ウミガメのスープ

消えたメッセージ

作者: 真央

書いたそばから消えていく文字たち

これではメッセージをきちんと伝えるのは難しい

書く方も一苦労なのだから読む方はもっと苦労する

やがて書き手と読み手は歪な笑みを浮かべるとピリオドを打った



状況を推理してください

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

海にいて、書いたそばから波がきて消えますか?

NO 砂浜は登場しません

いいえ

ピリオドを打ったとは、死んだということですか?

NO 誰も死んでいません

いいえ

メッセージの送信は携帯電話を使用しますか?

NO 携帯電話を使用しません

はい

メッセージは手書きですか?

YES 手書きです

いいえ

光で文字を書いていますか?

NO 光線銃びびびびびび

はい

メッセージは紙に書いていますか?

YES!!! 瞬殺のかおりが・・・

はい

文字は見えませんか?

YES みることもできません

はい

書き手と読み手は人間ですか?

YES 人間です

はい

書き手と読み手の2人で話は成り立ちますか?

YES 登場人物はこの二人で成り立ちます

はい

背中に言葉を書いてその言葉を当てるゲームをしている?

YES!!! ではピリオドを打つとは?

いいえ

「私たち、別れましょう」「yes]

NO

いいえ

「私たち、別れましょう」「yes

NO 恋人関係にピリオドを打ったのではなく

はい

核心「付き合って!」友人関係に、ピリオド?

YES 瞬殺でしたね

いいえ

夫婦関係にピリオド?

NO 離婚ちゃいます

いいえ

なんて書いたでしょう?⇒○△×かな?⇒正解!⇒ゲーム終了=ピリオド?

NO ゲームは終了しましたが そっちに打ったピリオドではありませんでした

答え

胸に秘めた恋というのは切ないものだ

常日頃の何気ない挨拶や会話はできるものだが
自分が彼のことを好きだと意識しただけで胸が強く締め付けられる


幼い頃から兄妹のような付き合い方をしていた幼馴染の亀美と海男

亀美は密かな恋心を抱え、距離が近すぎて自分の思いを悟られないように
海男に会うたびに、つい演技をすることが増えてしまった

やがて亀美には自分の想いを伝えたら今の関係は壊れてしまう
という恐怖心を生む事が多くなってしまった

そんな彼女も遂に自分の想いを伝えることを決心する
だが顔を会わせると、ついいつもの演技をしてしまう亀美だった

どうにか顔を見ないで想いを伝える方法ははないかと考える

・ラブレター→自分の字は汚いので×
・メール→告白にしては軽い×
・電話→呼び出すならまだしも告白ならもっとロマンチックに×

そして彼女は幼い頃二人でよくやった遊びを思い出す



亀美「にっしっし、じゃあ次はオレが普段あんたに思ってる文字いくよ!」

海男「よし来い(どうせバカだろ)えーとたて、よこ、まる・・・ちょ、ま、」
海男「待った待った、アルファベットかよ、もう一回もう一回」

亀美「えー、しょうがないにゃー・・・んじゃもう一回ね!」

海男「よし来い、 えーと・・・L・・・O・・・V・・え?」

亀美「ほれ、返事返事!」

高鳴る鼓動を抑えながらすぐに背中を向ける亀美の背中にそっと指を払う海男



『お・れ・も』

お互いの顔を見せないようにしながら
少し歪ながらもはにかんだ顔で照れくさそうに笑う二人は
友達という関係にピリオドを打ち恋人という関係を新たに書き始めた




— スープは消えません

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