どきどき、そわそわ
彼女が家に来る!
彼女からの電話を切った僕は、どきどきする胸を押さえつつ、丹念に部屋を掃除した。続いて、彼女の好きな料理をいっぱい作る。
そして、仕上げとばかりに、ひたすらメール画面に文字を打ち込み始めた。
どういうことだろう。
彼女からの電話を切った僕は、どきどきする胸を押さえつつ、丹念に部屋を掃除した。続いて、彼女の好きな料理をいっぱい作る。
そして、仕上げとばかりに、ひたすらメール画面に文字を打ち込み始めた。
どういうことだろう。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
はい
彼女と僕は恋人同士ですか?
yes!
いいえ
心臓は関係してますか?
no!
はい
彼女は僕の恋人ですか?
yes!
いいえ
メールはその後送信されますか?
no!
はい
彼女は人間ですか?
yes!
はい
彼女・僕以外に登場人物はいますか?
yes? 解説に直接の登場はしませんが、なくてはならない重要人物がいます!
いいえ
メール画面に文字を打ち込んだのは彼女にメールを送るためですか?
no!
?
★
核心予測変換で浮気がバレないように工作しますか?
う…正解です!
はい
「僕」は浮気をしていますか?
yes!
いいえ
彼女が家に来るときに、浮気相手が同時に家に来ないようにメールを打ちますか?
no!
はい
★
核心>ヒント 掃除は証拠隠滅、料理は匂い消しますか?
yes!完璧です。m(__)m
いいえ
カニバリますか?
no!さすがにその一線は超えなかったようです笑
はい
★
核心掃除は床に落ちた浮気相手の髪の毛を隠しますか?
yes!
答え
浮気相手が帰った直後、本命の彼女から電話がきた。なんでも、彼女は僕の浮気を疑っているらしい。必死に身の潔白を主張するも、彼女の疑いは晴れない。それどころか、今から家に来ると言い出す始末。非常にまずい。彼女が到着するまであと二時間しかない。
焦った僕は、浮気の痕跡を消すため、部屋を素早く、徹底的に磨きあげた。
しかし、浮気相手の香水の匂いを消すため、消臭スプレーをしただけでは、却って清浄すぎる空気に気づかれるおそれがある。そこで僕は、ご機嫌とりも兼ねて料理を作り、その匂いでごまかすことにした。幸い、彼女の好きな料理は匂いの強いものが多かった。
掃除と料理が終わり、彼女の到着まであと十五分。
ほっと一息ついた僕は、非常にまずいことに気がついた。
(メールの予測変換……)
先ほどの電話の流れからすれば、ほぼ間違いなく、彼女は僕に携帯電話の提示を求めるだろう。
メール等は削除すれば問題ない。しかし、予測変換を完全に削除などすれば、怪しんでくださいと言っているようなものである。
とりあえず、『あ』と打ち込んでみた。『愛してる』が出た。まあ、これは彼女にもメールで言っていることなので。
次に、『か』。すると、出てきた言葉は、『彼女いないから』『彼女出張だから』、さらには、『か』から始まる浮気相手の名前を含んだ文がずらり。
慌てた僕は、ひたすら思いつく限りの『か』から始まる言葉をメールに打ち込み、予測変換欄からまずい言葉を排除した。
焦った僕は、浮気の痕跡を消すため、部屋を素早く、徹底的に磨きあげた。
しかし、浮気相手の香水の匂いを消すため、消臭スプレーをしただけでは、却って清浄すぎる空気に気づかれるおそれがある。そこで僕は、ご機嫌とりも兼ねて料理を作り、その匂いでごまかすことにした。幸い、彼女の好きな料理は匂いの強いものが多かった。
掃除と料理が終わり、彼女の到着まであと十五分。
ほっと一息ついた僕は、非常にまずいことに気がついた。
(メールの予測変換……)
先ほどの電話の流れからすれば、ほぼ間違いなく、彼女は僕に携帯電話の提示を求めるだろう。
メール等は削除すれば問題ない。しかし、予測変換を完全に削除などすれば、怪しんでくださいと言っているようなものである。
とりあえず、『あ』と打ち込んでみた。『愛してる』が出た。まあ、これは彼女にもメールで言っていることなので。
次に、『か』。すると、出てきた言葉は、『彼女いないから』『彼女出張だから』、さらには、『か』から始まる浮気相手の名前を含んだ文がずらり。
慌てた僕は、ひたすら思いつく限りの『か』から始まる言葉をメールに打ち込み、予測変換欄からまずい言葉を排除した。
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