ウミガメのスープ

居ない乗客と税金泥棒

作者: ノックスR

とある村での出来事。

バスで村へ訪れる人に、村が予算を出して、バスで市街からこの村で降りると、運転手が村から市街の駅までの復路のバス運賃がタダになる券を渡すサービスを始めた。
このサービスを外へ大きく告知しなかったためか、観光客が大きく増える事はなかったし、村人は車を持っているのでバスは全くと言っていいほど利用していないのだが、村人の多くはこのサービスにある程度納得し、満足しているようだ。

当然サービスは村人の税金で賄われているのに、いったいなぜだろう?




おまけ
私はだあれ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

帰省してくる村人の家族が利用しますか?

No!! ほとんどは車で迎えが来ますし、帰省する人もほとんどいません

観光客は、少しは増えましたか?

YesNo! 関係ありません

いいえ

「運賃がタダになる券」をもらった人は、みんなそれを利用しますか?

No!! ミスリード注意!

はい

サービスを利用する人はいますか?

Yes!

いいえ

村はこのサービスに予算を充てることによって、他から予算がもらえますか?

No!!

はい

バスは毎日運行していますか?

Yes!!

いいえ

運転手の仕事が増えるのでフリーターが減って喜びますか?

No!

いいえ

運賃がタダになる券をもらった人は、それを誰かに売りますか?

No!

3,

ある意味Yes!! ミスリード注意

いいえ

雪とか関係ありますか?

No!

はい

復路のバスは、往路と同じ経路を走っていますか?

Yes!

いいえ

犯罪要素はありますか?

No!

大きく告知しなかった理由は重要ですか?

YesNo!! 少しだけ関係あるかな? する必要がなかったともいえます

はい

村人はただ券を所持できますか?

Yes! 物理的には持てますが、バスをほとんど利用していないのと、ある理由でもってません

はい

タダ券は紙製で成立しますか?

Yes!

はい

13 する必要がなかったのは、こう(問題文のように)なるのが分かりきっていたからですか?

Yes!

いいえ

タダ券を他の人へのプレゼントにする村人がいますか?

No!!

いいえ

タダ券をもらった人が、SNSで拡散しますか?

No!!

タダ券配布によって村人は得をしましたか?

ある意味Yes! ミスリード注意!

いいえ

19,

No!!

はい

16 村人は当初の目的通りに券を活用していますか?

Yes!!

いいえ

非現実要素はありますか?

No!!

いいえ

村人が、何で生計を立てているかは重要ですか?

No!

はい

バスに乗るのは人間だけですか?

Yes!

はい

券でタダになるのはバス代だけですか?

Yes!!

いいえ

子どもが「車で迎えに来て~」と言った時、「バスのタダ券があるでしょ」と突っぱねることができるようになりましたか?

No!!

いいえ

ヒントより、村人の負担とは、車の運転ですか?

No!!

いいえ

タダ券は村の中で通貨として使用できますか?

No!

運転手がイケメンですか?

YesNo!! 関係ありません

いいえ

元から観光客は多いですか?

No!! 多い訳ではありません

いいえ

バスが全く利用されないことの証明になりましたか?

No!! ただし少し引っかかりそうなワードが…

いいえ

タダ券を別の物と交換するシステムが存在しますか?

No!!

いいえ

村からよそに引っ越す村人が、タダ券を利用し、二度と戻ってこないですか?

No!!

いいえ

バスには人以外の物を載せることができる点は重要ですか?

No!!

はい

タダ券がバスを利用したことの証明手段になるのは重要ですか?

Yes!! ミスリード注意

いいえ

バス代を支払っていた分が税金引き落としになり、乗車の際に現金を持つ必要がなくなり支払う手間がなくなりましたか?

No!!

はい

誰かがタダ券の枚数を数えますか?

Yes!!!

いいえ

村人と観光客を区別する制度として便利ですか?

No!!

いいえ

タダ券のサービスを始めてから、バスの運行数が減り、巡り巡ってバスのために使用される税金も減りましたか?

No!!

いいえ

バスの利用回数を調べる手段ですか?

No!! でも惜しい!

いいえ

タダ券の枚数があまりに少ないことがわかり、バスは廃止になりましたか?

No!!

いいえ

村人の数が簡単にわかりますか?

No!! でも惜しい! 村人の数はわかりません!

はい

現在村にいる観光客の数がすぐにわかるようになりましたか?

Yes!! それも分かりますが、それが知りたいのではないのです! でも重要!

いいえ

42 観光客は普通タダ券を使って帰るが、村人は村にいる間は絶対にタダ券を使わないので、タダ券の枚数を数えれば簡単に今村にいる人数がわかりますか?

No!! ただ、近いです!

はい

タダ券は一度使われると廃棄されますか?

Yes? 数えたあと廃棄されるか、再利用もされるかも

いいえ

どの駅で誰が降りるかを特定しますか?

No!!

はい

43 回収した枚数で観光客が何人来て、帰っていったのかわかりますか?

Yes!!! ということは、誤差があったら…… まとめてください

いいえ

観光客の出入りが日単位で簡単にわかるようになったため、観光客対策が立てやすくなりましたか?

No!!

はい

核心自殺の名所がある村なので、観光客の出入りをつかみやすくなったおかげで、行方不明者の捜索と発見が早くなりましたか?

Yes!!! 正解です!

答え

この村には古くから、観光名所であると同時に、ここで死ぬと幸せになれると言い伝えられている自殺スポットの崖があった。
さすがに今ではこの言い伝えも風化しつつあるのだが、それでも決して多くない観光客に混じってたまに自殺する人が訪れる。
車で訪れる自殺者は車が残るので分かりやすいが、バスで来る人は問題だ。

落ちた人が居たのか、何人落ちたのか。村人は(むごいので)なるべく早期発見したいが毎日わざわざ崖の下まで見回りにいくのも面倒だし大変である。


そこで始めたのがこのサービス。

村の宿泊客と、帰りに市街で回収した無料券を計算して、配った無料券との誤差があると帰るべき人が帰っていない──つまり自殺者が出た可能性が高い。

見回ることもなしに効率よく、迅速に自殺者を回収できるので村人もこのサービスにある程度納得し、満足しているという事だ。

今日も、とあるスープを飲んだ男がこのバスに乗って──

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