ウミガメのスープ

恋に朽ちなむ

作者: 牛削り

ボクシング部のゴウキ先輩と両想いであることを知ったモエは、それゆえ急に、
明日の試合でゴウキ先輩が負けてしまうのではないかと不安になった。
どういうことだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

モエは両想いだということを、ゴウキ先輩から直接教えてもらいましたか?

yes!

核心モエはゴウキ先輩の持ち物である【お守り】の中を覗き見ることで、ゴウキ先輩が自分を好きだということを知ったので、自分がお守りの中身を見たせいでお守りの効果がなくなるのではないかと心配しましたか?

ちょwww

答え

ボクシング部のゴウキ先輩に憧れていたモエ。
大事な試合を翌日に控えた先輩に、手作りの御守りを渡した。

「先輩、明日、頑張ってくださいね」
「ん、おう、サンキュな!」
ゴウキ先輩は御守りを受け取り、そのまま道場へ走って行った。
一世一代の勇気をふり絞ったモエ、ちょっとだけ先輩の手に触れてしまった小指が、いつまでも熱かった。

御守りには小さな紙に書いたメッセージを入れてある。
尊敬する気持ち、幸運を祈る気持ち、そして大好きだという気持ち……。
先輩がそれを身につけて頑張ってくれたら、どんなに幸せだろう。

その晩、ゴウキ先輩から電話がかかってきた。
以前に事務的なことで関わって連絡先だけは知っていたのだが、電話で話すのは初めてだった。

「は、はい、モエです」
「あ、えと、ゴウキです。ボクシング部の」
先輩が普段と違って少しおどおどしているのに気がついた。

「あのさ、モエ、さん。俺も、その、モエさんのこと、実は少し、気になってたんだ」
「え……」
「それで、もしよかったらだけど、今度映画でも行きませんか?」

心臓が飛び出すんじゃないかと思った。
モエはしばらく、息をするのを忘れた。

「もしもし? モエさん?」
「あ、はい。もちろん、喜んで!」

しかし、とモエは思う。
こういう電話を掛けてくるということは、ゴウキ先輩は御守りを開けてしまったということである。
御守りを開けるとバチが当たると聞く。

明日の試合、大丈夫かなあと心配になるモエであった。


【要約解説】
明日の試合で勝てるよう、手作りの御守りをプレゼントしたモエ。
中には愛のメッセージを入れておいたのだが、ゴウキ先輩はそれを試合前に開けて見てしまった。
御守りは開けてしまうとバチが当たるとよく言うので、モエは不安になった。

— 瞬殺されたって自信作なんです。

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