ウミガメのスープ

初恋花火

作者: 雨

A君とB子さんは二人で花火大会で河川敷へやってきました。

A君はB子さんのことが好きで、特大の花火が打ち上がる瞬間A君は思い切ってB子さんに告白をしました。

B子さんは少し驚いたような表情を浮かべた後嬉しそうに微笑みましたが、すぐに泣き出してしまい顔を手で覆ってしまいました。

A君は困惑しつつもB子さんに自分が気が効く最大限の言葉をかけました。B子さんはその言葉に時折頷いたりしながらも、しばらく顔を上げることはしませんでした。

時間がしばらく経ちA君も黙り込んでしまった後、B子さんは最後に目元を擦り、笑顔で顔を上げました。

しかし、B子さんはまた泣き出してしまいました。


なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

花火の音が怖かったからですか?

いいえ

いいえ

花火が打ち上げられたときに周囲が明るくなって何かが見えるようになって泣きますか?

いいえ、二人の距離は暗かろうと見える程度です

はい

B子さんはA君のプロポーズを嬉しく思っていましたか?

はい

いいえ

B子さんの化粧がとれますか?

いいえ

いいえ

1回目も2回目も泣きだしたのは嬉しい以外の感情からですか?

いいえ。2回目は嬉しい以外の感情です

いいえ

最後に目元を擦った時にコンタクトレンズがずれて痛くなりましたか?

いいえ

いいえ

A君の告白の後も、A君が黙り込んだ後も、B子さんは悲しくて泣き出したのですか?

いいえ

いいえ

初めに泣き出した理由と最後に泣き出した理由は同じですか?

いいえ

いいえ

花火大会ではない時にプロポーズしたとしても成立しますか?

いいえ

はい

A君とB子さんは一緒に花火大会に来ていましたか?

はい

いいえ

目元を擦ったことは重要ですか?

いいえ

はい

花火はB子さんが泣き出した理由に関わっていますか?

はい

はい

重要な登場人物はA君とB子の2人ですか?

はい

はい

5 恐怖ですか?

はい

いいえ

最後に泣き出したのはA君がかけた言葉が原因ですか?

いいえ

いいえ

花火に人が仕込まれていたのでその惨状に恐怖して泣きましたか?

いいえ

はい

花火が打ち上げる瞬間に告白されたので、花火を見そびれましたか?

はい。しかし泣き出したこととは関係ありません

はい

何か事故が起こりましたか?

はい。ある意味事故です

はい

笑顔で顔をあげた瞬間、恐怖になるような状況が見えたのですか?

はい

はい

花火が暴発しましたか?

はい

いいえ

Aが黙り込んでると思ってたら、Aの頭が花火の直撃で吹っ飛んでいて、顔を上げた時に気が付きましたか?

いいえ、しかしとても惜しいです!

いいえ

花火が爆発して火の粉が飛んできたので怖くなって泣きましたか?

いいえ

はい

暴発した花火でA君が大惨事になっていることにようやく気がつきましたか?

はい。あと少し足せますか?

いいえ

Aが黙り込んでいたのは重篤な事故にあったせいで、頭を上げた瞬間それを知ったからですか?

いいえ。Aは喋れる状況でしたが黙っていました

いいえ

BはA子を守ろうと花火の暴発から身代わりになっていましたか?

いいえ

はい

花火の爆発の被害を受けたA君は意識を失っており、それを見たBさんは泣きましたか?

はい。もう少しまとめられますか?

告白を喋り終わってお互い沈黙の状況時に花火の事故が起きて、B子は俯いていたためそれを知らず、Aは事故の被害で意識を失っていた事に気付かず、顔を上げた時にそれを知り泣きましたか?

ほとんどyes Aの意識はB子が顔を上げるまでありました

いいえ

AとBは電車で花火大会に向かったが、急にBがいなくなりましたか?

いいえ

核心A子が顔をあげた瞬間に暴発した花火がBに直撃したため泣きましたか?

AとBが逆ですが…はい!正解です!

答え

『顔を上げた瞬間にA君の頭部に割れた花火玉のカケラが激突したから』


今日はずっと好きだったB子さんと花火大会に行くことになった。緊張する。とても。
長年秘め続けたこの想いを、遂に打ち明ける時が来た。

特大の花火が打ち上がる。夜空に大輪の花が輝いた瞬間、俺は花火に負けないほど大きな声で、思いでB子さんに「好きです」と言った。
周りの人達は空を見上げている。誰も聞いていない。こんなに人がいるのにここにいるのは俺とB子さんだけのように感じる。その錯覚が、俺の心臓を余計に早まらせる。

周りの人達は尚も騒いでいる。B子さんは泣き出してしまった。何か言葉を掛けなければならないが、生憎俺はそんな洒落た言葉など持ってない。

拙い言葉しか言うことしかできず、俺は遂に黙り込んでしまった。B子さんは尚も泣いている。ここで抱きしめる勇気すらない自分が恨めしい。

俺とB子さんを囲っていた人の壁が崩れていく。唐突に喧騒の中に放り込まれたような気分になる。

そこで、俺はようやく気づいた。


——眼前に、花火玉のカケラが、迫っていた。
保存しました

参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。

💬 参加者チャット

この問題、気に入りましたか?

📺 配信・対面での出題にご利用いただけます。ご利用のルール(出典・改変について)