
はい!
身内と知人の望ましくない関係に金銭は絡んでいますか?
いいえ!
男はサンドバックと寝袋に知人が入っていると思い込んでいたが、実際は見知らぬ死刑囚が入っていたのですか?
はい!
「サンドバックを泣きながら撃った」……これは嬉し泣きですか?
いいえ!
女が国に黙認されている「あること」とは死刑囚の人権無視ですか
はい!
身内とは、男の子供ですか
いいえ、男の妹です!
男が以前殺した知人の仲間と妹は恋愛関係にありましたか
いいえ!
男の妹に悪事を働いた知人は、逮捕されてしかるべき罰を受けましたか?
いいえ!!
妹は知人たちに騙されていましたか
いいえ!騙されていたというより・・・
身内は二人いますか
いいえ!男の身内は3人います!
男は知人の仲間が法律で裁けないと知り自分で殺しましたか
はい・・ですかね・・?裁けないというより知人が法律によって死ぬことはありませんので殺しました!
妹が知人を騙していましたか
いいえ!
男の身内三人の特定(?)は重要ですか
いいえ、重要なのは妹だけです!
知人は男の妹3人ともに悪事を働きましたか?
いいえ、妹は一人です
男が寝袋やサンドバックの中身を見ようと思うことが出来なかったのは物理的に無理だったからですか
いいえ、心理的に無理でした!
顔も見たくないから寝袋とサンドバックの中身を確認できなかったのですか
いいえ、パニックになっていました。
妹は知人と何か悪いことをしてましたか
いいえ
男の罪は妹の為に人を殺したことだけですか
はい!
女が死刑囚の人権無視を国から黙認されている理由は重要ですか?
はい、めちゃくちゃ重要ではないですが、それとなく重要です。
男と妹は血の繋がった兄妹ですか?
はい!
男がパニックになっていたのは、男がずっと勘違いしていたある真実を伝えられたからですか
うーん・・それもありますが、意味不明なことが立て続けに起きていたからです。
男が実験に選ばれたのは、男が知人を殺した事件が関係していますか
はい、男が(この)実験に選ばれたのはその事件が関係しています!
知人も三人ですか(殺した元学生、寝袋、サンドバック)
はい!!その三人で成立します!
妹は知人の仲間にいじめられていましたか?
はい!!!!
学生時代、知人と妹の仲は良かったですか
はい、知人の一人とは仲が良かったです!
76より 男がサンドバックを泣きながら撃ったのは、パニックに陥ったからですか?
はい、47の質問の通りです!!
妹はいじめでずっと心に傷を負ったままですか
はい!
男は、妹と仲が良かった知人はサンドバックに入っていると思っていましたか
はい!!
知人の仲間=いじめ首謀者、寝袋=いじめ加担、サンドバック=妹の友達、ですか?
はい!
男がこの実験に選ばれた理由は、大切な人(身内)と憎い人(いじめ加担者)が複数人いる丁度良いサンプルだったからですか……?
はい!!!もうまとまると思います!!
核心妹をいじめた奴を許せず殺してしまい死刑囚になった男。大切な人と憎い人が複数人いる男は女にとって良い実験材料だった。男は実験で知人(に見せかけられた他人)を自らの意思で殺したが、直後それが身内であったと嘘を吐かれ発狂。自殺。娯楽として見ている男たちは爆笑。女は自分の予想通りの結果ににやりと笑った。
正解です!!解説をどうぞ!!
答え
一学年下の妹にちょっかいをかけ、陰湿なイジメをしていたからだ。
しかし、男は逮捕され、死刑が確定し、刑務所に収監された後に黒幕が他に二人いた事を風の噂で聞いた。
一人は男の担任の教師だ。
こいつが生徒二人に指示して妹をいじめさせていた。
女生徒の嫌がる顔が好きだったらしい。
もう一人は男の親友だった。
男と同じ病院で生まれ、幼稚園、小中学、高校とずっと一緒に通い、家族ぐるみの付き合いをしていた。
しかし男の妹を好きになり告白して、振られてからは妹に対して逆恨みをして隠れて陰湿なイジメをしていた。
しかし、男はそう聞いたところでもうどうにもできなかった。
この国ではとある研究機関が絶大な力を持っていた。
薬物、医療、科学、心理学・・・、あらゆる研究で全世界の何十歩も先を行っていた。
その理由として、この研究機関では国や警察に莫大な賄賂を渡すことにより、あることを黙認されてきた。
そのあることとは人体実験だ。
国から死刑囚を実験材料として提供してもらい、代わりに莫大な賄賂を渡す。
そして、実験の様子を世界の名だたる大富豪達に生放送することでスポンサーになってもらっていた。
そんなわけで、研究費用や研究材料、賄賂にも困らないほどの金がこの機関には腐る程あったのだ。
話は男に戻る、
10年後、現代・・・
男は次の実験材料に指名された。
実験の前日、夕飯に研究機関が開発した
「特定の期間の記憶を消す薬」を混ぜられ、次の日目覚めると真っ白な部屋にいた。
薬によりこの10年間の記憶を消された男は、薬の副作用で10年前の出来事を鮮明に思い出していた。
自分はクラスメイトを殺し、留置所にいるつもりだったが、
今いるのはどこだかわからない真っ白な部屋。
目の前には使った覚えのない機関銃、
男は混乱していた。
すると後ろのスピーカーから声が流れた。
「この部屋には法律がない。撃つも撃たぬもお前次第。好きにしろ。」と。
そして、男の前に上から寝袋が落ちてきた。
明らかに人が入っているが、どんな人物なのかはわからない。
するとまたスピーカーから声が流れた。
「その寝袋にはお前の担任だった教師が入っている。その教師はお前の殺した生徒に指示してお前の妹をいじめていた黒幕だ。女生徒の嫌がる顔が見たいという理由だけでな・・・」
それだけ言うとスピーカーは黙った。
混乱していた男にはその言葉だけで事足りた。
「は・・なんだよそれ・・、ははは、あはははは!!!!死ねえ!!!このクズがああ!!ぎゃはははははは!!!!お前みたいなクズは死ななきゃダメなんだよ!!」
男はそう叫ぶと寝袋に機関銃を撃ち込んだ。
何発も何発も・・・
寝袋から流れ出した血に男の足が浸ったところでスピーカーから声が流れた。
「そいつは死んだ。お前が殺した。右を見ろ。」
男が右を見るといつの間にかそこにはサンドバックが吊られていた。
「そのサンドバックの中にはお前の親友の男が入っている。そいつはお前の妹に告白し、振られ、逆恨みして妹に陰湿ないじめをしていた。さっきの教師よりも陰湿ないじめをな。」
男は親友という言葉を聞き、
たった今人を殺したということもあり、明らかに動揺していた。
「そん・・な・・なんで・・なんであい・・つが・。」
男は機関銃を持った手が震えていた。
そんな男に追い討ちを掛けるようにスピーカーは流れた。
「そのいじめを苦につい先日、お前の妹は自殺した。」
その言葉を聞き、男の何かがプツンと切れた。
「うわあああああ!!!!なんでだああああ!!!」
男は号泣しながらそう叫び、サンドバックを機関銃で撃ち抜いた。
サンドバックから血が吹き出したところでスピーカーが流れた。
「そいつは死んだ。お前が殺した。明かりを消す。」
そう聞こえると、一瞬部屋が真っ暗になり、すぐに明かりがついたが、もう寝袋もサンドバックも無く、あるのは血だまりと機関銃とスピーカーだけだった。
男は完全に憔悴しきっており、
何が起こっているのか全く理解が出来なかった。
そしてスピーカーからはまた声が流れた。
「この部屋に法律はない。お前は自分の意志で殺した。お前には真実を与える。」
「お前が殺したのは、担任の教師でも親友でもない。お前はその手で何の咎もない自分の両親を殺したのだ。」
この言葉は嘘だった。というより、この部屋でのスピーカーの発言はほとんどが嘘だった。妹は自殺などしていないし、
寝袋とサンドバックに入っていたのは両親ではない。
ましてや担任でも親友でもない。
男と同じ死刑囚だ。
しかし、この短時間でしかも10年前の殺しの記憶が鮮明に思い出された状態で二人の人間を殺した男の精神は極限状態だった。
その言葉だけで十分に発狂できたのだ。
「ぎゃああああああ!!!!」
そう叫び、男は自らの頭を撃ち抜いた。
その様子を鑑賞していた大富豪たちは汚い笑い声をあげ、盛大に喜んだ。
そして、男の死体が映し出されたモニターと大富豪たちが喜ぶ姿を写したモニターを見て、研究機関の総帥である女はにやりと笑いながら言った。
「極限状態における人間の精神状態の変化と罪の意識に基づく行動について・・・、ほう、精神が極限の状態では思考能力および疑う力が低下しているな・・・これは興味深いデータが取れた。ふふ、この腐った大富豪どもと死刑囚のおかげで私の研究機関はまだまだ成長する・・、ふふふふふふ・・・・。」
研究室には女の不気味な笑い声が響き渡った・・・。
— 複雑かもしれませんがもしよろしければご参加ください!!
参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。
💬 参加者チャット
まだ発言はありません。
この問題、気に入りましたか?
📺 配信・対面での出題にご利用いただけます。ご利用のルール(出典・改変について)