人事部のブアクア!
沢山の人が来るので、印象を強くしようとして皆なかなか強烈なアピールをしている。ピエロの服装をして踊ったり、何かのセールスを始めたり…。印象を強くしようとし過ぎて、間違った方向へ進んでいる人も少なくない。
そんな中で不思議な男が入ってきた。身なりはいたって普通なのだが、何故か質問をしても一言も答えない。
しかし男は終始質問に答えなかったことが高く評価されてこの会社に採用された。
一体なぜ男は採用されたのだろう?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
スパイ育成機関ですか?
noです。
拷問、関係ありますか?
noです。
面接では、黙っている方が採用されるのですか?
noです。面接する側も質問に答えてもらう前提で質問を作っています。
質問に答えて採用された人物もいましたか?
yes!たくさんいました。
面接する側はこの男が来ることを知ってましたか?
noです。
もしこの男が質問に答えたら採用されませんでしたか?
yesno 採用される場合も、採用されない場合もあると思います。
もうなんか、黙ってる男に興味がわいて採用しちゃっただけですか?
now 適当な理由では有りませんでした。
男は答えることが出来る状態でしたか?
yes!普通に答えることができました。
自分の答えないという意思を貫き通したからですか?
noです。意思が固くても採用されない時もある。そういう表層だけの世の中なんです。
男はいいように使える と思われて採用されましたか?
利用的な意味だったらnoです。普通に使えそ良さそうだということで採用されました。
質問を無視してマシンガントークをしていましたか?
noですw 男は質問をガン無視して自分の話をしていたわけでは有りません。
3,4行目は重要ですか?
noです。残念ながら只のつなぎに過ぎないです。
現実ではあり得ますか?
ッ…n…noだと思いますけど…世界は広いから何とも言えません。
一言も答えなかったのは男の善意ですか?
noです。
まさか念を送って答えていますか!?
no!なんですけど…発想は近い…のか?
男は一言もしゃべりませんでしたか?
yes 男は、一言もしゃべりませんでした。ミスリード注意です。
他の人と答えが被らなければ採用。ですか?
noです。
しゃべる以外の方法で回答しましたか?
yes!!
手話が得意なので手話で回答しますか?
それもいいですね、ですがnoです。
字を書いて答えましたか?
noです。
その採用された男は、面接中、質問に答えなかっただけでなく、何も口から言葉を発しませんでしたか?
あまり関係ないです。まぁ独り言くらいは喋ったかもしれませんが。
眠りの小五郎のような第三者が回答しますか?
yes!!
有名企業の業種は関係しますか?
おおまかにyes 特定まではしなくてもおkです。
実は大勢の友達と人文字で答えましたか?
noです。スケールのでかい面接ですねw
何か道具を使いましたか?
yes?ミスリード注意
SNSへの書き込みで回答しましたか?
noです。書き込みでは有りませんでした。
回答の時、音はだしましたか?
yes!第三者(?)が音を出しました!
腹話術で、相方のヌイグルミが代弁していますか?
noです。
腹話術ですか?
結婚おめでとう!noです。
通訳がいましたか?
no!言語は同じでした。
連れてきたオウムが答えましたか?
noです。
第三者も同じ場所にいましたか?
yes!
お母さんと面接に来ていますか?
noです。お母さんっ子ですね分かります
おかん…ですか?
結婚おめでとう!noです。
核心男が発明した人型ロボットが代弁していますか?
yes!!まさにその通り!解説行きます!
面接官は第三者が答えていることに気づいてましたか?
yes 気付いてました
100点のテストが優秀さを語りましたか?
noでした。
その男はしゃべらなかったこと以外不思議な点はなかったのですか?
noでした 他にも不思議な点はありました。 解説出してしまってすみません
答え
男は、かねてからある会社に憧れをもっていた。その会社は雰囲気もいいし、給料もいいし、何より社員教育が充実しているという。まだ大学で技術を学んだだけで経験が浅い男は、学びながら働きたいと思っていたのだ。
とりあえず、ESを張り切って書いて、それは自分が優秀な学校を出ていることもあってすんなりパスできた。
しかし、男は口下手という問題が有った。面接で何もしゃべれなければいくら技術が有ろうとも、まず採用されることはない…。どうすれば…。
そこで思いついた方法が全ての質問をロボットに喋らせるというものだった。こうしてもしこれに成功すれば、自分は喋る必要はないし、喋る必要がないほどのロボットを作れるという技術もアピールできる。
とりあえず面接までの期間は一ヶ月ある。今から頑張ってやれば、ロボットを作成することはできるはずだ。男は早速開発に取り組んだ。
…
そして面接当日。ロボットを歩かせながら入ってきた男を見て、人事部は不思議そうに見ていたが、そこまで驚く様子も見せずに質問が始まった。
「あなたがこの会社に入ろうと思った理由は?」
「ハイ。コノカイシャガ、シャインキョウイクモジュウジツシテオリ、フンイキモイイトキイタノデ、ゼヒハイッテミタイトオモイマシタ。」
ロボットの電子音が答える。その質問は予測していた。男は予め、質問されそうな問題の答えを全てプログラミングしていた。
その後も質疑応答が続いたが、ロボットは順調に答えていった。答えがプログラムされていない質問が来たら遠隔操作で答えを入力して喋らせた。
…
結局男は、その技術力が高く評価され、会社に採用されましたとさ。うん、めでたしめでたし。
— ネーミングセンスのなさがタイトルから滲み出てる
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