20の扉

全て当てるまで終われま10!

作者: 夏目シュン

「あ~! 春だね~」
「うん~♪ まだ寒いけどね~」
「春もいいけど……あたし、夏が楽しみ」
「夏休みあるからでしょ~!」
「そんなんじゃないし! あたし、春も夏も好き」
「秋と冬は~?」
「嫌いじゃないよ!」
「ふ~ん、私はどの季節も好きだな~!」
「……ねえ、突然だけどゲー厶しない?」
「ゲー厶?」
「あたしが好きな言葉? 当てて♪ 10個ね!」
「え~!? 難しいよ~」
「もちろん、質問していいから! でも、質問は多くても40個くらいにしてよね!」
「え~分かったよ、私、絶対当てるね!」



と、いうわけで言葉を10個当ててください。
多いですが、ひとつ分かればあとも分かってくると思います。
制限は50ですが、最後の10個には答えを書いて欲しいです。
何かあれば質問してください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

10個ある言葉は全て同じ意味ですか?

NO。完全に同じ意味ではないです。

いいえ

10個ある言葉は全て同じ発音(表記)ですか?

NO。発音、表記は違います。

はい

10個は何かのグループですか?

YES。グループ、と言って良いです。

はい

10この言葉は季節と関係ありますか?

YES。大きく関係します。

いいえ

あたしが好きな言葉は名詞ですか?

NO。名詞ではないです。

4がイエスであれば、特定の季節のみで10なのか、春夏秋冬散って10なのか、なんかも知りたいところですね。

了解です。

いいえ

風物詩ですか?

NO。風物詩そのものではないです。

はい

春or夏に関わりますか?

YES。関わることです。

いいえ

好きな言葉に秋or冬に関わりますか?

NO。秋と冬は関係ないです。

はい

あたしの好きな言葉は、10個で1セットの言葉ですか?

YES? その言い方だと少々語弊がありますが、セットと考えて大丈夫です。

はい

俳句は関係ありますか?

YES? 全く関係ない、とは言い難いです。

はい

その言葉は、いくつもの品詞が組み合わさっていますか?

YES。その通りです。

いいえ

言葉は、すべて10文字以下?

NO。違います。

はい

好きな言葉は短歌ですか?

YES。短歌です!

はい

核心好きな言葉1つは、「夏過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」ですか?

YES! 残り9つです。

はい

核心「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」も好きな言葉ですか?

YES! 残り8つです。

はい

好きな言葉は、小倉百人一首で春夏に関する10首の事ですか?

YES。その通りです!

はい

核心好きな言葉は、「 ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ 」ですか?この歌、僕も好き。詠んだなあ、って感じですね。

YES! 残り7つです。私が一番最初に覚えた歌ですw

はい

核心「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける」 諸行無常な響きのあるこの歌も好きですか?

YES! 残り6つです。

はい

核心好きな言葉は『君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ』ですか?

YES! 残り5つです。

はい

核心好きな言葉は『いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな』ですか?

YES! 残り4つです。

はい

核心残りのうち、春の句の最後 「高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ」 もありますね?

YES! 残り3つです。

はい

核心好きな言葉は「 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ 」ですか?

YES! 残り2つです。

はい

核心「ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる」もお好きですね?

YES! 残り1つです。

はい

核心[]

YES! 全て当たりました!

答え

答えは百人一首の春と夏の歌です。

春、6首
9 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
15 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ
33 ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ
35 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける
61 いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
73 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ
夏、4首
2 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
36 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ
81 ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる
98 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける


――――


「あたし、百人一首好きなの! その中でもね、春の歌と夏の歌が好きなんだ」
「へえ~! じゃあ、この百人一首の札……あなたの?」

そう言って私――え? 私って誰かって?
私だよ、天才JLのローランだよ~♪
私は、前に拾った札を友達に見せたんだ♪
前、<(自称)天才JKローランの推理?>で拾った百人一首の取り札だよ!

「これ……あたしの部で無くなったって探してたやつだ!
 ローラン、もしかして百人一首興味あるの!?
 一緒に部活来ない?」
「え~!?」

私は友達に連れられて……
これからどうなっちゃうんだろう!?



第二話・終


参考http://www.manabu-oshieru.com/hyakunin/budate.html
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