ウミガメのスープ

自分の運命に決着をつける

作者: まっしろ

ある日、二人で決着をつけようと約束した。

一人はもう一人と協力し、ついになし得たと叫び歓喜した。

しかしもう一人は、自分一人で何とかすべきなんだと決意を固めた。

なぜだろう。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

1行目の二人とは、「もう一人と協力した」一人と、「一人で何とかすべきだと決意した」一人ですか?

はい

はい

何の決着をつけるのかは重要ですか?

はい

登場人物は、二人ですか?

はい。厳密にはいいえですが、大きく関わるのは二人だけです。

はい

二人の目的は一緒ですか?

はい

「復讐」とは自分の運命への決着をつけるためにありますか?

エルメェス『いいえ、だけどよォ、その台詞から考えた問題だぜェー』

いいえ

二人は、対決をしていましたか?

いいえ

はい

人死にますか?

はい、死にます

はい

2行目は、「もう一人と協力した」一人が決着をつけたということですか?

はい

いいえ

非現実要素はありますか?

いいえ

はい

目的の特定は必要ですか?

はい

はい

1人で達成するのど、二人で達成するのの、意味が違ってきますか?

はい。物凄く違います。

いいえ

二人は、性格が異なるため。違う結論を出したしたか?

いいえ

はい

7より 主要登場人物2人のどちらかが死にますか?

はい

いいえ

決意を固めた人が歓喜した人を殺しますか?

いいえ

はい

8より、2行目の行動は、決意を固めた人にとっては「決着をつけ」たことにならなかったのですか?

はい

いいえ

二人は、犯罪をしますか?

いいえ

はい

歓喜したほうが、死にますか?

はい

はい

決意したのは、歓喜の死を知ったからですか?

はい、その通りです。

はい

2人の関係は重要ですか?

はい

いいえ

歓喜は、決意と同じように1人でやれば、死にませんでしたか?

いいえ

いいえ

2人は心中して、決意だけ生き残りましたか?

いいえ

いいえ

何かを作っていますか?

いいえ

はい

2人の性別は重要ですか?

はい

いいえ

歓喜が死んだのは事故ですか?

いいえ

はい

二人は恋人ですか?

はい

25は夫婦でも成立しますか?

微妙ですが、はいですね。

いいえ

歓喜が死んだのは他殺ですか?

いいえ

はい

歓喜したのは男ですか?

はい

いいえ

歓喜は自殺ですか?

いいえ

いいえ

2行目で協力して行った内容は、1人では絶対にできないことですか?

いいえ

いいえ

歓喜は決意のために自ら死を選びましたか?

いいえ

いいえ

歓喜が「決着をつける」には死ぬ必要がありましたか?

いいえ、むしろ逆です

いいえ

結婚しようと約束しましたか?

いいえ

いいえ

一行目、二人が決着をつけようとしたものは、二人共同じものですか?

いいえ

はい

三行目 もう一人は、決着をつけるために、決意を固めましたか?

はい

いいえ

歓喜が死んだのは、2行目の行動の直後ですか?

いいえ

いいえ

歓喜が死んだのは、2行目の行為を協力して行ったからですか?

いいえ

問題文全体を通して、1ヶ月以上の期間が経過していますか?

関係ありません

いいえ

歓喜は遂になし得たと叫びましたがこの時点で決着は着いていませんか?

いいえ

はい

確認ですが、4の「目的は一緒→YES」と34の「決着を付けようとしたものは同じ→No」は両立するので間違いないですか?

はい

はい

叫びましたか?

はい。しかし両方ではなく、どちらか一方です。

いいえ

叫びましたか?

いいえ

男の方が死にましたか?

どちらでも構いません。

いいえ

心中を持ちかけた結果片方だけが死に、片方だけが生き残ってしまい、片方は死ぬことに成功したが、もう片方にとっては心中が失敗してしまいましたか?

いいえ

いいえ

決着とは二人の間で決着をつけるという意味ですか?

いいえ

決着するのは、外ですか?

関係ありません。

はい

現代日本で成立しますか?

はい

いいえ

決着するために、なにが道具を使いますか?

いいえ。二人自身は使うことはないと思います。

いいえ

日本の普通のカップルでも行いますか?

いいえ

二人は愛し合っていますか?

関係ありません。

いいえ

歓喜したほうの死因は老衰ですか?

いいえ

いいえ

歓喜した方の人物は決着がついたから死んでしまったのですか?

いいえ

いいえ

34 35 39 一行目で二人で約束した、二人が決着をつけようとしたものは、それぞれ違うものであり、二行目の時点で一人は自らの決着をつけた後に死に、三行目の時点でもう一人の決着は未だついていないので、決着をつけるために、決意を固めた、ということですか?

いいえ、少し違います

はい

現代の日本でもありえることですか?

はい

はい

二人は人間ですか?

はい

はい

この場面にいるのは2人だけですか?

はい

はい

歓喜は病気で死亡しましたか?

はい

はい

2行目で一人が死んだのは、決着をつける前ですか?

はい

いいえ

二人は病気の研究をしていましたか?

いいえ

いいえ

歓喜の病気は問題文よりも前から患っていましたか?

いいえ。ある意味どちらでも成立するかもしれませんが、いいえの方が自然です。

いいえ

決意は歓喜と同じ病気を患っていますか?

いいえ

いいえ

40より、歓喜は目的をなし得たが、それによる決着を着ける前に病気で死んだ、で合っていますか?

いいえ、目的はその決着なのです。

はい

なし得たと叫び歓喜したのは勘違いによるものですか?

はい。実際にはなし得ていませんでしたが、本人はそう思い込んでいました。

いいえ

病気の特定は重要ですか?

いいえ

はい

歓喜は自分が病気にかかっていることに気付いていましたか?

はい

そのカップルは特別な存在ですか?

関係ありません。

いいえ

この2人には子供はいましたか?

いいえ

はい

決着とは病気に関係しますか?

はい。

はい

決着とはなにかを消すことですか?

はい。ですが、二人ともがそうでなくても成立します。

はい

68、69から、決着とは病気を治すことですか?

はい。死んだ方の目的はそれです。

いいえ

二人の職業は重要ですか?

いいえ

いいえ

もう一人は最初は死んだ方の病気を治そうという目的が合ったが、死んだことにより決着がつけられなかった。そしてまた別の目的を定め、それを成そうと決意した、ということですか?

いいえ、しかしかなりおしいです。

いいえ

この方法で病気がなおる!と勘違いして歓喜したが、治らず死んでしまったので、生き残った方は「あいつの命を奪った病の治療法、必ず発見してみせる」と決意しましたか?

いいえ

いいえ

もう1人の目的は死んだ方の病気を治すことですか?

いいえ

いいえ

恋人同士のふたりは、男が病気になってしまったので、二人で病気を治そうと努力した。その結果、治ったと思い、男は歓喜したが、実は治っておらず、死んでしまった。女は、1人で病気を治す方法を探すしかないと決意しましたか?

いいえ

いいえ

もう1人の決意は病気に関することですか?

いいえ

いいえ

もう一人の決意は死んだ方に関することですか?

いいえ

いいえ

恋人同士のふたりは、男が病気になってしまったので、二人で病気を治そうと努力した。その結果、治ったと思い、男は歓喜したが、実は治っておらず、死んでしまった。女は、1人で生きていこうと決意しましたか?

いいえ

いいえ

女の決意は、男の生前と死後で変わりましたか?

いいえ

いいえ

歓喜と協力者は、患者と医師の関係ですか?

いいえ

いいえ

つけようとする決着とは、病気についてですか?

いいえ

いいえ

安楽死ますか?

いいえ

いいえ

決意は命を

いいえ

いいえ

女の目的は、男を治療したその先にあるものでしたか?

いいえ

いいえ

臓器移植は関係ありますか?

いいえ

はい

核心一行目で二人恋人たちが約束した、決着をつけようとしたものは、それぞれ違うものであり、二行目の時点で一人は自らの決着をつける前に病気で死に、三行目の時点でもう一人の決着は未だついていないので、決着をつけるために、決意を固めた、ということですか?

はい

答え

重病に倒れたある青年。
日に日にその成年の病状は悪化していった。体はほとんど動けなくなり、飯も喉を通りづらくなる。

しかし彼は、決して生きる希望を捨てたりはしなかった。

彼女がいたのだ。共に病気と戦ってくれる。そばにいて喜びも悲しみも分かち合える彼女がいたから、自分はこんなところで負けてはいられないと思えたのだ。

そしてその彼女の方も、サークルの中でのいじめ行為に深く悩んでいた。

入学直後辺りから始まったいじめ。そこに救いの手をさしのべたのがその青年だったのだ。二人が付き合い始めるとたちまちなくなったいじめだったが、彼の病気をきっかけに再開されてしまった。

──二人は入院当日、こう約束を交わしていた。
『二人で、お互いの苦しみに決着をつけよう。
 二人で乗り越えよう。』と。
青年は病気。彼女はいじめ。
二人で、共に支えあって乗り越えると決めたのだった。

青年は、回復の目処もなかなかつかない。
それでも諦めなかった。

そんなある夜、彼は二人で病といじめを克服し、共に喜び合う、そんな夢を見た。
『やった!やったぞ!』
そんな寝言をいったそうだ。

そして、次の朝。
青年は死んだ。
幸せそうな顔だったという。

青年は、最期に見た夢が現実だと信じたまま、若き生涯を閉じた。

彼女は、幸せそうにベッドで眠った彼を見て、つぶやいた。
『ごめんね……。なにもできなくて。
 ごめんね……。十分支えてあげられなくて……。

 ……そして、私を支えてくれる人も、もういない。
 私が、自分で、決着をつけないといけないんだね……。

 頑張るよ、私。……見ててね。』

彼女の目から滴が垂れて、冷たくなった青年の肌に弾けた。
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