ウミガメのスープ

インビジブル・ロック

作者: 黒井由紀

ある大きなビルの中に入っている保育所で、職員たちは頭を悩ませていました。
ビルの設計上、保育所の入り口はタッチスイッチ式の自動ドアになっているのですが、時折子供たちが勝手に開けて脱走しようとするのです。
これまでは職員が見ていたので事なきを得ましたが、これからも大丈夫とは限りません。
脱走対策がしたいのですが、鍵を掛けたりチャイルドロックを掛けたりすると、職員の出入りが不便になってしまいます。かといって、お金のかかり過ぎる対策も取れません。
しばらく一同で考えた末、職員の出入りも不便にならず、お金もあまりかからない対策を取ることができました。
さて、採用されたのはどんな対策だったのでしょうか?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

核心タッチスイッチを子供の手が届かない高さにしましたか?

YES! 文句なしの正解です!

答え

会議の途中、一人の職員が声を呟きました。
「危ないものは、子供の手が届かない所に置けばいいんじゃない?」
その提案は、自動ドアのタッチスイッチを、子供の手が届かない高さに取り付けようというものでした。自動ドアのタッチスイッチは特殊なテープで貼り付けられていることが多いので、割と簡単に高さを変えることができるのです。
その保育所のタッチスイッチもテープ止めだったので、すぐに業者に依頼し、スイッチの高さを変えてもらいました。
以降、子供の脱走未遂もなくなり、保育所職員の悩みは一つ解消されたのでした。
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