ウミガメのスープ

怪盗二面相にまつわるナゾ3

作者: 長串望

やあやあよく来たね。
君もそろそろ馴染みと言った顔つきになってきたね。
まあ友人ならともかく、探偵事務所に足しげく依頼に来るのはお勧めしないがね。

さて、お馴染みのナゾをひとつ解いてみるかい?
今回は怪盗二面相が狙ったある稀覯本について。

稀覯本、とはいっても特別に妙なわけではない。
所謂プレミアものというやつだね。

その中にこんな一節が載っている。

『ボクには六人のお手伝いさんがいて、
 ボクの知りたいことは何でも教えてくれるんだ』


さて、六人組は何者だろう?
時折二人増えることもあるが、六人組が普通らしい。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

六人組は人間ですか?

NO 六人組は人間ではありませんでした。

はい

六人いるのは得意分野がそれぞれ決まっているからですか?

YES 六人組はそれぞれ得意分野がありました。というより役割分担でしょうか。

いいえ

稀覯本の内容は重要ですか?

NO 内容はさほど重要ではありませんでした。が、一節はほぼこの通りそのまま載っていました。

いいえ

六人組は、動きますか?

NO 物理的に移動したりはしませんでした。

いいえ

二人増えて八人になった時はまた二人増えますか?

NO 八人組以上に増えることはありませんでした。私の知る限り。

いいえ

六法もしくは六法全書ですか?

NO 六法全書ではありませんでした。

いいえ

六人組は本ですか?

NO 本ではありませんでした。

いいえ

その本は、判例集ですか?

NO 判例集ではありませんでした。一節はほぼそのままこの通りに載っていました。

いいえ

ファンタジー・オカルト要素はありますか?

NO ありませんでした。

はい

核心5W1H?

YES その通りでした。

答え

さあ、わかったかな?

この本には昔の子供向けの本に載っていた詩も載せているようだ。

何でも教えてくれる六人のお手伝い。
その名は「なに?(What)」さん、「なぜ?(Why)」さん、「いつ?(When)」さん、
「どこ?(Where)」さん、「どんなふうに?(How)」さん、そして「だれ?(Who)」さん。

いわゆる5W1Hというやつだ。
これにWhom(誰に)、How much(いくらで または どれだけ)を加えて6W2Hということもある。

水平思考というより、普通のクイズみたいだったかもしれないな。
まあいい。

それでは、またお会いできる日を楽しみにしているよ。


(Joseph Rudyard Kipling (1902), Just So Stories for Little ChildrenよりThe Elephant's Child冒頭を引用)

— 六人のお手伝いさん。難易度は下。人によってはわからない。

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