ウミガメのスープ

作者: しゅんわ


※これは100問目の時、計25個のワードを入れて作るということを前提に作られた問題です。
文中にある赤文字は指定ワードを記したものです。問題には何の関係もありません。詳しいことは問題「百」にて。





「この人は体毛が濃いしこの人は顔は良いけど文豪らしいから手も足も出ないし………うーん」
「麻里、ファミレスで何してんのさ」
「うぉっ!……なんだ、兄ちゃんか……」

紫陽花が咲き、柏餅が美味しい季節になってきたこの頃、
佐藤の妹、麻里が何かスマホを見てあーでもないこーでもないと言っていた。
いったい何をしていたのかというと……

「恋人探しぃ?」
「……うん、前も言ったじゃん?私的にもそろそろ恋人が欲しいわけよ。」
「……なるほどなぁ」

はす向かいのテーブルに仲間らしき人らと座って串カツの匂いを漂わせながら
( '@∀@)「あさりの串刺し〜〜♪ FOOOOOO!ラテシンに報告〜♪」

と叫んでいる年上のおバカな姉さんをチラリと見て佐藤は相槌をうった。

「で?今のところどんな人と会おうとしてるの?」
「う、うん。こんな人なんだけどね・・・」

そういうと麻里はスマホを差し出し画像を見せてきた。
そこにはなかなかイケメンな人物が写っていた。

「ふーん・・・なかなかいい顔じゃん」
「でしょ?・・・すいませーん、ドーナツおかわり!」
「・・・まぁいいんじゃない?俺は応援するよ?・・・あ、俺は味醂酒くだs・・・あ、ない?じゃあ水を・・・」
「でねでね、その人と次の連休に会うことになってるの」
「へぇ・・・って明後日じゃないか。待ち合わせとかはしてんのか?」
麻里はコクンと頷いた。
「うん、メールでね。服屋エアガンに集合って送ったの。お金は全部あっちが出してくれるし」
「へぇ・・・じゃあ楽しんできなさいな」
「うん!頑張る!」
麻里はそういうと運ばれてきたドーナツと伝票を持って店を出てった。
「・・・ふぅ」
佐藤は一息つき、妹の幸せを願った・・・・・・

ここで問題。麻里が最上階にある服屋でデートを楽しんでいるとバランスを崩した男が開いた窓から落ちていってしまった。下にはマットも建造物も何も無い。しかし男は無事だった。なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

男は無空術が使えますか?

no、使えません

いいえ

服屋は数階建てですか?

no、その階にしか服屋はありません。

いいえ

男は命綱をつけていましたか?

no、つけてませんでした

その建物はデパートのように数階建てですか?

yesnoです

いいえ

建物の1階から落ちましたか?

noです。一応高さは約50mです

はい

男は窓の外へ落ちたのですか?

yesです。

いいえ

その店は街中にありましたか?

no! 街にはありませんでした

いいえ

地面に落ちましたか?

no!

いいえ

問題文に愛莉ちゃんが登場しているようですが重要ですかっ!?

no、

いいえ

男の体の一部(服飾品含む)が建物の一部に引っかかり、助かりましたか?

noです

いいえ

重力が地球より小さいので、地面に落ちても大した衝撃はありませんでしたか?

noです

いいえ

解説にえぜりんさんは登場しますか?

noです

はい

「最上階にあるレストラン街」でも成立しますか?

yesですかね

はい

男は50メートル落下したのですか?

yesです

はい

何もないから無事でしたか?

yes!

落ちた場所に何かありましたか?

上に同じ

いいえ

男はもともとゾンビだったので、これ以上死にませんか?

no、バイオません

はい

男は水の上に落ちましたか?

yes!ただし建造物ではないということは…

はい

核心豪華客船のデート中に男は海に落ちました?

yes!!

答え


五月雨が降り・・・ひまわりが咲き誇り・・・水鉄砲と虫取り網両手に走り回る子供が増えてきた今日この頃。
佐藤は妹のデートの結果を聞いてなかったことを思い出し直々に聞いてみることにした。
「なぁ麻里、デートの結果どうだった?」
「・・・それ何か月前の話?ていうかあの日以来ろくに外にも行かずだらだらしてる私見たら察せるでしょ?」
「まぁな。いや、一応デートの内容も聞いておこうと思って」
佐藤がそこまで話すと麻里は急に身を乗り出し興奮気味にしゃべった。
「それがね!事故が起きたの!」
これには佐藤も少し驚いた様子だった。
「事故?あぁ、あの男性が1人落ちたって事故?じゃあお前あれに乗ってたんだ。」
「うん。まさか船から人が落ちるとはね・・・まぁ下が海だったから奇跡的に無事だったみたいだし。でもその後彼と微妙な雰囲気になってそれまでだけどね…」
「客船デートできるお金持ちだったのにな。勿体無い。まぁまた頑張れや」
「………うん」

今回も失敗してしまった麻里の恋人探し。
果たして運命の人と結ばれるのはいつになることやら……



[要約]
出航中の客船の最上階にあった服屋から落ちてしまった男はそのまま海に落ち一命を取り留めたから。

— 長らくお待たせしました。

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