【遅れてきたラテクエ 23】 変形・変形・また変形!
そう言い捨てて、部屋にこもったまま泣き寝入りした彼は、
翌朝バラバラに変形した玩具を見て大泣きすることになった
どういうことだろう?
※【ラテクエ 23】のテーマに沿って作ったスープです
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
「こんなの」とは三行目の玩具のことですか?
YES 「こんなの」は玩具のことです
玩具の中には・・・ますか?
NO? よくわからないけど違う気がするぜ! 「中の人などいない!」
それは変形して遊ぶ玩具ですか?
NO! 「それ」は変形しない玩具でした! しかし…!
玩具はプレゼントですか?
YES! プレゼントでした
彼は小さい子どもですか?
YES! 彼は小さい子供です!
関節が動かないフィギアを無理矢理動かして腕や足がバッキバキ?
YES!? 「バラバラに変形」したのはそれが原因です! ただし、それは「彼」がやったのではなく…
彼はスペシ〇ム光線のポーズのウルト〇マンが欲しかったが 親が買ってきたのは違うポーズ 『こんなのいらない!』と部屋にこもったあと親が無理矢理・・・バキッ! ますか?
NO! しかしプレゼントしたのは「親」ではあります
子どものためを思って変形させましたか?
YES 一応、それであってはいますが、「親」が変形させたわけでもなく…
彼がバラバラに変形した玩具を見たのは、彼の部屋ではないところで発見しましたか?
NO 彼の部屋で、朝起きてすぐ発見しました!
玩具をバラバラに変形させたのは彼の家族の誰かですか?
NO! 家族のだれも、そのおもちゃをバラバラにしたりはしてません!
玩具は彼にプレゼントされた時点で既にバラバラでしたか?
NO! ちゃんと形を保っていました。 しかも…
ペットは家族に含まれますか?
YESNO どっちでもOK! しかしぶっちゃけペット関係ないよ!
玩具は彼にプレゼントされた時点では、きっちりと包装されすぎていて開けられませんでしたか?
NO!!!!! むしろ、そのおもちゃは…!!!!
その玩具は電池等で何か仕掛けがあるタイプでしたか?
NO そういうハイテクさはまったくなかった! つまり…
プレゼントしたのは父親ですか?
YES! 父親がプレゼントしてくれたんです! ただ、その玩具は…
おもちゃはブリキ製でしたか?
NO ですがまぁそんな感じです! つまり…
プレゼントは生きた人間ですか?
NOOおおおお! ((((;゚Д゚)))) パパ「プレゼントは わ・た・し♪」でもありません!
玩具はかってに(時間経過で)バラバラになった?
YESNO? 「時間経過」でではないが「勝手に」バラバラにあった、はYES!
「クリスます」か?
No クリスません! 「クリスちゃん」でもありません! 「キリシたん」でもないよ!
ブロック的なものですか?
NO それならバラバラになっても大丈夫…かな?
そのロボット?か何かが合体しますか?
YES!! 玩具はロボットでYES! 合体も、YESなのですが、ただ単にYESとは言えなくて…
プレゼントは青狸(故障寸前)でしたか?
NOおおお ちがうナリよ!
彼の友達のロボットは合体しますか?
YES! 「彼の求めていた」ロボットは変形するんです だけど…!
そのおもちゃはネジをまいたら動くタイプですか?
No その手のではなく…
彼に弟か妹はいますか?
NO 一人っ子です
バラバラになったとは壊れてしまった ということですか?
YES! 壊れちゃったんです!
彼のもらったロボットは合体しませんね?
YES!! 彼のもらったロボは合体しません!
彼のもらった戦隊もののロボットはすでに合体していましたか?
YES!!! そして、もちろん…
彼は合体させたり、複数に別れさせたりするロボットで遊びたかったんですよね…?
YES! 合体、「変形」するロボットが欲しかったんです!
彼のもらった戦隊もののロボットは分解することが可能ですか?
NO!! できませんでした! ですが…
なにも知らない彼の友達はロボットを破壊してしまいましたか?
NO 友達でてきません!
そのロボットはバラバラの状態から組み上げるものでしたか?
NO プラモでもブロックでもありません
その玩具は父親のお古ですか?
YES!! 父親のお古でした!
玩具をバラバラにしたのは人間ですか?
YES!!! 非現実的な「力」というか…!
非現実な存在のものがバラバラにしたのですか?
YES? ただ、バラバラに「した」というよりは…
お化けが登場しますか?
YES! お化けというか妖怪というか?
お化けとロボットが合体しますか?
YES! うまい表現だw ロボットに魂が宿りました!
寝てる間に少年によってプレスされたおもちゃはバラバラになってしまったのです!ですか?
NOおおお 少年が壊したわけではありません!
なんのお化けかは重要ですか?
んー、まぁ名前はありますが、「ロボットに魂が宿った」という点が抑えられてれば十分です
ロボットに宿ったお化けが動こうとし、その結果バラバラになったのですか?
YES! ただ、単に「動こうとした」だけではなく…!
核心付喪神が少年の願いを叶えようとしたんですか?
YES!!! 父親が持っていた古い超合金に宿った付喪神が、少年の願いを叶えました!
命を張ったであろう恩返しだったでしょうに報われなかったのですね・・・
YES いやしかし、報われてはいますよ!
付喪神が変形しようとした結果でバラバラに...ドジっこだったのですか?
YES! ただドジっ子というより、覚悟の上での「ムチャシヤガッテ…」という感じです
この後、付喪神は報われましたか?
YES! 親子ともども、きっと彼のことは忘れないでしょう…!
ロボットはこのあとどうなりますか?
供養されます なむー
この後、ロボットが少年と合体してヒーローになる展開はありますか?
なにその展開 燃える!
答え
”ガオガオガオー”は子供たちの間で人気のロボットアニメ。タカシ君も大好きです。
「ダメダメ! 誕生日でもクリスマスでもないのに、そんなの買う余裕ありません!」
ママはあっさり却下。確かに何千円もするような玩具、気軽に買えるはずないですね。
「だって、クラスの男子のうち3人に1人は持ってるんだよー!」
「だったら、”3人に2人は持ってない”っててことじゃない。ダメなものはダメ!」
「ママのバカー! …いいもん、パパに頼んでみるから!」
タカシ君のパパは、ママよりずっと親バカ。つい甘やかすので、ママに怒られたり…
家計からは出せない時も、パパのお小遣いでオモチャを買ってくれたりするのです。
「ねぇパパ!ガオガオガオーの超合金買って~♪」
「ああ、胸にライオンの顔がついてるロボか。カッコイイし、買ってやりたいけどな…」
今月はパパも何かと出費で、懐が寂しいのです…でもパパ、何か思いついたみたい。
「よし、明日の夜まで待ってなさい。なんとかしてあげるから!」
「わーい!パパ大好き!」 タカシ君は大喜び。翌日、ワクワクしながら待っていると…
「ただいま~!ほらタカシ、持ってきたぞ~!」 パパは、袋から超合金ロボを取り出し、
タカシ君に渡します。 タカシ君が受け取ると、ズッシリと重い手ごたえがありました。
「わ~い、パパありが… あれっ? 何か違う…羽根もないし、肩が新幹線でもないし」
「ギクっ! バ、バージョン違いじゃないかな…?」
「それに、足の裏に”ホビー”って書いてる。ガオガオガオーは”オタカラ”販売なのに」
「く、詳しいな…! うん、ほら、人気ロボだから、他のメーカーからも出てるんだよ…」
「あっ…、背中に、” 三獣ロボ・ダルタニアン ”って書いてあるんだけど… パパ?」
「…すっ、すまん! 実家に似たような超合金があったの思い出して、取ってきたんだ」
「やっぱり!よく見たら、ぜんぜんちがうじゃん!それにあちこち傷だらけだし!」
「いや、ほら… 胸にライオンがついてるし、合体プロセスも一緒なんだぞ?」
「…でもこれ… ちゃんと合体変形できるの? 昔の超合金なのに」
「うっ…いや… そいつは、一体成型だから… でも、その代わりフォルムはいいだろ?」
「…パパの… パパのバカー! こんなのいるもんかー!!」 「あっ、タカシ…!」
タカシくんは部屋に閉じこもって、そのまま泣き寝入りしてしまいました。そして夜中…
<タカシ…タカシ! 目を覚まして!> 「ううーん…だれぇ…?」
寝ぼけ眼をこすりながらタカシ君が顔を上げると… なんと、ダルタニアンの超合金が、
宙に浮いたまま、彼に話かけてくるではないですか!
<なぁタカシ… おまえ、変形が出来ないロボはイヤだ、って言ったよな…?>
「えっ! う、うん… 怒ってるの?」
<いいや! 変形合体は男のロマン! お前は間違っちゃいないぜ!>
「そ、そう? ありがとう! …でもキミ、変形できないよね…」
<いいや、今なら出来る!パーツもガオガオガオーとやらと一緒の三体合体だぜ!>
「…でも、ガオガオガオーは4体合体だよ? 新幹線も入れて…」
<な、何!? …いや、問題ない! ”来たれ、光よ!”>
彼がそう叫ぶと、どこからともなく、新幹線のひかり号のプラレールが現れます。
<よし、見てろ!いったん分離して… 4体!合体! うおおおおおおおおおおお!>
確かに、ライオンの形のロボ、足パーツの飛行機など、ガオガオガオーそっくりです!
「うわー!すごーい! 動いてるとこ見たら、すごくかっこよく見えるー!」
その後もダルタニアンは変形合体を繰り返し、タカシくんはすっかり満足でした…。
そして、翌朝… 「…夢だったのかな? …!? なにこれっ…!」
タカシ君がみたのは、バラバラに変形したロボと新幹線の玩具の、残骸でした。
本来、外れるはずのない箇所が折れてたり、関節があらぬ方向に曲がってたり…
「そんな…そんな…! ボクが”変形しないロボはイヤ”って言ったから…?」
「どうしたタカシ!? …あっ、これは…!?」
「ぐすっ… パパ… 違うの、ボクが壊したんじゃ… でも、ボクのせいだ!うわああん」
「…いや、タカシ。パパも、たぶん同じ夢を見たよ。そうか、コイツ無茶しやがって…」
「えっ…? パパも、ダルタニアンの夢を…?」
「ああ、”おかげで最後に、超合金としての本懐を果たせたぜ、ありがとな”ってさ…」
「…ダルタニアン、嬉しかったのかな?パパにまた取り出してもらって、ボクに会えて」
「付喪神ってやつかな…?タカシに喜んでもらえたのなら、玩具としては本望だろうな」
(ダルタニアン… ありがとう! 昨夜のこと、ボク、一生忘れないよ…!)
パパも、思うところあったのでしょう。新品は無理だけど、中古で安く手に入らないかと、
近所のリサイクルショップを回り、ちゃんと合体変形する超合金を買ってきてくれました。
…ただ、その超合金は「鳥獣戦隊ライフマン」のものだったりするのですが…
「これはこれでカッコイイ!ちゃんと変形するし」と、タカシくんはご満悦だったそうな。
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