ウミガメのスープ

革命シリーズ「晩秋の革命」

作者: ツォン

こ
こはとある王国。
王であるトアール3世は、ゲーム感覚で無実の人を処刑するのが趣味という、人間のくずでした。

悪政を強いた報いはすぐに訪れました。
クーデターが起きて成功し、今度は王自身が裁かれる番となりました。

王には溺愛する15歳の息子モーナイがいました。
処刑の内容は、そのモーナイを執行人として父であるトアールを殺させるという、残酷な方法でした。

トアール自身が行ってきた処刑は、トアールが楽しむためのものでした。
たとえば、闘技場にトラと人間を放り込んで、トラを倒せたら無罪放免とか、こぶし大のサファイアを3日で持ってこれなければ処刑とか。

そこで、さらに民衆たちは、王にもそのゲーム感覚を味あわせることにしました。

いったいどんな方法でしょうか?
なお、この問題は「暑い日の革命」のセルフカバーです。
そこも踏まえてお楽しみください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

?

民衆は確実に王を殺そうとしましたか?

ノーかな?

△

王は死にましたか?

生死無関係です。処刑方法を当ててください。

△

モーナイも死にますか?

同じく生死無関係ですが、可能性はあります。

?

処刑方法はモーナイが直接的に手を下すものですか?

イエス、ただし・・・

△

民衆は楽しめましたか?

無関係です。民衆は復讐のためにやらせましたから。

?

モーナイは王を慕っていましたか?

イエス。でなければ復讐になりませんので。

?

栗拾い関係しますか?

ノーですねー。どんな処刑だろう?

?

毒入のお月見団子を交互に食べさせていく?

ノー。

?

毒入団子の混じった団子を交互にたべさせていく?

ノー。ロシアンません

?

芋畑の中にモーナイを体だけ埋め、トアールにバールのようなもので芋堀させた?(トアールは目隠しされてます)

ノー。それは前回です。(目隠しスイカ割)

?

10、トアールとモーナイが逆になりました。すみません

(ΦωΦ)

?

処刑法は決闘みたいな方法でお互いを殺しあうのですか?

イエス!ただし、ゲーム性とルールに基づいて行われます。

?

焼き土下座ますか?

のー。「ヒャッハー!w鉄板の上で土下座しろー!www」ません

?

王の身体に傷がつくような方法ですか?

イエス。12参照

△

景品みたいなものがありますか?

イエスノー。数回同じことを繰り返して死ななければ開放してもらえる予定です。結果は無関係。

?

王がハンデを負って、モーナイと闘いますか?

ノー。ちなみに「決闘の様にも見える方法」であって「決闘」そのものではないです。

△

王が善人であれば、助かるような方法?

ノー。王と息子の善悪無関係です。そもそも善人なら処刑されることはなかったかなーと。

?

リアルチェスをしますか

ノー。ハリポタません

?

現代のゲームは道具をつかいますか?

イエス!ある二種類の道具を使います。

?

道具はハンマーとヘルメットですか?

あああ、ばれたwまとめてください!

?

核心叩いて被ってじゃんけんポン!

そのとーり!詳しくは解説へ!

★

答え

王
は両手を拘束された状態で処刑場へと連行されました。

革命軍のリーダーが王に告げます。
「愚王トアールよ。われらはこれから貴方を処刑する」
「・・・」
「聞き及んでおるだろうが、貴方の息子に執行させる。当然、断れば息子から死ぬことになるだけだ。」
「・・・息子に殺されるなら、いたし方ない」
「ただし。貴方が殺してきた無実の人々の気持ちを考えれば、ただ息子に殺されるだけでは到底足りない。」
「な、何をさせる気だ!?」
そこへ、息子のモーナイが王と同様の姿でつれてこられました。
そして、二人の拘束をはずし二人の間に一組の剣と盾がおかれました。
「お二人には、<奇遇当て>(じゃんけんの様に片手の指を立てた数が偶数か奇数かを当てるもの。ドイツのじゃんけんみたいなもの)をやっていただく。」
「奇遇当てだと?」
「そうだ。そして、それの勝者が剣を持ち相手の体を切りつけるか、それよりも早く敗者が盾で防ぐかする。ここまでを一括りとし、10回やってもらう。引き分けのときはカウントせずもう一度奇遇当てをする。」
「わ、わしにモーナイを斬れと申すか!?そんなこと・・・」
「もし。一度たりとも本気でないと我らが判断したら、即座にお二人を切り捨てる。」
「そ、そんな!!」
「もし、10回を終える前に一人が絶命すれば生き残った方を、10回の勝負でどちらも生き残れれば二人とも見逃してやる。そのときはどこへでも行くがいい。さぁ、はじめよ!」

かくして、埋められた人間の頭で、かつ真剣で行う処刑が始まったのです。

現代で言う「たたいてかぶってじゃんけんポン」に酷似していますが、そんなお遊びのレベルではありません。
当事者のトアール王と息子モーナイにとっては地獄のような数分でしょう。

え?
彼らがどうなったか?
ご想像にお任せいたします・・・。


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