ウミガメのスープ

殺したいほど愛してる

作者: 黒井由紀

彼は彼女を愛するあまり、「もしも今、彼女をこの手にかけて殺すことができるのなら、どれだけ良いだろう」と考えることがあるという。
彼は、殺人を愛情表現や快楽とする訳ではないし、「殺さないと奪われる」という病的な不安に取り憑かれている訳でもないのだが……
一体どういうことだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

彼女の健康状態は関係ありますか?

YESNO! 「健康状態」とは言いませんが……

はい

彼・彼女は人間ですか?

YES. 彼も彼女も人間です。

いいえ

彼・彼女のほかに重要な人物はいますか?

NO.  彼と彼女だけで完結します。

はい

核心既に死んでるので、「もし彼女が生きてたらどれだけいいだろう」という意味ですか

YES! 正解です!

答え

彼女は既に死んでいるから。
「今、この手にかけて殺すことができる」人間は、「今、生きている」人間だけである。
彼は、早世した彼女に、今も生きていて欲しかっただけなのだ。
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