ウミガメのスープ

こーるど・ほっと・ふぁっとまん

作者: 背中の骨

狭く暗い穴の中、2人は震えていた。

目の前には、1つの死体。かつて同行していた仲間のなれの果て。

このままではそう遠くない未来、形は違えど、いつか自分たちもこうなってしまう。

恐怖が2人を襲い、そして、決断した。

この場に足りないものを死体で補い、2人は生き延びることができた。


さて、死体はどう使われたのだろうか?
※真相には残酷描写が含まれます。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

足りないものは食糧でしたか?

いいえ。食料は足りてました。

足りないものは熱量でしたか?

!! はい! そこは「とても寒かった」のです! となれば、死体は…?

はい

核心死体を燃やして暖を取りましたか?

はいー! 解説いきます!(・Ω・`)

答え

「ええ、はい。そこはとても寒いところでした」
「私達はスキーをしに来ていたんです。ですが途中、吹雪いてきて、そのためペンションへの道から外れて遭難したんです」
「はい? ――はい。そうです。3人で来ていたんです。私と、彼女、そして、彼女の兄。お義兄さんは本当に良い人でした。ですが、途中崖から転落して、大けがを負ったんです」
「私達は必死で兄さんを、落ちた先にあった洞窟に運んだんです。――はい。兄さんはとても太っていて、重かったですがなんとか運べました。兄さんも、その時はどうにか歩けましたから。けれど……」
「……酷い吹雪で、助けも呼べませんでした。おまけに手持ちの装備では、治療なんてとても……」
「……」
「……吹雪のせいで、私達も脱出できませんでした。幸いにも、食料はあったんです。はい。スキーへ行く途中に遭難しましたから、道中で買った菓子がたくさんあったんです。とくに義兄さんがチョコレートを5枚も買ってくれていたから、しばらくは持つだろうと思いました」
「あの人、男の人のくせに、甘いお菓子とか好きだったから。だから、太るんだって言ったのに。……でも……洞窟は、とても寒くて、暖をとれませんでした」
「最初こそ2人でくっついて、体温でなんとかしようとしたんですけどね……それでも……限界があったんです」
「――はい。はい。兄さんの死体を見て、アレを思いついたときは、最初はゾッとしたんです。でも、本当に限界だったんです」
「他に燃やせるものはありませんでした」
「だから、私達は、兄さんの死体にライターオイルをかけて」
「そして」
「……」
「……」
「……死体は、良く燃えました。まるで、私達を、生かそうとするかのように、ずっと、ずっと……救助されるまで……!」
「――ッ! ああっ! あああああ!! 兄さん、兄さん! ……ッお兄ちゃぁぁぁぁああああああああああん!!!」

《某日、取材陣からの質問に対しての、生存者であるA氏とB氏の証言》
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