ウミガメのスープ

そんなこと言う?

作者: 震え声男

重い病気にかかっている亀子に、彼女の最愛の息子である亀男が、次々と心ない言葉を浴びせた。

「お母さんなんか大嫌いだ」
「病気、もう治さなくてもいいよ」
「早く死ねばいいのに!」

延々とこんな言葉を聞き続けたけれど、亀子はまったく悲しまず、むしろ喜んでいたという。

いったいどうして?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

亀男を嫌いになれば未練を残さずに死ねるからですか?

NOです。それも考えましたが、さすがに弱ってるお母さんにこいうこと言うのはないなぁ、と思い…でした

はい

亀男は、亀子に面と向かって「」内の言葉を言いましたか?

YES。直接言いました

いいえ

亀男が発した言葉は本音ですか?

NOです!

いいえ

自分が病気のことが信じられなくてイライラしている亀男を見て、「私のこと想ってくれてるんだなぁ…」ですか?

NOです。

亀男は本音を言えない状況でしたか?

うーん、YESですが、これはミスリードしかしないかも!注意!

はい

亀男は本当は母親のこと大好きですか?

YES!大好きです

核心会話が行われた日は四月一日でしたか?

おおう早いぃ!ありがとうございました!

演技をしていたんですか?

まぁ、演技ですね!YES!

四月馬鹿ですか?

いえす!ニアピンなので良を

答え

今年で6歳になる私の息子、亀男は、夫と一緒に毎日
キチンと私のお見舞いに来てくれていた。

「お母さん、大好きだよ!」
「早く元気になってね!」
「…長生き、してね」

毎日毎日やさしい言葉をかけてくれる。私の、生きる力だ。

けれど、今日は違った。

「お母さんなんか大嫌いだ」
「病気、もう直さなくてもいいよ」
「早く死ねばいいのに!」

どうして、そんなことをいうの…そう思ったのは一瞬。
思い出した。そう、今日はエイプリルフールだったのだ。
この子は、表現は違うけれど、普段と同じ言葉を
私にかけてくれている。

やっぱりこの子はやさしいなぁ、かわいいなぁと思いながら
ちゃめっけたっぷりにこう返してやる。

「ひどいわ…そんなこと思っていたの?」

亀男はすごい急いで首を振ると、私にこう言った。

「ううん!全部ウソだよ!!だって…」
「いつもどおりのことを言っちゃったら…それが、ウソになっちゃうもん!」
「だから、今日はこう言ってお母さんを励ますんだ!」

…ありがとう、絶対病気、治すわね

— 季節感なしの二作目です

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