ウミガメのスープ

『 きっと 空も 飛べるはず 』

作者: yan

走ることしか知らなかった彼は、その日初めて舞い上がり、飛んだ。

その後、もう一度飛びあがったが、それが原因で落ちていく。 

落ちた先で、飛び、走った。 そこから、走りながら飛ぶことを学ぶ。

そして彼は再び…今度こそ、本当に舞い上がった。 空、高く。


状況を補完してください!

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

「彼」は人間ではありませんね?

NO! なんと人間なのです!

いいえ

なんと!本文中の「走る」と「飛ぶ」は、それぞれすべて同じ意味で使われていますか?

NO! あちこちで違います! 3~4種類あるかな?

『yan要素』大ですか?(ありますか?とは聞かない)

大、大、大! かなり遊んでます!ですが、ストーリーもしっかりしてますよ!

はい

スポーツは関係していますか?

YES! 最重要ワードです

はい

2より いくつもある意味の中で、辞書に載ってるような意味で使われてるものもありますか?

YES というか、辞書には大抵の用法が載ってるような? ただし、言葉遊びですから、同じ言葉でも違う解釈をしたりはします。

一行目の「舞い上がる」は精神的なものですか?

YEEES! すっかり舞い上がってしまいました!そのために…! GJ!

いいえ

飛び、走った……トビは知った?

NO! 人間以外出てきませぬ! 「飛び&走った」って感じ? でも「飛び」は変換が必要!

いいえ

4行目、彼は胴上げされてますか?

NO だけどそれもイイ! もし入れるとしたら、時系列的には5行目になるかな?

陸上競技ですか?

YEES! 陸上競技です! GJ !!

いいえ

最後彼は死にますか?

NO! 天に召されたわけではありません!!

ハードル走ですか?

YESNO まぁハードル走でもありえるけど できれば、ハードル走にいたった理由を「分けて」考えてみてください

いいえ

恋愛は関係ありますか?

NO とりあえず問題・解説の中には恋愛要素ないです。

いいえ

一行目、彼はセリフが飛びましたか?

NO! 「えええ、えーっと、我々選手一同は、シップをのっとります!」 「ハイジャック!?」 Σ( ゚Д゚ ;) 

いいえ

事故にあいましたか?

NO 跳ねられてぶっ飛んだわけではありません!

いいえ

棒高跳びからのrun awayですか?

NO どういう状況!!? しかし、いろいろ惜しい!! 高跳びは最後の行に出てきます! あと「run away」ある意味惜しい!

いいえ

棒高跳びに失敗して落ちた衝撃で目に火花が飛び、(死の恐怖で)戦慄が走りましたか?

NO! 高飛びでは失敗してません! 火花が飛ぶはネタ的にGJw 戦慄が「走る」は、用法は違うけど似たような使い方する場面はあります!

いいえ

「落ちて行った」のはつまり跳ぶ競技に「はまった」ということですか?

NO はまった=落とし穴にハマるイメージ? 今回のスープ内の「落ちる」は全部ネガティブなイメージです(だから、恋にも落ちないの)

はい

2行目の落ちていくものは成績ですか?

YES! 成績も含みます!そこは3つくらい落ちるものがありますね!

いいえ

この世界からrun awayですか?

NO runのほうではなくて…!

いいえ

海外へ飛びましたか?

NO! ですが、もしこの続きがあるとしたら、6行目くらいでその飛び方もできるかもしれないですね!

はい

短距離走専門だったのに「お前高飛びの才能あるって!」とおだてられ舞い上がって高飛びに転向しましたか?

YES! ただ、順番がちょっと。「舞い上がった」ので「飛んだ」。そして落ちた後に、「高飛びの才能があると励まされ」、3行目後半で「高飛びに転向」しました

いいえ

四肢が欠損しますか?

NO ((((;゚Д゚)))) なして!?

はい

落ちるまでの工程で、「彼」に何か良くないことが起こりましたか?

YES ですがまぁ、良くないことが起こったので落ち、落ちてからは自分からどんどん落ちていったって感じですね

2行目の落ちたは、成績が落ち、モチベーションも落ち、人生も落ち目になりましたか?

YEES! ただし、それにはある重要な「きっかけ」がありました!

いいえ

記憶とか意識が飛んじゃいました?

NO まぁ、最初の「舞い上がってる」のが、「大事な場面で意識が飛んじゃってる」と言えないこともないかな?

いいえ

一行目、陸上大会で緊張して舞いあがっていて、転びました?

NO!!! 惜しい!!! そのタイミングで「飛んだ」んです!! 

走るのも飛ぶのも得意だから、両方合わせた走り高跳びに転向した、って感じですか?

YESNO 飛ぶのが得意とは自覚してなかったし、今回彼に高飛びを勧めた人物以外、誰もその才能に気づきませんでした。なぜなら…。彼は、飛んではいけないときに「飛んだ」のです。

核心あ、フライングか!

YEEES! キターーーー!! そう、flying しちゃったんです!! 光る 雲をつきぬけ fly away~♪v

はい

2行目の落ちる、は失格になる、という意味でOKですか?

YES! 失格して予選落ち、あとは24の流れで転落人生…

はい

落ち込んでいた矢先に高飛びを勧められ、試しに飛んでみたらその爽快感に衝撃が走りましたか?

YESw 解説にはありませんが、そういう場面もあったでしょうね。

核心あ~そうか!非行に走ったのかー!

YEES!! 解説行きます!!

いいえ

家を飛び出し…ましたか?

NO! とんでもない!w

答え

短距離走のインターハイ予選の日。

高校生としては異例のスピードを持つ亀雄選手は、報道陣の取材の的となっていた。
走ることだけに打ち込んできた純粋な彼は、初めての取材にすっかり舞い上がってしまう。
ハイテンションのままスタートラインに立った彼。 …その高揚感は、仇となった。

- フライング。
 
高校大会は2回フライングすると失格だ。…そして、平常心を失った彼はそのミスを犯す。

 - ウミガメ高校期待の星、予選落ち。


 彼の転落人生が始まった。彼に期待していた者は彼をなじり、無関係の者は嘲笑う。
学校も休みがちになり、成績は落ち、いわゆる落ちこぼれに。そして不登校、退学。
ドロップアウトした彼は、非行に走った。

そんな彼に声をかける者がいた。「あなたは走り高跳びの選手になるべきだわ」
彼女は、陸上に力を入れている他の学校のコーチだった。彼がフライングした場面を見て、
踏切の強さ、スタートダッシュと呼ぶにはあまりにも見事な跳躍力に才能を見出したのだ。

…彼は人生の「底」から、新たなる出発を始めた。

そして、翌年のインターハイ。彼は、短距離走のコーナーにはいない。
走り高跳びの選手として目覚めた彼は、今度こそ本当に空へと舞い上がり、飛んだ。
一流選手としての高みに上がれる日も、遠くはないだろう。

- 今ならきっと、空も飛べるはず - 

彼は新たな人生のスタートに立ち… そして、飛び立つ。


【オマケ】 

ピピー! (# ゚Д゚)<フライング!  (´・ω・`)<え?   Σ( ゚Д゚ ;)<またやらかした!


(※ 本当は走り高跳びの場合は「踏切ラインオーバー」が失格です;^^)

—  走ることしか知らなかった彼は、その日初めて舞い上がり、飛んだ。  (言葉遊び満載ですが、ストーリー自体はしっかりしています!) 

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