ウミガメのスープ

オウムの寿命は50年

作者: かるらえん☆

とある男が自宅で飼っているオウムが
最近、教えてもいない言葉をしゃべるようになった。
中途半端な言葉だった。

結果、男は仕事と家を捨てた。


なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

オウムが覚えた言葉の特定は必要ですか?

YES! 一字一句当てる必要はありませんがどのようなものかは重要です

オウムがその言葉を覚えたのは、自宅内の誰かがその言葉を言っているのを聞いて覚えたからですか?

YESNO (ミスリード注意)

いいえ

登場する存在は男とオウムのみですか?

NO! 最低もう1人必要です

はい

3 男の家族は登場しますか?

YES!

はい

男はつまり仕事を自主退職したのですか?

YES 自ら捨てました

いいえ

男の知らない言葉をペットのオウムが喋っていることから、男は自分の知らない人間が自宅に忍び込んでいると思い、怖くなって家を出ましたか?

NO 男は恐怖しませんでした

いいえ

4 家を捨てたとはつまり、離婚して独身になったという意味ですか?

NO 字面のまま住居を捨てました。(解説では男は独身です)

いいえ

男が不在の間に家族が男の陰口を叩いており、それをオウムが話すのを聞いて、自分の居場所は無いと感じましたか?

NO それ悲しい!泣きそう!

いいえ

男の仕事の内容の特定は必要ですか?

NO ですが、激務だったようです

はい

「中途半端な言葉」を男は理解できましたか?

YES! 男は理解しました

はい

中途半端な言葉を、不完全な言葉と言い換え可能ですか?

YES それでも大丈夫です:)

はい

7 家を捨てたとはつまり、引越しをしたという意味ですか?

YES 引っ越しました

はい

3の登場キャラは男の親ですか?

YES! 親です

男はネガティブな感情から家と仕事を捨てましたか?

YESNO オウムはきっかけに過ぎなかったのかもしれませんね…

いいえ

親も男と一緒に引っ越しましたか?

NO! 男と親は離れています。

誰かの発言を聞いて、オウムが「中途半端な言葉」を覚えたという部分はあっていますか?

誰か… うん?「誰か」ですね…(ミスリード注意)

いいえ

男が家を捨てたのは親から離れるためですか?

NO! むしろ…

はい

音声を発する何らかの電子機器は登場しますか?

YES!! 重要です。

いいえ

15 「男と親は離れています」とは、男が家を捨てる前と捨てた後の両方ともですか?

NO! つまり…

男の親は健康体ですか?

YESNO 重要ではありません

いいえ

男は何かをするための「時間」を作るために仕事をやめましたか?

NO 結果的に時間は増えたでしょうが目的ではないです

はい

男は両親の住む家に引っ越しましたか?

YES 帰りました

はい

男と親は元々は離れて暮らしており、引っ越して一緒に住むようになったということですか?

YES 問題文の時点では離れていましたが、今回の件で帰りました。

いいえ

オウムはテレビの音声をコピーしましたか?

NO テレビではありません

はい

18の電子機器の音を聞いてオウムは中途半端な言葉を覚えましたか?

YES! そうです。中途半端でした。

はい

18 電子機器は固定電話ですか?

YES! 固定電話です!

いいえ

「中途半端な言葉」は男自身に関係しますか?

NO 言葉自体は無機質です

はい

電話は重要ですか?

YES 重要です!

男が仕事で忙しく家を空けがちだった中。心配した親がよく電話をかけてきてくれ、その留守電の音声を(電話が切れるところまで)オウムが中途半端に覚えてしまったのを聴いて、男は親の心配に気がついて実家に戻ることにしましたか?

ほぼ正解です。しかし男は、オウムが喋るまで留守電は無いと思っていました。

核心29 親は留守電が録音状態に切り替わる前に電話を切る→だから録音がなくて男は電話があったことに気がつかないしオウムは中途半端な部分までしか電話音声を覚えていないということであってますか?

OH! 完璧でした!:D

いいえ

29 オウムは電話が親が電話越しに喋る声だけでなく、電話が鳴る音もコピーしましたか?

NO 親の声までは入っていなかったので男は気付くのが遅れました。

答え

…疲れた。

今日も帰宅は日付が変わる寸前だった。

上京して以降、男には仕事以外の人間関係もない。
唯一友人と呼べるのは慰みに買ったオウムくらいか。
家に帰ればシャワーを浴びて眠るだけ。無口な男の生活を映し出すように、
オウムもまた、寡黙を貫いていた。

そんなオウムが、近頃、教えてもいない言葉を喋り出した。

『タダイマ、ルスニシテオリマスー ゴヨウノ』

……。

留守番電話の冒頭の案内音声だった。電話機を振り返る。録音メッセージはない。
それもそのはず、電話の相手は『只今留守にしております。ご用の方は…』という
導入部分でそっと受話器を置いてしまうのだから。

しかし、オウムが覚えるくらいだ。今まで何度も、何度も、そうして俺に電話をしていたんだ。

仕事の電話ならば携帯がある。
この固定電話にかけてくるのは…。俺のことを気にかけてくれる人間は。


-------
数か月後、男はオウムと共に故郷の土を踏んでいた。

「・・・ただいま。」

人は自分のことを都落ち、挫折者と笑うだろうか?
それでも構わない。
男は今、とてもすがすがしい気分で空を仰いでいるのだから。

— ( ´・θ・)

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