拝啓、貴方様へ
いったい何があったのだろう?
【元ネタ在り 解説長め注意】
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
骨はその火葬場で葬式をした人の骨ですか?
YES でも火葬場はもう使っていないものなので二人が葬式をあげたかはわかりません
骨は、火葬されて骨となりましたか?
YES
骨は、30年以上前からそこにありましたか?
NO
骨は火葬炉の中にありましたか?
YES
カップルが他人に見つからないように心中しましたか?
カップルNO 心中YES
二人の骨は、同時期に火葬されましたか?
YES 5の方の解釈でおkです
5 親子の心中ですか?
親子 NO
5より、二人の関係性は家族ですか?
家族 YES
30年以上前、その火葬場が使われなくなった理由は重要ですか?
NO 近くに新しい火葬場が出来たから使われなくなったと言う解釈でおkです
二人に血縁関係はありますか
血縁関係 NO
二人のうち一人は、後追い心中でしたか?
NO 二人は同じ時に心中しました
今まで骨が見つからなかった理由は重要ですか?
ここはっきりしてなくてすいません、骨は使われていないはずの火葬場から煙が上がっていたのですぐに見つかりましたので NO
8より、夫婦ですか?
YES! 二人は夫婦です
ふたりが心中したのは人間関係によるものですか?
YES! 13参照してみてください
血のつながらない親子ですか?
NO
2人以外に火葬炉に火をつけた人がいますか?
NO 二人以外に近づいた人は骨が見つかるまでいませんでした(この辺は若干ファンタジー要素入ってます)
夫婦に嫁姑問題がありましたか?
NO 関係ありません
心中の場所はその火葬場でなければなりませんでしたか?
YES 夫に深いこだわりがありました
心中の場所はその火葬場でなければなりませんでしたか?
NO
正解条件は心中した理由ですか?
YES! わかりづらくて済みません…
あとは二人が火葬場で心中した理由を特定すれば正解ですか?
YES!
夫婦は、心中しなければ、健康体で長生きできる身体でしたか?
NO!
13、14より、夫婦関係に問題がありましたか?
NO
心中は、双方納得の上でのものでしたか?
YES 双方合意です22参照でお願いします(=°ω°)ノ
18,21 残した遺族に迷惑が掛からないよう火葬場で焼身自殺しましたか?
NO! 二人に子どもはいないのです
病気は関係しますか?
YES! 二人は医者から施設へ入れと言われていました
一緒のお墓に入ろうとのプロポーズ実現のためですか?
NO 素敵な夫婦ですが今回はちょっと違います
火葬場で死んだのは夫の仕事に関係しますか?
NO
夫の関係者が、火葬場が現役の時に火葬されていますか?
YES! その時夫の父親に言われた言葉がありました
核心ふたりは老夫婦であり。お互いが長く生きられない事を分かっていた2人は、どちらかがひとりで取り残される事がないように2人で火葬場で心中しましたか?
大正解です…おめでとうございます…!
お金も無いし面倒を見てくれる子供もいないので,葬式を上げなくてもいいように,火葬場で焼かれて身元不明の遺体になりましたか?
NO 最期の手続きは夫がすべて済ませていました
新しくできた火葬場でも成立しますか?
NO! これでは成立しないです!
死が二人を分かつ時まで離れない、を実行しましたか?
NO! でも夫はこう思っていました
夫と妻は、駆け落ちしましたか?
NO
夫の父親は同じ墓に入ろうと言いましたか?
NO
29の解答は,「死に目の言葉」ではなく「死に目に言葉」で良いですか?
YES! 日本語が不自由ですんません…w
夫の父親は息子の結婚に反対していたため、きちんと添い遂げたことを証明しに行きますか?
NO
夫の父が言った台詞は重要ですか?
YES! 特定の必要はありません
夫の父親は、妻に先立たれましたか?
NO
32は、夫の父親が火葬された火葬場でのみ成立する、という意味ですか?
答え
このまま二人、施設で別々に死ぬのならば…お前とともに最期を迎えたいんだ。
そう切り出したのは、夫の誠だった。
妻は目をゆっくりと閉じ、
「ええ、かまいませんよ。」
夫の決意に答え、さらに続けた。
「死ぬのは構わないのだけれど、ただ、汚いのはいやだわ。」
彼女の意外すぎた質問に誠は笑った。
「はは、それはどういうことだ?」
「首をつったりするとそそうをするって聞いたの。そういうのは嫌だなって…。」
綺麗好きな一子らしいな、と誠は笑みを浮かべた。
ただ、彼の中でもう方法だけは、随分と前から考えてあるものが一つあるのだ。
「ああ、なるほどなぁ。でももう方法は考えておる。」
「ふふっ…あなたは昔っから物事を決めるのが早くって助かってしまいますね。けれど二人で死ぬには大変ですし…一体どうするのですか?」
一子は旅行を楽しみにする子どものような声色で誠へ相槌を打っていく。
「あの使われていない火葬場を使おうと思ってな。」
「田畑の真ん中にある、あの?」
「そうだ。昔親父が言っていたんだ…生まれた土地で、その土を耕して、実りを食べ育ち、老いて死んだら先祖代々の土地の真ん中で火葬して、灰になって土に還る。わしも親父も少々詩めいてるが…」
「いいえ…そういう考え私も大好きですよ。それに貴方のことだから、ここまで決めてあるのなら、死ぬ日時やもう色々な手続きは済ませてあるのでしょうね。」
「ああ、わしらには子どももいないし財産は村にあるお寺へ寄付することにした。日時なんだが…結婚記念日は、どうだろうか?」
彼女はきょとん、としながらも段々と頬が染まっていき優しく微笑んだ。
「な、なんだ、恥ずかしいか!?」
「いいえ、男の人って女の人より何倍もロマンチストだなぁ、と思っただけですよ。」
「け、結婚記念日ならばあと一ヶ月くらいあるしいいだろうと思っただけだ!特に意味など…」
「わかっていますってば、もう…ふふふっ」
―そして、結婚記念日の当日―
「おはようございます、まことさん。」
「おはよう、一子。」
こうして二人の最期の日は始まった。
―午前9時 妻の作った朝食を食べながら談笑―
「あらあの時はこうじゃなかった?」
「なにを言う…こうじゃなくてああだっただろう?」
「じゃあ貴方がそう言うのならばそうかもしれませんねぇ…」
「確かにああだったと思うが…」
―午前10時 庭の草むしり―
―正午12時半 行きつけの蕎麦屋にて妻の好物の天丼セット、私の好物かつ丼セットを半々ずつ分け合う―
「やはりここのお蕎麦と天丼は美味しいですねぇ。」
「ここのことだけは、少々名残惜しくなってしまうな。」
「きっと向こうでもおいしいもの食べられますよ。」
「はは、一子らしいのう。」
―午後10時までに最期の家の整理を終える―
「ふう、こんなもんかしら。あら…もうこんな時間。」
「こっちも整理が終わったぞ。おにぎりを握ってきた、最期の晩賛…食べよう。」
「まあ、誠さんの料理だなんて…贅沢ですね。このおむすび、とーってもおいしいですよ!」
「この為に新米買っておいたんだ。…確かにうまいな。我ながらいい出来だな。」
―新炭で荼毘の準備をする―
―その間、妻は静かにその時を待ってもらう―
準備は、整った。
誠はおとぎ話の1ページのように、一子へ傅いて結婚指輪をもう一度、はめなおした。
「さあ、行こうか。」
「ええ…」
窯の中は、灯油のにおいが充満していた。
「…臭いな。やはり毛布に灯油をしみこませたのは、失敗だったか。」
「これから死ぬのに、臭いことを気にしても仕方がないわ…それよりも、この世の終わりのように、ここは暗いわ。」
「そうだな。でもすぐ明るくなるさ…。そう言えば、一子お前睡眠薬は…?」
「飲んでいないわ、貴方だけに苦しい思いはさせたくないの。」
「…そうか。」
「どうかしたのですか?」
「その、不謹慎なんだが、うれしいんだ。前にも言ったが…お前と二人でこの土地に還ることができるのが。」
彼は中学生のように、照れ隠しをしながら答えた。
「もう…最期まで、あなたらしいわ…。」
彼女は涙をためながら呟いた。
「一子、ありがとう、愛している」
「誠さんこそ、ありがとうございました、愛しています」
彼は、長年愛用していたライターに火を灯すとゆっくり毛布へ近づけた。
―午前0時半 点火する。 さようなら―
参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。
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