ウミガメのスープ

怪盗二面相にまつわるナゾ9

作者: 長串望

む、またまた会ったな。
わしはラグ・マードック警部。
怪盗二面相の専門家と敬われておる。おるのだ。

毎度変わったものばかり狙う二面相だが、
送ってくる『予告状』も変わったものばかりだ。
この前届いた『予告状』も変わっておってな。
_______________

最初に部屋で『それ』を見つけたのはコロンビア警部補であった。
しかしその時コロンビア警部補は『それ』が『予告状』だと気付かなかった。
彼は落ち着くためにもまず紅茶を淹れた。
それから上司のマードック警部を呼んだ。

やがて部屋にやってきたマードック警部。
彼も『それ』が『予告状』であることはわからなかった。
警部は紅茶を飲みながらいくらか会話し、
それから探偵のジム・ホーネットを呼び出した。

ジムがやってきて彼の紅茶も淹れられた。
最初彼にも『それ』が『予告状』であることはわからなかった。
しかしすぐに『それ』が『予告状』であることが判明した。


一体どういうことだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

そたれはあたんごたたうぶたんでたすかた? たぬき

NO そくくれはくあんぎごうぎぶんではくありまぎせんくでしぎた。くぎぬき。

いいえ

濡れたら予告状になる?

NO 濡れると変化するものではありませんでした。

いいえ

もしくは三つ目のカップに熱湯を入れると文字が・・・

NO カップに細工はされていませんでした。

はい

その予告状で、盗まれるものは特定できましたか?

YES 予告状は予告状としての役割を果たしました。

いいえ

予告状としてカップが届きましたか?

NO カップではありませんでした。

いいえ

紅茶を飲んでいたことは予告状の発見に関係しますか?

NO 紅茶を飲むことは直接は関係しませんでした。しかしこのシチュエーションではお茶を入れるのは自然なことでした。

いいえ

予告状は、カードに文字が書かれている類のものでしたか?

NO 予告状はカードに文字が書かれている類の所謂「予告状」然としたものではありませんでした。

いいえ

クッキー届きましたか?

NO 成程、紅茶との組み合わせからでしょうか。しかしクッキーは届きませんでした。

はい

予告状のあった部屋がどういった部屋であるかは重要ですか?

YES 特定しなくても問題はありませんが、特定すると楽だと思います。

はい

その予告状は、時間がたつと変化して意味が分かるようになりましたか?

YES ある程度時間がたつと状態が「変化」し、「予告状」としての仕事を果たせるようになりました。

いいえ

その予告状は、紅茶が欲しくなるような物で出来ていましたか?

NO 紅茶が欲しくなるようなものではできていませんでした。

いいえ

この問題は紅茶がコーラになっても成り立ちますか?

NO コーラ、では恐らく成り立たないかと。

いいえ

この部屋の室温は重要ですか?

NO 室温は関係ありませんでした。勿論極端な温度ではストーリーが破たんしますが。

いいえ

人数が3人になった事は重要ですか?

NO たとえ人数が三人にならなくても、そのうち判明したでしょう。

いいえ

ポットの底に字が書いてありましたか?

NO ポットの底に文字が書いてあったわけではありませんでした。

いいえ

変化したのはカードの形ですか?

NO そもそもカードではありませんでした。

いいえ

変化というのは文字が読めるようになるたぐいのものですか?

NO 文字が読めるようになるような変化はありませんでした。

いいえ

「落ち着くためにも」というのは予告状がその部屋にあったらびっくりするものだったからですか?

NO 『予告状』の状態が落ち着くのを待つためでした。

いいえ

予告状は気づけば最初から読めるような状態でしたか?

NO 気づいても気づいていなくても読めるようなものではありませんでした。

はい

茶葉にメッセージが書いてありましたか?

YES 予告状は生き物でした。

いいえ

花が咲いて開きましたか?

NO 花ではありませんでした。

いいえ

鳥が犯行予告を喋りましたか?

NO 鳥ではありませんでした。

はい

哺乳類ですか?

YES 哺乳類でした。

いいえ

動物のう◯ちから予告状が出てきましたか?

NO 排泄物ではありませんでした。

いいえ

その動物の生態が重要ですか?

NO その動物の生態は重要ではありませんでした。

はい

予告状は人間ですか?

YES 『予告状』は人間でした。

いいえ

その人間が起きるのを待っていましたか?

NO 『予告状』は眠ってはいませんでした。

いいえ

人間の年齢は重要ですか?

NO 年齢は重要ではありませんでした。

いいえ

寝言で犯行予告ですか?

NO 寝言ではありませんでした。

はい

予告状は走ってきましたか?

YES 来るまでには走ってきたかもしれませんね。

いいえ

人の名前は関係ありますか?

NO 人の名前は関係ありませんでした。

はい

人間は紅茶を飲みましたか?

YES 『予告状』は紅茶を飲みました。

いいえ

二面相とその人間の関係性は重要ですか?

NO 全く関係のない人間でした。まあ関係がないからこそと言えばそうですが。

いいえ

その人間はまさかステイガー……( ゚д゚)

NO ですがそれはそれは面白いですね。紅茶の味にいちいちケチをつけそうですが。

はい

予告状ちゃんは始め口が利けない状態でしたか?

YES 最初はほとんど口がきけない状態でした。

はい

走ってきたので息が切れぎれだった?

YES それもあったでしょうが、なぜ『予告状』は走ってきたのでしょうね。

はい

予告状ちゃんは怖い思いをして泣いていましたか?

YES そのようなものでした。しかしなぜ怖い思いをしたのでしょう………それと設定ではちゃん付けするような女子供ではなかったりします、実は。

いいえ

予告状ちゃんは寒くて口が利けなかったから温かい紅茶を淹れてあげましたか?

NO 気温は関係ありませんでした。

いいえ

予告状ちゃんは犬に追っかけられましたか?

NO 犬に追いかけられたわけでもありませんでした。

いいえ

口が何かでふさがっていましたか?

NO 当然の発想ですが、今回は極めて紳士的だったようです。自分で走って駆け込んでこれるくらいでしたから。

はい

予告状が届いたのは警察ですか?

YES 警察に駆け込みました。

いいえ

シリーズ・・・。では「その5」の二人(エリザベスとフェルナンデス(仮名))が命からがら脱出して逃げ込んできましたか?

NO 今まで全然関係なかったのに二面相に巻き込まれた哀れな一般人でした。

いいえ

予告状の人はは警察から呼ばれて来ましたか?

NO 警察が呼んだなら、『予告状』だとわかっていたでしょう。

いいえ

「予告状」は日本人ですか?

NO 外国人であったわけではありませんでした。

「予告状」氏は日本人ですか?

きっと怪盗の仕業でしょう。怖いですね。

いいえ

予告状ちゃんは変装させれれていましたか?

NO 変装させられていたわけではありませんでした。

はい

予告状ちゃんは、怪盗さんにメッセンジャーを頼まれましたか?

YES シンプルにその通りでした。

はい

核心それで興奮してたので、「まぁ落ち着きたまえ」と言って紅茶を淹れてあげましたか?

YES これまたシンプルにその通りでした。さすがに時間はかかりましたが。

はい

三人は同じ部屋に集まりましたか?

YES 同じ部屋に集まりました。

いいえ

予告状の内容は、恐ろしいものでしたか?

NO ○○を盗みに参りますといったオーソドックスなものでした。

予告状ちゃんは今後出てきますか?

YES/NO え、レギュラーにした方がいいんですかこれ。

いいえ

予告状と判断したときには盗みは達成しましたか?

NO 『予告状』はあくまでも予告状。これから盗みに参ります。

予告状=人間 こんな擬人化もアリだと思いますか?

YES/NO え、なにこれレギュラー化の流れですか?

いいえ

予告状ちゃんは猫舌ですぐに紅茶を飲むことができませんでしたか?

NO

はい

予告状ちゃんの人気にSHIT(嫉妬)!

はいそこ落ち着いてSIT(座るヨロシ)。

いいえ

予告状ちゃんが汗をかくとシャツに文字が浮き出てきましたか?

NO 成程面白いですが、落ち着いてゆっくりと来た場合には効果が出ないですね。

答え

ふん、わかったかね?

二面相は奇をてらうのが好きらしく、今回もそうだった。

不審な人物が来たというので面会室に向かった警部補は、
なにやら挙動不審な男を見つけた。
彼が落ち着かせるために紅茶を淹れてやると、男はわしの名を出した。
怪盗二面相の専門家であるこのマードック警部の名をな。

わしが呼ばれて言ってみると、男は大慌てで何事かまくしたてた。
何やらよくわからないが、わしと探偵に伝言があるのだという。
紅茶を飲みのみそこまで聞き出し、わしは探偵を呼んだ。

そして探偵がやってくるころにはようやく男も落ち着き、
そして全員に紅茶が行き渡ってから、男は切り出した。

「怪盗二面相からのメッセージです」

そう、男は『予告状』代わりにメッセンジャーにされた男だったのだ。
怪盗直々にメッセンジャーに指名されて最初は大慌てだったのだろうな。

毎度毎度二面相の『予告状』は手が込んであってな。
その前は確か時限爆弾と見せかけた小包に入っておったな。

全く面倒な奴だ……む?
なに、二面相の予告状が?
こうしてはおられん!

さらばだ、また会おう!

— 予告状のナゾ。難易度は中。

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