ウミガメのスープ

【ラテクエ探偵学園】灰の乙女と神隠し

作者: アイゼン

悪戯好きな少年がいた。
彼は色々な悪戯で、両親や友達、近所の人を困らせていた。

そんな彼の最近の趣味は花火。
遊んだ後は片付けもせず、やっぱり近所の人を困らせていた。

ある日、彼が昨日遊んだ場所に行くと、ほったらかした花火の残りかすは消えていた。
誰かが片付けてくれたんだろう。そう思って、その日も彼は花火で遊んだ。
その翌日、少年は消えた。

一体何故。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

少年は人間ですか?

はい。

いいえ

無限ループ関係ありますか?

いいえ。

はい

彼が消えたのは、超常現象、オカルトに関係しますか?

はい!! 現実では有り得ないでしょう

いいえ

落とし穴関係しますか?

いいえ。前回やったなぁ、それ

はい

花火に異変はありますか?

はい!! ミスリード注意です

いいえ

地盤が緩んでいましたか?

いいえ。

いいえ

おまじないは関係ありますか?

いいえ。

はい

少年は死にましたか?

はい!

その日花火で遊ばなければ、少年は消えずに済みましたか?

yes,no! 遊んでいても消えずに済んだかもしれません

いいえ

命のともし火関係ありますか?

いいえ。

はい

花火をしていたから、そのような目に遭ってしまいましたか?

はい!

いいえ

少年の親は重要ですいか?

いいえ。

いいえ

花火の残りかすが消えた原因と少年が消えた原因は同じですか?

いいえ!

はい

その場所に何かいましたか?

はい! ミスリード注意です

いいえ

爆発は起きますか?

いいえ。

いいえ

可燃性のガスが充満していましたか?

いいえ。

いいえ

幽霊がいましたか?

いいえ。

いいえ

前日の花火の残りかすの所為で火事は起きましたか?

いいえ!

はい

少年はオカルト的登場人物に殺されたのですか?

はい!! オカルトと言えばオカルトですね

いいえ

九十九神は関係ありますか?

いいえ。

いいえ

花火の残りかすが消えた原因は重要ですか?

いいえ。で差し支えないでしょう

少年は花に火をつける遊び、すなわち花火をしていて花の霊に殺されましたか?

花に火yes!

いいえ

花火でアリを焼いちゃえ~!→アリの怨霊登場、ですか?

いいえ! ですが……

いいえ

虫に花火を近づけて遊びましたか?

いいえ!

いいえ

少年は花火をただしただけじゃなくて、花火を使った悪戯をしたのですか?

いいえ。 花火は使ってませんね

いいえ

少年が消えたのは地面の中にですか?肥料になる為に

いいえ。

いいえ

ネズミ花火ですか?

いいえ!! そうなると残るのは……

いいえ

ねずみ花火ですか?

いいえ!

いいえ

線香(先公)花火ですか?

いいえ。 何ていう発想力

はい

ヘビ花火ですか?

はい!!

いいえ

センコーの鼻に火、ですか?

いいえ。 発想の結婚おめでとうございます

いいえ

では、ロケット花火ですか?

いいえ。

いいえ

蛇に化けて、少年は噛まれて死にましたか?

いいえ。 ですが蛇の報復はありました

いいえ

大蛇に飲み込まれてアボーンですか?

いいえ。

はい

核心逆に少年が燃やされましたか?

はい!! 解説いきます!

いいえ

蛇花火みたいに埋まっていますか?

いいえ。

いいえ

蛇に巻きつかれましたか?

いいえ。

答え

カメタくんの最近の楽しみは花火です。
でもただの花火ではありません。だってそんなもの、いたずらが大好きなカメタくんにとって、全然つまらないのですから。
じゃあどんな花火かというと、適当に引っこ抜いた花に火を点けて燃やすという遊びです。
火は消すから大丈夫。カメタくんはそんな認識でした。
花にだって命があるなんてこと、考えた事なかったのでしょう。

ある日、カメタくんは森の中で蛇を見つけました。
いたずらが大好きなカメタくん。すぐに“花火”で遊ぼうと考えました。
蛇花火と呼ばれる変わり種の花火。火を点けるとにゅっと伸びる花火。
カメタくんは、それで遊ぼうと考えました。
蛇を捕まえることなど、カメタくんにとってはどうってことありません。
頭を抑えつけられ、苦しそうにもがく蛇に、カメタくんはライターの火を近付けました。
蛇を呑み込んでいく炎。苦しみ、のたうち回る蛇。
その動きが止まった時、カメタくんは蛇に水をかけました。
そこには、ぐにゃりと曲がった蛇の亡骸がありました。
花火を楽しんだカメタくんはそれを放っておいて、家に帰りました。

次の日、カメタくんは蛇の死骸はどうなっているんだ、と森の中へ行きました。
しかし、昨日遊んでほったらかした筈の死骸は、最初から何も無かったかのように、消えていました。
カメタくんは首を傾げましたが、誰かが片付けてくれたんだろうと思い、その日も花火で遊びました。
そんな様子を奥から見つめる赤い目に、カメタくんはちっとも気付きませんでした。

その夜、カメタくんは異様な暑さで目を覚ましました。
可笑しい。熱帯夜にしては暑すぎる。それに少し前までクーラーが点いていた筈なのに。
頭がはっきりしていくにしたがって、カメタくんは自分の状況を理解していきました。
視界いっぱいの赤。その奥に、また別の赤が見えた。
昨日の蛇! カメタくんは叫ぼうとしましたが、喉が焼けてしまい声が出ません。
赤い目は悲しそうにカメタくんを見つめています。
蛇が口を開き、赤い舌が炎のように揺らめいたのを見たのが、カメタくんの最期の記憶でした。


翌朝、中々起きてこないカメタくんを起こそうと部屋に入ったお母さんは、部屋の中にあるものを見てギョッとしました。
ベッドの上には、引き伸ばされ、蛇がとぐろを巻いたように捩じられた赤黒い焼死体。
カメタくんの姿はどこにも見当たりません。消えてしまったのでしょうか。
いいえ、カメタくんは消えてはいませんでした。

全てを悟り、叫ぶお母さんの足元に、部屋からゆっくりと這い出る、灰のように真っ白い蛇。

きっと蛇は、花々の痛みをカメタくんに知ってほしかったのでしょう。
炎のように赤い目は、泣いた後にも見えました。
保存しました

参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。

💬 参加者チャット

この問題、気に入りましたか?

📺 配信・対面での出題にご利用いただけます。ご利用のルール(出典・改変について)