ウミガメのスープ

Ⅳ Emperor<Present for…>

作者: ツォン


日頃、男は傲慢で傍若無人な態度を取り続けてきた男。

不幸にも、女から大切なものを譲り受けたせいで、他人の倍以上、苦しむ事になった。

一体どういうこと?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

男は、意図して女の大切なものを譲り受けましたか?

男にとってはノー、予想外でした。

結婚した相手に連れ子がいて、生活費をたくさん稼がなくてはいけなくなりましたか?

ノーです

女から借金を背負わされましたか?

ノーです。

男はニートですか?

ノーです。

男はニートですか?

ノーです。

大切なものは、形がありますか?

ノーです。

女でないと成立しませんか?

ノーです

核心女の寿命をもらって、苦しい人生を倍生きなければならなかったですか?

おみごと!ナイススナイプ!

非現実要素はありますか?

イエス!

非現実要素はありますか?

イエス!

ノンフィクション要素ありますか?

イエス?

答え


治の病にかかった王は、ある日面会に来た女に言われた。

「王よ、私達の陳情は、聞き入れてもらえないわけですね。」

「ゴホッ、ゴホッ。…この病を治すためじゃ。貴様らごとき民どもの生活なんぞと比較するな。」

咳が止まらずイラついていた王は、辛らつな言葉をみすぼらしい姿のその女に投げつけた。

「…分かりました。死神よ、頼みます。」

女は首に巻いていたスカーフを解いて、胸元に刻まれた紋章に触れた。

『承知した。お前の寿命をそこの男に移し変えるのだな。』

「…なんだと?どういう事だ!?」

「これで、お前は私の寿命の残量、ざっと50年以上その病の身体で生き続けなければならなくなったわ!」

そう、女が死神に願ったのは、寿命の譲渡と自殺の封印。

決して治らない病気を持ったまま、自殺する事も叶わず、寿命まで生き続けるのだ。

「お前も民の苦しみを、少しでも味わうがいい!!」

女はそう吐き捨て、直後、女の身体は歪み、死神の口らしき黒い空洞に吸い込まれていった。

『…契約は成った。寿命を迎えたら、迎えに来よう。楽しみにしておくぞ』

死神もそういい残して、消えた。

「う、うわあああああああああああああああああああああっ!!!!!」

絶望。

その一言を越える、彼をあらわす言葉は、ない。

*発想の肯定
「皇帝」→「支配者」→「ジャイアニズム(お前のものは俺のもの)」→「寿命のロウソクもお前のものなんだな?」
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