20の扉

抵抗するオウム

作者: 滝杉こげお

ここはラテラル新生物研究所。
アルカーノの街からあふれ出る不思議な成分を解析し、動物のDNAに組み込む研究を行っている。

例えばこの『ラテラルオウム』。いくつかの簡単な人語を記憶し、名前を呼ばれれば「はい」と返事し、餌を食べれば「おいしい」と言う等、
その状況に適した言葉を発する性質を持つ新生物だ。

そんな研究所であるとき重大事件が発生する。
なんと、人体に極めて有毒な成分を分泌する新生物、『スイヘイミミズ』が逃げ出したのだ。

研究所内は大混乱。
研究所員は防護服に身を包み『スイヘイミミズ』の捕獲に乗り出した。

大捜索の末、研究所員は何とか『スイヘイミミズ』を発見する。
しかし、『スイヘイミミズ』は屋外へと通じる玄関口から脱出寸前。

もうだめかと思ったとき、『ラテラルオウム』が研究所員の前でそれを口にして見せるとその場で事件は解決してしまったという。


その時『ラテラルオウム』が研究所員の前で発した言葉とは?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

核心おいしい

YES‼ ナイススナイプ‼

はい

核心おいしい ですか?

YES‼ 正解です‼

はい

核心おいしいですか?

YES‼ 正解です‼

はい

核心「おいしい」ですか?

YES‼ 正解です‼

答え

ああ、もうだめだ。
逃げ出す寸前の『スイヘイミミズ』を見て研究所員は一堂にそう思った。

けれどもその時、彼らの前を横切る影。そう、『ラテラルオウム』である。

彼らは『ラテラルオウム』がそれを口にするのを目の当たりにし歓喜した!
そう、『ラテラルオウム』の口には『スイヘイミミズ』が咥えられていたのである。

彼を称賛する研究所員をしり目に餌を口にした『ラテラルオウム』は

「おいしい」と満足げに言葉を発するのだった。
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